All motion is just another way of stopping
The future that always
ends itself by being
the future again
returns always to be
the past again
あらゆる動きは止まりかたの一変形にすぎない
未来はいつも
ふたたび未来となることで
完結し
帰ってゆく、いつも
ふたたび過去となって
The future that always
ends itself by being
the future again
returns always to be
the past again
Richard Brautigan
Michi Tanaka home
here in Tokyo
on a May night
1983
あらゆる動きは止まりかたの一変形にすぎない
未来はいつも
ふたたび未来となることで
完結し
帰ってゆく、いつも
ふたたび過去となって
リチャード・ブローティガン
ここ東京の
田中未知の家で
ある五月の夜
1983年
(訳・谷川俊太郎)
表紙の(犀の)晶文社の本で、読んだような気がしますが、実はあまり覚えてないのです。
このブローティガンの詩(のようなもの)は、「田中未知の家で ある五月の夜 1983」というくだりから、寺山修司を追悼したものだとわかるのですが、here in Tokyo とあることから葬式に列席していたのかもしれません。彼は日本の短詩に関心を持っていたようで、詩集を読んでみたくなりました。
彼は、翌1984年の秋、自宅でピストル自殺しています。
小林信彦。大好きな作家です。文庫を漁って呼んだオヨヨ大統領シリーズ、唐獅子シリーズから、最近の東京を舞台にした小説まで...最近も日本の喜劇人欲しくてしかたないんですが。「小説世界のロビンソン」は未読です。今度探してみます。
国枝史郎の方は実家に全集があるので拾い読みしました。半村良「妖星伝」みたいな雰囲気。
ちくま文庫のもすでに絶版状態のようですが、新品にこだわらなければ入手は簡単そうです。僕は富士見書房の文庫で読みました。長いですが面白いですよー。いろいろ言いたいですが、これから読むかもしれない方に何を言うのもはばかられる気がしますので、やめておきます。
ところで「妖星伝」なんですが、これまた大好きです(笑)
どんどんブローティガンからずれてきちゃいましたね。ごめんなさい。
なんだかうれしい。
妖星伝は横尾忠則の装丁が欲しくてハードカバーを
見つけて読みました。ジャケ買いです。
活字が紫とか色つきで
色盲(←ワープロ変換できないから差別語のようです)
の人にはきついんじゃないか。と思いました。
半村良は嘘部シリーズも大好きです。
国枝史郎の文庫本というのが昔あったそうで、
やはり横尾忠則が装丁をしていたそうで、一度
見てみたいです。