Tomotubby’s Travel Blog

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武藤敬司社長「Bond 21」に出演!

2003-12-10 | 映画・ロケ地訪問
新日本プロレスの武藤敬司社長が、次回の007シリーズ、つまり第21作、通称「Bond 21」に出演することが当確したらしいです。新聞によりますと、東映の草薙専務がニューヨーク滞在時に、007シリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリと会い、彼女が「Bond 21」に出演する日本人俳優を探していることを知って、その場で武藤を推したそうです。後日、バーバラ宛てに、武藤主演の任侠映画「北海の虎 望郷」のビデオなどを送ったところ、バーバラが乗気となり、武藤の出演がほぼ決定したとのことです。「Bond 21」は、2005年にクランクイン予定で、その時点で50歳代に突入するピアース・ブロスナンにとって最期の出演作と噂されていますが、未だシナリオは完成していません。

このところ「Tomorrow Never Dies」「The World is Not Enough」「Die Another Day」と、レイモンド・ベンスンの原作が立て続けに映画化されていますが、私は「Bond 21」が、彼の、日本を舞台にした作品「The Man with the Red Tatoo」(2002年)を映画化したものではないかとひそかに期待しています。この作品は2003年11月に「007/赤い刺青の男」の題名でハヤカワ・ミステリとして邦訳が刊行されています。

バーバラ・ブロッコリは、007シリーズ第1作「007/ドクター・ノオ」からのプロデューサーであったアルバート・R・ブロッコリの次女です。アルバートは、アメリカに野菜のブロッコリを紹介したバスカーレ・デ・チッコの甥で、野菜の名がファミリー・ネームに残ったといいます。休暇でハリウッドを訪れたアルバートは、そのまま映画界に入って活躍し、1960年にはイオン・プロを設立しました。そして1962年にユナイテッド・アーティスツから「007/ドクター・ノオ」の制作を請負い、以来、シリーズ16本を制作しました。アルバートの死後、17作目の「007/ゴールデンアイ」(1995)からは、スタッフであったバーバラが制作を担当しています。

Tomotubbyは、実はプロレスについてあんまり詳しくありません。むしろ「スキンヘッドに髭をたくわえ腰を引き気味にリングに登場する武藤選手」のモノマネのうまい神無月のファンであります。彼の出演したTV番組はビデオに録画してあり、時々観るのですが、何度観ても笑えます。(太田プロのホームページには書いてないけど、高見盛関や原監督なんかもモノマネのレパートリーに加わっています)


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