囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

先ずは、事実を知ることから・・・・!

2016-01-26 21:55:55 | 憲法9条、大好き!
埼玉平和委員会が主催した”「戦争する国」ストップ!自衛隊基地強化反対! 1.26緊急学習決起集会”と言ういかめしい名前の集まりに参加しました。私の住む所沢市の防衛大学病院、お隣の入間市では自衛隊入間基地の機能が強化されるだけでなく、新たに狭山市に自衛隊の野戦病院を作る計画があると言うのです。正に、昨年9月、自公政権が国民の反対を押し切って国会を通過させた憲法違反の「戦争法」を先取りする事態が起きています。
そんなことから、お隣の狭山市内で開かれた集会です。

午前10時から、自衛隊入間基地の現地調査会が50人余が参加して行われたそうです。(これには、私は癒合で参加できませんでした)

午後の学習決起集会に参加しました。
最初に、「日米同盟下の戦争国家を許さない展望」と言うテーマで弁護士の内藤功さんが、70分、話しました。
内藤さんは、いわゆる「戦争法」が、すでに日米ガイドラインにもとずき米軍と自衛隊の一体化が具体的にすすんでいる と多くの資料に基づいて説明しました。



そして世界規模で日米が共同して戦争やテロに対処する態勢が出来上がっていることを実証しました。
内藤さんは「戦争する国」と「戦争しない国」の違いを端的にこう表現しました。
若者が戦場でころしころされることを強要される国、と 強要されない国

今、日本はこの「殺し、殺される国」に実体として間もなくなる と警鐘を発していました。

次に埼玉平和委員会代表世話人で狭山市在住の平山武久さんが30分にわたって、自衛隊入間基地の強化と野戦病院建設問題について報告しました。



平山さんは自己紹介の中で、名前の「武久」は1936年に生まれたとき「武運長久」を願ってつけられたこと、当時は家族全員が武運長久を願っていたので、正に戦争時代の申し子にふさわしい名前になってしまった と述べていました。

入間基地に隣接する「留保地」に自衛隊病院=野戦病院を建設する計画が具体化しつつあるとその実態を報告しました。



場所は、東町川留保地28haに作る計画だそうです。海外で自衛隊などの負傷者が出た場合には自衛隊機で運び、着陸した飛行場の隣に野戦病院を作ることが考えれれている。この病院は市民を診察するためではなく、自衛隊の戦傷者のための病院と述べていました。併せて、所沢の自衛隊病院も有事になれば一般市民は排除され、自衛隊などの戦病者だけの病院になるだろうと述べていました。

「戦争法」を先取りして、自公政権が着々と、戦時体制に即応した基地強化、自衛隊病院を目論んでいるが、その実態が広く知られていないのが一番の問題だ と述べていました。

自分たちの住む町が「戦争法」で具体的にどう変えられようとしているのか、広く市民に知らせて、「戦争する国造り」をいかにしてくい止めるかを真剣に考えるべきだ と述べました。

今日の学習会は、その為の第一歩に過ぎず、これからの粘り強い運動の重要性を痛感しました。

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