経営者フォーラム 東京ランド株式会社

借金たっぷり真っ赤な赤字企業でも破産も倒産も夜逃げも無用です。一人で悩んでいないで私たちに相談してください。

借金コロガシ 第 5 章 破産と破綻と倒産の違い

2017年01月22日 | 著書
破綻はハタンと読みます。ある講演で司会者がハジョウ、ハジョウと繰り返
すので、講師である私は大変困りました。銀行は不渡り倒産したのではなく「破
綻」が相次いでいましたが、多くの人は「ハタン」の意味が解らなかったので
す。日本語の漢字には、音読みと訓読みの2 種類があることは皆さんご承知の
とおりです。
「破綻」は、訓読みすると、やぶれ、ほころびる状況を表します。ですから、
「綻」は、文字通り「糸偏」に「定める」と書きます。どんな洋服や着物も布
を糸で縫い合わせます。糸が全部抜けると全ての布はバラバラになり、洋服や
着物の機能を成さなくなります。人間の身体も、神経が機能しなくなると死に
体となります。破綻とは、本来の機能を失った死体を意味するのです。
「破産」は、自己破産とか、債権者申し立て破産とか、に分けられますが、
これは自殺と他殺の違いだと理解するとわかりやすいでしょう。個人破産する
と、現金は99 万円まで、自動車なら時価20 万円以下のものは手元に残ります
が、持ち家(マイホーム)を手放すだけでなく、売掛金全額、預貯金も全額、
生命保険も解約返戻金全額、裁判所の破産財団に属します。
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生活基盤をほぼ全て、裁判所の「破産財団(裁判所指定弁護士)」に差し上
げる代わりに、免責が認められれば、借金はすべてチャラになります。しかし
法律家(弁護士)に破産の申し立てをするか自分で裁判所に直接申し立てしな
ければ、破産にはなりません。
しかし借金を実務的に解決すると破産手続きをする必要はありません。破産
しなくても問題解決する方法はすべて確立されております。学校では教えてく
れない(先生が知らない)実務的手法こそが、この世で最も知らなければばら
ない大変必要な知識なのです。実務は法律を凌駕します。
「倒産」は、正式には不渡り倒産と呼ばれます。不渡りとは、発行済みの手
形を期日に落とせない状況を6 カ月以内に2 回出すことを「不渡り倒産」と言
います。でも手形を使わない個人や法人には不渡り倒産はありません。
手形は大変危険な借用証書なのです。しかし商行為に手形を使わなければ倒
産はありません。不渡りを出すと信用情報紙に載りますから、その後の商行為
はできません。だれも取引相手にしてくれないからです。ですから、手形での
支払(支払手形)も、手形での受取(受取手形)も、しないことが経営の継続
にとって大変重要なことです。倒産したくなければ手形を使わないことです。
さて、商事留置権の話に戻ります。
銀行が売って返せ売って返せと仕掛けた担保物件の暴落で、追加融資のでき
ない銀行と、融資してもらえないデベロッパーと、工事代金が貰えないで引き
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渡しのできない建設会社、三つ巴の紛争で、更に不動産相場は暴落しました。
まだ、バブル崩壊というフレーズが、マスコミに登場する前の空白の3 年間の
ことです。ですから当事者以外デフレ不況のスタート状況をだれも知りません。
この商事留置権をめぐる三つ巴のトラブルが、その後延々と続く不良債権問
題を増大させた切っ掛けとなったのです。銀行が苦しむ原因は、銀行自らがそ
の種を撒いたからなのです。銀行は不良債権を作って、その不良債権で苦しん
でいるのです。これは悲劇でしょうか、喜劇でしょうか。
現場を知らないマスコミが報道しないものですから、誰もが今何が起こって
いるのか、わかりません。でも、破産、倒産、経営者の自殺が急増したのは、
このころからのことです。日本中が貧しくなっていったのもこの頃からなので
す。バブル崩壊以来、ナント、20 年も続いていても真の原因を誰も言いません。
新聞もテレビも銀行が恐ろしいのでしょうか。テレビに向かっては銀行オマエ
が犯人だと言えないのです。
「デフレ不況」が本格化したのも、このころです。困ったことに、学者、評
論家、マスコミの3バカトリオは、デフレの本当の姿を知らないから、「資産
デフレ」と「消費デフレ」を区別して論評したり、報道することができません。
3バカトリオ全員で消費デフレのことだけを取り上げます。消費者物価指数
が下がったとか、スーパーマーケットで値下げ合戦をしているとか、牛丼がま
た安くなって、消費者の財布の紐が固くなったとか、彼らはその現象のみを追
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いかけていました。
大事なのは現象より本質なのです。本質は資産デフレなのです。株価の暴落、
土地の暴落が、消費デフレを招いたのです。資産デフレをストップするにはど
うしたらよいのかの議論は全くありません。バブル崩壊から20 年近く経った
今でも、議論はありません。その原因は銀行にあるという人は、誰もいません。
よほど銀行が怖いのでしょう。カネの元締めだからなのでしょうか。
銀行は相変わらず、売って返さないと差し押さえするぞ、競売になるぞと、
返済に窮した元資産家や、住宅ローンの滞納をしたサラリーマンを脅迫してい
ます。資産家は株と土地の暴落で「元」資産家になってしまったのです。脅迫
されている元資産家は「いつも自殺することを考えています」と訴えています。
自殺者も急増しました。死んだ人は私のところに相談には来ません。でも、
自殺者の遺族(未亡人や遺児)は続々とやって来て、「私たちは保証人として
破産手続きしなければいけないのでしょうか」「すぐ家を出ていかなければい
けないのでしょうか」という相談者が、次々とやってまいります。全員が銀行
やサラ金に返済できなくなった人々です。金融業が商売あがったりの状態にな
ってしまったのです。
「破産も、倒産も、夜逃げも、一切する必要はありません。解決策はすべて
あります。それをお話しましょう。」と、申し上げてきました。バブル崩壊20
年も経って新しい事態が生じて来ました。金融業者が全員困ってしまったので
す。政府の応援を得て不良債権処理に全力を挙げ皆で揃って取立て屋がやって
いたのに、金貸し不信から誰も借りない貸せない状態で金融業自身がハタンの
危機に直面してきたからです。
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実務家通信16号

2017年01月22日 | 日記・エッセイ・コラム
嘘(みてくれ・表向き)の数値
超一流に学ぶ人生訓(ペンネームアラン著者「幸福論」より)
意気消沈・思い通りに行かない時・・・自分の意志でコントロールは困難ですね、体を動かすと良い「運動を伝える筋肉だけが、意思で自由になる唯一の部分だから」

歴史の偉人から学ぶ
すべての荒蕪を開く(二宮尊徳「二宮翁夜話」より)
 翁のことばに、わが道は、荒蕪を開くのを務めとする。ところで、その荒蕪には幾つかの種類がある。田畑が実際に荒れてしまった荒地もある。借財がかさんで持ち高を利息のために取られ、持ち高はあっても利益が無くなってしまったものもある。これは国にとって生地であって本人にとっては荒地だ。また、やせ土の粗末な田で、年貢や反別割だけの収穫しかなく、本人の利益のない田地がある。これはお上のための生地で、下のためには荒地だ。また、資産もあり財力もあるのに国家のためになることをせず、いたずらに驕奢にふけって財産を費やするものがある。国家のために最も大きな荒蕪だ。それから、知恵もあり財産もあるのに学問もせず、国家のためも思わないで、琴三味線や碁将棋・書画などもてあそんで生涯を送るものがある。世の中のために最も惜しむ荒蕪だ。なお、身体強壮なのに、仕事に努めず、なまけてばくちの日を送っているのがある。これまた自他のための荒蕪だ。これらの数種の荒蕪のうちで、心田の荒蕪の損失がある国家のために一番大きい。その次に田畑山林の荒蕪だ。いずれも、努めて起こさねばならない。この幾つもの荒蕪を起こして、ことごとく国家のために供するのが、わが道の務めなのだ。「むかしより 人の捨てざる無き者を 拾い集めて民に与えん」。これが私の志なのだ。

読み込むと、時代が変わり、経済の仕組みと用語が大きく変わってはいますが、人の心と行動は不変であることが読み取れます。
この文章から、事業再興のヒントは「業態」「債務超過」「損益分岐点」「経営怠慢」「浪費」「開拓」など自社の現実を見つめ直し、自身が「心」と「考え方」はポジティブに持ち、「努力」おしまず、過去に埋もれてしまっている経験とノウハウを思い越し、実行することが再興への道だと感じました。
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実務家通信15号

2016年12月26日 | 日記・エッセイ・コラム
嘘(みてくれ・表向き)の数値
実績のない配当を株主に配り株価を維持する上場企業が過去にありました。
我々も胸に手を当ててみましょう・・・
健康診断数日前から食事制限や禁酒やウォークキングや早寝早起きを行った覚
えがある方も多いと思います。
血液は急性疾患以外では数日間で数値が変わることはないそうですが、検査数
値を良くしようと姑息な手段を考えるのが我が常ですね!
身体細胞組織も企業経営も短期で劇的に変わることはないことが分かっていて
もつい悪習慣を続けてしまうのが人間です。
また間違えた知識で悪習慣を絶とうとしても違う疾患が襲ってきてしまいます。
企業経営も然りです。
追加融資や受注のために悪意が無く数値の改ざんなどが横行しているようです。
自ら(家族・従業員)のために売上・仕入原価・一般経費・販売管理費など事実に基づいた管理会計を行うことを切に希望します。
勇気を持ち現実を知り・事実に基づいた経営を行うことが企業復興及び企業継続には欠かせないことであると二宮尊徳翁・松下幸之助翁・高橋荒太郎翁などの書籍から読み取ることが出来ます。
二宮尊徳翁の復興手法は、復興を請負う諸藩の過去10年間の収支記録から分度(平均値)を割り出し、藩主(社長)に悪習を絶たせ再興するための収支計画を立案し徹底的に実行することで荒廃した村々を復興させました。
なぜこの様なことを書くというと私の身体に異常が起き横になって考えていた時の想いと相談企業の事情が重なったのです。※座っていることが出来ません。
私は過去(暴飲暴食)の悪習により一定よりウエイトオーバーになると疾病が起きていることに気が付きました。※脳梗塞・蜂窩織炎(感染症)
レッド数値になると気が付いて悪習を絶っても潜伏している疾病は発病してしまうのです。
企業も同じであることに気が付いたので、心当たりのある方は即日改善策を考え実行されることを切に願います。
天皇陛下も気が付かれたので「退位」をお考えになられたのだと思います。
悪習☞ウエイトオーバー(肥満)☞腰痛☞坐骨神経痛☞椎間板ヘルニアでした。
腰痛・肩こり・ひざなど(関節)痛は関節のストレスが原因と悟り改善実行中
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借金コロガシ 第 4 章 崩壊の原因を作った「覚える人々」

2016年10月28日 | 著書
バブル崩壊の原因を作ったのは、経済無策の政治家、経済官僚とその指示に
従った実行犯としての銀行にあるのです。そして、不良債権処理の現場を全く
報道しないマスコミにこそ、本当の責任があります。あるいは、報道しないよ
うにどこからか指示されているのかもしれません。この世は分からないことだ
らけなのです。
権力者が打ち出した「総量規制」が契機となって、その後長々と続く不景気、
破産、倒産、競売を招きました。その結果、自殺、失業、犯罪が激増しました。
どこかにこの世の不幸を喜ぶ悪魔がいるのかも知れません。
銀行からは「借金を返せないならば、土地を売って返しなさい。株を売って
返しなさい。生命保険を解約して返しなさい。子供を私立高校から公立高校に
転校させなさい」と強要されました。そして、土地は暴落、株価も暴落。命の
保証さえなくなった国民は銀行の脅迫から脱出する方法を考える人になって
いたのです。
マスコミはこれを未だに、某作家が表現した「失われた10年」を使ってい
ますが、もう「失われた20年」になるのです。マスコミの無能さは、これ一
つとっても理解できます。20 年経っても失われた原因が解らないのです。
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2009 年(平成21 年)正月、オバマ氏がアメリカ大統領に就任すると、その
直後、日本旧政権の首相も財務大臣も相次いで訪米し、オバマ大統領やガイト
ナー財務長官に面会し、「日本には不良債権問題を解決した経験があります。
おおいに参考にしてもらいたい。」と申し入れたところ、こう言われたのです。
「日本の経験は、反面教師として学ばさせていただきます。」
日本のマスコミはここまでしか報道していません。なぜ日本の不良債権処理
の経験は反面教師なのか、分析もその背景も真意も報道していません。たぶん
理解できなかったのでしょう。
彼らは全員「ペーパー人間」になってしまっているからです。教科書や参考
書を覚え、ペーパーテストで優秀な成績を修めたペーパー人間は記憶力が抜群
です。本に書かれていることはよく知っているが、書かれていないことはまる
で解りません。テストには出て来ないからです。
彼等は今現在起きていることや、これから起きることには大変苦手です。教
科書や参考書に書かれていないからです。過去には強いが未来には弱いのがペ
ーパー人間の特徴です。彼らは「過去の囚人」なのです。今現在起きているこ
としか新聞には書かれていないから、ニュースペーパーを書いている囚人(と
らわれびと)は現場を取材しても自分の目にしたことしか現場を知らないので
す。目に見えない本質を考えたり語るのは彼等の仕事ではありません。現象の
み追いかけるのが役割であり仕事なのです。
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困ったことに、この国の高学歴者のほとんどがペーパー人間になってしまい
ました。高級官僚は元より、学者、評論家、ジャーナリストの「3バカトリオ」
もペーパー野郎たちに独占されてしまったのです。ここにこそ、現代日本の悲
劇の原点があるのです。高学歴を得ることが将来を保証してくれるものと親か
ら洗脳されていたからです。今日の悲劇はここから始まりました。
バブル経済がスタートする前は、日本の中小零細企業の総数は、700 万社と
いわれていました。しかし、失われた20 年間で半減し、いまや350 万社にま
で減っているのです。全国各地の商店街はシャッター通りとなり、破産、倒産、
閉店、廃業で、失業者と生活保護世帯の激増を招いているのです。この大不況
の真の原因はどこにあったのでしょう。
犯罪と自殺者も激増し、生活不安と年金不安が蔓延し、老いも若きも夢と希
望をなくしてしまいました。収入も元気も減り続け、失業率と生活保護だけが
増え続けているのです。こんなヒドイ世の中にしたのは社会の指導者がペーパ
ー野郎に占拠されてしまったからです。
この原因は「不良債権処理の失敗」にあることを、日本の政府は気付いてい
ません。大変困ることに、学者、評論家、ジャーナリストの「3馬鹿トリオ」
も気付いていていません。何故なら、彼らは不良債権処理の現場を知らないか
らです。現場の実態を知らない者達がリーダー顔しているのです。
彼らにとって景気を回復するに当たって大切なことは、金融システムの保全
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だと信じています。それは銀行を守ることだと信じ切っています。大蔵官僚の
天下り先を確保しておくことになり、天下り官僚の老後の保善になり銀行さえ
守りきればわが身を守りきれるのです。
3 馬鹿トリオは「下取り官僚」と表現すべきところ、相変わらず「天下り」
と言うから官僚は「自分たちは天上人なのだ」と勘違いしてしまうのです。錯
覚人生を正そうとも思っていません。
官僚にとって我が身の保善こそ最大の関心事であって、お客様の保善ではあ
りません。ここでいうお客様とは、銀行の利用客であり融資先です。官僚にと
って本当のお客様とは下取りの先でなく、自分に給料を与えてくれる国民なの
だとは気付いていません。
いい仕事をしてお客様に喜ばれ、お代を頂くのが自由主義市場経済の原理原
則であり、経営の基本であると何度も書いてきました。
生産の現場、販売の現場に立った経験のない彼らは、お客様に喜ばれるとい
う発想も実感もありません。皆、ペーパー人間になってしまっているのです。
なにせ、ペーパーテストは得意技であるし、ペーパーを作って上司に提出する
仕事ばかりやっていたのです。経営実務の執行は自分の仕事ではないからです。
自由の国アメリカは、市場経済の原点を踏み外すことはありません。国民を
苦しめ、中小零細企業を潰し、生活苦に喘ぐ人々を自殺に追い込む日本の不良
債権処理の手法を「反面教師」として捉えているアメリカ政府、大統領および
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財務長官は、日本の実体を正確に把握しているのです。特にガイトナー財務長
官は駐日大使館に勤務していました。ですから、日本の不良債権処理という名
の銀行の都合優先のデフレ推進政策をよく知っています。
日本のことをよく知らないのは、生産と販売の現場を知らない官僚と「3馬
鹿トリオ」です。皆、経営経験のないペーパー野郎になってしまっているから
です。経済を知ったふりして語っても、経営は語れません。会社経営したこと
がないからです。高学歴の高級官僚は商売や農業を生業(なりわい)としてい
る低級人社会を理解できないのです。たぶん自分達は「エライ」人だと思って
いるのでしょう。おかげで庶民は「エライ目」に合っています。
この頃の業界で大騒動になったのは、「商事留置権」です。例の学者、評論
家、マスコミの3バカ大将たちは、現場を全く知りませんから、これについて
の評論も報道もありません。バブル崩壊の出発点となったこの騒動に触れてお
く必要があります。
今現在、アメリカやヨーロッパで、サブプライムローンやリーマンショック
の後の出口対策として、デフレスパイラルを招いた日本の体験を「反面教師」
としています。オバマ政権には日本の轍を踏まないようにしてほしいとの私の
意図から、商事留置権を少し回顧してみます。
商事留置権とは、銀行、デベロッパー(分譲会社)、建築会社の3 社による
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トラブルのことを言います。銀行が、売って返せ売って返せの貸金回収業務に
力を注いだ結果が、土地相場の大暴落となり、担保物件の担保割れ状況を招き
ました。銀行は自分が蒔いた種で自分が困ってしまったことは既に述べました。
例えば、デベロッパーが銀行から100 億円の融資を受けて、分譲用の土地を
取得したとします。その際、銀行はその土地に100 億円の抵当権を設定します。
融資した日に即、その物件に抵当権を設定するのが銀行のルールです。
デベロッパーはその土地に、建てビルなりマンション分譲なりの事業計画を
立てます。設計会社に設計を依頼し、建設会社に建築を発注します。そして建
設工事が始まります。
しかし完成前に、バブルが崩壊して、地下相場の急激な下落にあわてた銀行
は融資先に担保不動産を売却して返済するよう強要します。銀行は常に自分の
都合が最優先なのです。しかし、売って返せ売って返せの運動のせいで一番困
ったのは銀行自身です。顧客の都合など2 の次なのです。
これこそが銀行の「合成の誤謬」です。銀行は自分の利益の為に最大限の努
力をした結果が自分を最悪の状況に追い込んでしまったのです。担保価値が急
落し、建設のための追加融資ができなくなってしまったのです。デベロッパー
も建設業者も大変困りました。追加融資が受けられないとなると、建設工事は
ストップとなります。
工事が中断となると、デベロッパーも分譲できません。建設業者も請け負い
代金をもらえないとなると、デベロッパーに物件の引き渡しができません。銀
行は常に自分の利益最優先、自分のリスク回避最優先だからです。他人の都合
は後回しなのです。銀行から追加融資を受けられないデベロッパーは施主であ
る分譲会社にドアの鍵も引き渡せません。3 者3 様にニッチもサッチもいかな
い困った状況になってしまったのです。自分の都合最優先でまさしく自己矛盾
そのものです。
貸金回収に入った銀行は、貸金が回収できません。分譲できない多くのデベ
ロッパーは、倒産状況です。建築代金が貰えない多くのゼネコンもバタバタ倒
産していきました。融資先の倒産で不良債権が急増した銀行の破たんも相次ぎ
ました。
そして数え切れない程の銀行がこの世から消えてゆきました。バブルの毒が、
毒を造った銀行自身に回って来たのです。「カネは毒」カネの毒を精力的に振
りまいた銀行がその毒に当たってしまったのです。
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資金繰りお助け隊

2016年10月22日 | 日記・エッセイ・コラム
ここに来て金融機関の環境が激変したようです。
己の健全性ばかり護るような指導を金融庁から受けていた銀行でしたが、金融庁は銀行に対して己の健全性を護ることより貸付先に対して下記の様に目を向けるような指導を始めました。

【金融庁から抜粋】
金融庁では、担保・保証に必要以上に依存しない融資を促進しています。
「この事業は絶対うまくいく自信がある。でも、担保がないと必要な資金を貸してもら
えないのではないだろうか…」
「新しく事業を立ち上げたいが、個人保証を提供することにはためらいがある…」
このような声に対応するため、金融庁では、金融機関が担保・保証に必要以上に依存する
ことなく、事業者に対し円滑に資金を供給するよう促しています。
事業者の皆様に、金融庁の取組みを知っていただくことで、金融機関と相談する際の
参考になれば幸いです。

C o n t e n t s
P 0 3 : 事業性評価に基づく融資等の促進 ※経営者評価と事業計画を重視した貸付判断になります。 
P 0 4 : 「経営者保証に関するガイドライン」の活用促進
P 0 5 : 「短期継続融資」を通じた運転資金融資の円滑化 ※毎月元本の返済が無い短期貸付「短コロ」と言うらしいです。の再開
P 0 6 : 個別融資に係る検査手法の見直し

つまり、リスケ中でも無担保でも事業性が良ければ借り入れ可能になります。

企業存続の環境が激変したのです。
地域創生で魅力ある事業を見つけ出せばリスケ中でも担保が無くても企業は経営者次第で生き残れるようになったのです。
返せなくなりそうなら、脳に汗をかき魅力ある事業を生み出して借りて返すを繰り返して再興して行く時代になったのです。

日本全国地域と機関により多種多様の貸付が存在しています。
経営者の皆様は懸命に自社に合う貸し付けを見つけ出し生き残りに掛けてみては如何でしょうか。
弊社は微力ながら「資金繰りお助け隊」としてお手伝いいたします。
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