Tomotubby’s Travel Blog

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ついに見つけた「同記 安平豆花」(台南小吃食べ歩き1)

2007-02-27 | Asia 「圓」な旅
暮れなずむ春の日、田んぼを突っ切って延びる道を「安平豆花」のお店を探し求めて歩いていると、前方に野良犬が二匹いてこちらを窺っていました。「安平樹屋」でも大きな犬に追いかけられて怖かったのですが、今度は両側が田んぼ、前方に立ち塞がれたりすると逃げ場がないだけに怖いのです。幸い、今回の犬たちは臆病な性質で、暫くすると逃げるように去っていきました。一難さってまた一難の台南です。しかしこの道はバスが走っていたのでバス道のようなのですが、犬が佇んでいるくらいに交通量はたいしたことがありません。こんな場所に伝説の豆花のお店があるのでしょうか?

道沿いに建物が固まって建つ場所まで辿り着いたとき、看板に灯が点りました。何かのお店がありそうな気配です。茶色い看板「松霖茶坊」の向こうに赤い看板を発見!! 「同記 安平豆花」です。諦めかけていただけに、喜びヒトシオです。

ヽ(・∀・)ノ ヤター


「同記 安平豆花」発見です。後で見つけたのですが、後ろの方に「黒豆花」という看板が見えます。どんなものなんだろう。

中に入ると「同記 安平豆花」のお店は、「松霖茶坊」のお店と繋がっていて、経営が同じようです。早速「豆花」をオーダー。こうなったら「原味豆花」と「紅豆豆花」と「檸檬豆花」を大人買いするぞぉ。


こんなに食べるの?と驚くおばさん


左から「檸檬豆花」「原味豆花」「紅豆豆花」

「原味豆花」が基本形で、そこに小豆の餡子をトッピングしたのが「紅豆豆花」、「檸檬豆花」は蜜がさっぱりレモン味なのです。他に黒タピオカの入った「珍珠豆花」のメニューもあります。お味の方ですが、流石に伝説的スイーツだけあって、今までに食した豆花の中では最高に美味しかったです。

まず豆花自体にいやな(古い?)豆腐の匂いがまったくなく、それでいて仄かに大豆の香りがするのです。食感は絹豆腐より少し固めのプルプル。そして蜜が、他のどの豆花とも違うのです。甘すぎず、薄すぎず。トッピングは不要かもしれません。トッピングで味を誤魔化さず、豆花本来の味と蜜だけで勝負できるのです。やはり説明は難しいですね。やはり足を運んで味わうしかないのかも。


同記 安平豆花 Anping Bean Jelly
地址: 台南市安平區安北路433號 (Map)←これがあれば迷わない
電話: (06)391-5385,5057
網址: http://www.tongji.com.tw/
http://hipage.hinet.net/anping-bean-jelly
營業時間:9:00AM ~ 11:00PM

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この記事をエントリーした後、「同記 安平豆花」のことを書かれた「うましうまもブログ!!」というブログを見つけました。そこに書いてある情報では、台南のデパート、新光三越新天地のフードコートに「同記 安平豆花」の支店があるとのことです。新光三越新天地って、よーく考えたら Tomotubby が泊まったホテルの隣にありました。「灯台下暗し」とはこのことだぁ。台南を発つ前にデパートの中をうろうろしてたんですが、こんな店があることを知っていたら、最後にもう一回食べたんだけどな...。というか、ホテルのコンシェルジュ、教えてくれよな。


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2 コメント

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おめでとうございます~ (kadoorie-ave)
2007-03-02 01:16:26
安平豆花到達おめでとうございます!!いやぁ~本当によかったです。でも、>絹豆腐より固めのプルプル・・・というのは体験しないとわかりませんねえ!はかなく口で消える感じではないのですね?どんなのだろう。ああ、気になる。
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表現がへたくそですみません (tomotubby)
2007-03-02 21:15:19
見た目絹豆腐より少し固めで崩れにくいけど、
口の中に入れるとやわらかくて崩れていくような...
表現がへたくそですみません。

糖朝のみたいに豆腐くさくないし、
よくある缶詰の生姜のきついのとも違うし、
やはりここのは特別です。
小野寺さんもゼッタイ気に入られると思います。
きっと台南の街も気に入られるでしょう。
台南と廈門のいいガイドブックがないので、
小野寺さんのイラスト・ルポ入りの本があれば
いいのになあ。
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