香港の中華料理店ではカップルを対象とした少なめのコースメニューがあり「二人世界」などと呼ばれていて羨ましい限りであるが、今回の Pet の飲茶は、いうなれば「一人世界」である。ほっといてくれ。「独人世界」と書いても格好いいが、自分たちの溜り場ではないかと勘違いする馬鹿なドイツ人がいると困るな、などと考えながら肉饅頭を食べていたら、怖い話を思い出してしまった。確かこの地マカオで本当にあった話である。
記憶が定かではないが、だいたい、こんな話。マカオの海岸、恐らくコロアネ島の黒沙海灘だったかで潮干狩りをしていた子供が人間の手首を見つける。警察は手首の指紋から、美味しい肉饅頭が評判の、とある中華料理店の店主を怪しむ。店はもともと子沢山の大家族で経営されていたが、大家族が忽然と姿を消した後、店の雇われ料理人であった現店主が商売を続けているのであった。警察は現店主に雇い主家族を殺したことを自供させようと、別件逮捕のうえ拷問にかける(ひぇ~警察がそんなことしていいのか?)。そして店主は遂に拷問に屈して、死体をミンチにして肉饅頭の具にしていたことを供述する。店主は、監獄の中で同室の囚人たちからリンチを受けたため、独房に移されるが、狭苦しい「一人世界」で悪夢にうなされ、しまいには自殺してしまう...
これは、怪優 黄秋生(アンソニー・ウォン)が店主を演じた映画「八仙飯店之人肉叉焼飽(邦題:八仙飯店之人肉饅頭)」のストーリーである。全編暴力に満ちた救われない内容であるが、彼はこの映画の怪演で香港電影金像獎最佳男主角(香港アカデミー賞最優秀主演男優賞)を受賞している。
記憶が定かではないが、だいたい、こんな話。マカオの海岸、恐らくコロアネ島の黒沙海灘だったかで潮干狩りをしていた子供が人間の手首を見つける。警察は手首の指紋から、美味しい肉饅頭が評判の、とある中華料理店の店主を怪しむ。店はもともと子沢山の大家族で経営されていたが、大家族が忽然と姿を消した後、店の雇われ料理人であった現店主が商売を続けているのであった。警察は現店主に雇い主家族を殺したことを自供させようと、別件逮捕のうえ拷問にかける(ひぇ~警察がそんなことしていいのか?)。そして店主は遂に拷問に屈して、死体をミンチにして肉饅頭の具にしていたことを供述する。店主は、監獄の中で同室の囚人たちからリンチを受けたため、独房に移されるが、狭苦しい「一人世界」で悪夢にうなされ、しまいには自殺してしまう...
これは、怪優 黄秋生(アンソニー・ウォン)が店主を演じた映画「八仙飯店之人肉叉焼飽(邦題:八仙飯店之人肉饅頭)」のストーリーである。全編暴力に満ちた救われない内容であるが、彼はこの映画の怪演で香港電影金像獎最佳男主角(香港アカデミー賞最優秀主演男優賞)を受賞している。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます