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21世紀はムスリムの世紀

2006-04-28 | Asia 「圓」な旅
ブリタニカ国際年鑑によると、世界の宗教人口(1998年)の内訳は
宗教 人口(1998年) 割合 人口(2003年) 割合
キリスト教 19億7418万人 33.0% 20億6988万人 32.9%
イスラム教 11億5511万人 19.3% 12億5422万人 19.9%
ヒンドゥー教 7億9903万人 13.4% 8億3726万人 13.3%
中国民間宗教 3億8163万人 6.4% 3億9811万人 6.3%
仏教 3億5627万人 6.0% 3億7297万人 5.9%
土着の宗教 2億2542万人 3.8% 2億3810万人 3.3%
新宗教 1億141万人 1.7% 1億0511万人 1.7%
シーク教 2284万人 0.4% 2430万人 0.4%
ユダヤ教 1431万人 0.2% 1455万人 0.2%
他(無宗教含む) 9億4820万人 15.8% 15.6%
このように、キリスト教徒は二位イスラム教徒を大きく引き離して一位に君臨していますが、イスラムを特集していた「NEUTRAL」創刊号(2004年)に載せられていた処では、イスラム教の分布している場所を人口の多い国順に並べると
国家 人口 総人口比
インドネシア 1億9000万人 95%
インド 1億4196万人 14%
パキスタン 1億3336万人 97%
バングラデシュ 1億180万人 85%
トルコ 6554万人 99.8%
イラン 6496万人 99%
エジプト 6426万人 94%
ナイジェリア 6167万人 50%
中国 3155万人 2.5%
アルジェリア 3088万人 99%

上位はアジア、アフリカの人口急増国に多いことがわかります。いずれは総人口比が減っているキリスト教を追い抜かして一位になることが予想され、ある意味、21世紀はムスリムが世界を動かす時代になるように思えます。イスラム教というと、つい発祥の地、中東のアラブ世界をイメージしがちですが、インドや中国などイスラム教が少数派である国に多くの信者がいるなど実情はかなり多様化しているようです。



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