ウマさ特盛り!まぜまぜごはん

食紀行ライターkaz'maの、全国食探訪。ここには執筆作品を掲載、普段はFACEBOOKにて展開中です!

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一献一品出合い酒@日吉

2015年07月25日 | 一献一品出合い酒

慶応普通部通りからちょっと入ったところにある「遊ZENたつ吉」にて、一番搾り中ジョッキ×ホッケ一夜干しの焼きもの。日曜日、娘の模試付添の後の昼ごはん兼昼酒なら、昼御膳のおかずで一杯やれるこのコンビが似合う。

昼時でどこも行列必至の中、滑り込んだのは勝手知ったる路地にある店。マグロカツにひじきに茶碗蒸しにざる豆腐と、どれを酒の肴にどれを飯のおかずにするか、迷う品数のランチがうれしい。ジョッキにじっとり汗をかいたビールをぐっといけば、付添の役割が無事、終了の安心感。切り身のホッケは骨離れがよく、ホロリの身とおろしを頂き、中骨についたパリパリの身もしゃぶり、と忙し楽しい。6月末の高い日の午後、庶民派居酒屋気分にどっぷりな一期一会。

試験の塩梅を聞いたところ笑みを浮かべて答えない娘は、6点盛りの豪華刺身定食にご満悦。好成績の前祝いになるのか、結果はともかくの気晴らしになるかは、神のみぞ知る平穏な午後のひととき。一献一品の小さな酒宴、父娘で天下泰平なり。(130630)

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ローカル魚でとれたてごはん…清水・河岸の市まぐろ館『ととすけ』の、まぐろトロ三昧丼

2015年07月25日 | ローカル魚でとれたてごはん

市場食堂を巡っていて、マグロを食べることがあまりない。地魚云々に関わりなく、観光客向けに供している印象のせいもあるが、一部の近海生ものを除き「地魚」と位置づけづらいのも、理由のひとつである。漁場ははるか太平洋やインド洋で、上物の取引は築地経由。極上の部位は都内の高級寿司屋の守備範囲となり、近海朝とれを市場食堂で味わうローカル魚とは、一線を画す魚種に思えてならない。

それゆえマグロ水揚げ港を標榜するところは、全国のマグロ船団による水揚げおよび集積・流通拠点となるため、取扱の専門性が高い。漁港でマグロを味わうならこういった場所がおすすめで、このたび訪れた清水も、冷凍マグロの水揚げが全国1位を誇るマグロ処。清水魚市場に隣接する「河岸の市」の飲食店街・まぐろ館を訪れると、店頭の品書に本マグロをはじめ、ビンチョウやメバチマグロなど種別が表示してあるのがさすがである。

まぐろトロ三昧丼の文字に惹かれ、2階の「ととすけ」の港を見下ろすテーブル席へ。オーダーするとまず、カマの一品料理が登場した。店の先代から続く漁師料理「ととすけ揚げ」で、ほじるたびに出てくる弾力のある身を、甘めのタレにからめていただく。パリパリの皮としっとりジューシーな身が対象的な味わい、最初にアラを食わすところが水揚げ地のマグロ料理屋らしい、余裕と自信を感じる。

そして主役のトロ三昧丼は、各種刺身がまるで大輪の椿のような鮮やかさとボリュームだ。本マグロの大トロにバチマグロの中トロ、さらにビントロと、マグロ3種のトロ共演というのが圧巻である。圧倒的に分厚い甘さの本マグロ大トロは、文句無しの横綱級。普段食べ慣れないのとあまりの生の強さに、バチマグロの程よい脂甘さ、ビントロの瑞々しさが、かえってちょうど良いような。丼ダネながら、地ビールの静岡ビールのつまみにどんどん進み、残ったすき身と炙りビントロがご飯のおかずにありがたい。

三種のトロ食べ比べ丼も、マグロを知る当地ならではの食べさせ方だろう。そう考えると、マグロは立派な清水のローカル魚。食うならやっぱり水揚げ地で、と結論づけるには、東京の高級寿司店のマグロもちゃんと味わった上で、比較してみなければ?(130629)

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一献一品出合い酒@清水

2015年07月25日 | 取材紀行いろいろ

 駅前シティホテルの部屋にて、アサヒスーパードライロング缶×清水が本社の缶詰たち。三保の松原で歩き回りくたびれ果てた晩、ちょっといいホテルに泊まるなら、部屋でのんびりでき御当地水産会社に敬意を表する、この組み合わせが似合う。

先陣は昼見た羽衣の松にちなみ、はごろもフーズのエース,シーチキン。小振りサイズの水煮はほぐし身があっさりと、王道の安定感が嬉しい。続いても馴染みはホテイの焼き鳥、定番タレ味の甘ったるいジュレが久々ながら新鮮で、口直しのスーパードライがバッサリ潔い。 そして真打は新進ながら定着中の、いなばのツナとタイカレー。コブミカンの葉入り本格派が、一気に場をエスニック化。すくうごとのビリビリの辛味に、ここからスーパードライが加速する。ある意味清水の聖地巡礼、いつもの缶が特別うまい気もする一期一会。

世界遺産かつ魚どころの地にて、インドアな酒宴はちょっとおとなしめか。魚市場は清水駅のまん前、明日の朝酒のアテには、シーチキンになる前の魚で行きたいところか。一献三缶の小さな酒宴、今宵も天下泰平なり。(130629)

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三保松原

2015年07月25日 | 取材紀行いろいろ

意外に行ったことがなかった、世界遺産になりたてホヤホヤの三保の松原。バス停から普通の市街地の路地を歩いていくと、ドーンと一直線に延びる松並木の街道に出くわした。その名も「神の道」は御穂神社の参道で、まっすぐ松原へ続く様はまるで、鎌倉鶴岡八幡宮の段葛を思わせる。

松原から富士山の景観は写真の通りで、登録時に各論があったことが理解できる部分もある。が、絶景のポイントと紹介されていた場所からさらに先に行ったら、浜の侵食具合に思わず絶句。保全のため人工の手が加わるのも、また理解できる思いがした。

世界遺産は登録されてからが大変、とは各所で聞く話である。今日のところはとりあえず、おめでとうとエールを贈るまで。観光資源としての評価は、長い目で見ていきたい。

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水の里三島にて

2015年07月25日 | 取材紀行いろいろ

清流に沿って遊歩道を設ける水の里は数あれど、清流の中の遊歩道は三島以外で見たことがない。源兵衛川の流れの中に配された飛び石を歩けば、気分はまさに水上散歩。

沿道には、汚れていた80年代の同川の写真が掲示されていた。浄化の苦労は並大抵ではなかったろうが、環境破壊や汚染が横行する中で、未来は失われていないことを体現しているように感じられる。(130628)

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旅で出会ったローカルごはん…三島・柿田川水源 『泉の館』の、湧水ところてんと湧水アイスコーヒー

2015年07月25日 | 旅で出会ったローカルごはん

湧水・名水は、人の精神を穏やかになだめる効果があるように思える。耳に優しいせせらぎの音、目に麗しい深藍色に湧き出す様、そしてあたりが柔らかな口あたりと喉越し。思えば水は命のみなもと、水源や流れの環境に身を置き味わえば、その根本を癒すことに繋がるのかも知れない。

富士山から溶岩下を流れ湧き出す水に恵まれた三島は、市街各所に水路や湧水池がある水の街である。やや郊外の柿田川水源は、幹線国道のすぐ脇とは思えない別天地。川床の砂を巻き上げながら湧き上がる様、川魚が悠々泳ぐ蒼い水をたたえた井戸など、朝の散歩から穏やかに再生されていくような気分である。

名水は飲んでよし、かつそばに豆腐に酒などの味覚も欠かせない。隣接の「泉の館」では伊豆名物のところてんをセレクトした。酸味が穏やかでクキクキ締まっており、軽快な歯ごたえがいい。食後のアイスコーヒーももちろん湧水仕立てで、苦味が穏やかに立ち上がる。

柿田川の湧水はまろやかな軟水で、適度なミネラル含有量のため人の体への相性がいいという。一説では溶岩流の地層から湧出するまで、数十年から百年近くかかっているとも。長寿の水は健康の水、心身ともにリフレッシュした三島で、元気に今年の折り返しのリスタートといこうか。(130628)

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一献一品出合い酒@東海道線

2015年07月25日 | 一献一品出合い酒

グリーン車の展望良好な二階席にて、「それから」水割り×炭火焼タン塩。ちょっと近場の取材に泊まりがけで行くなら、旅気分を盛り上がるプチ贅沢な車内での、このコンビが似合う。

早めに乗り込み窓枠に品々を並べ、気ははやるが発車のベルが鳴ってからプシュッといくのが、汽車旅酒の基本流儀。西日に照る都心のビル群を眺め、芋水缶をチビチビやれば、心浮き立つ臭みに自身も夕陽に照らされたような赤ら顔に。ホロリとソフトな牛タンは、ペッパーにバジルが効いたスパイシーな肴で、プンプンの芋香への挑発的な好敵手。通勤路線を旅路に変えて、クラリ揺られる一期一会。

車窓に海が見える頃には、黄昏後の薄い闇が降り始める。終点まではあとわずか。近場ゆえに夜を見知らぬ街にて、続き酒をいずこにするか、そろそろ探し始めねば。一献一品の小さな酒宴、始まりも天下泰平なり。(130627)

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一献一品出合い酒@有楽町

2015年07月25日 | 一献一品出合い酒

ガード下近くの個室居酒屋「さくらさくら」にて、プレミアムモルツジョッキ×変わりシューマイ。旅情報を真摯に発信してきた仲間の、新たな門出を祝うなら、同業の同志で気のおけなく飲みまくれる、このコンビが似合う。

時間通りに集まった面々だけで、まずは口開けの乾杯。じとじと雨の中で切れ味の立つプレモルが、湿度の高い中の渇きをスパッと潤してくれる。杯を重ねるにつれ集まる同志の盛り上がりとともに、掲げるジョッキの気勢も上がること。トッピング鮮やかなシューマイをつまみ、グッといけば酔うほどに、旅の感動をいかに伝えるかの熱弁が、贈る言葉へと転化する。飲み放題の送別の宴に、杯と惜別の念が重なりゆく一期一会。

宴たけなわ、との幹事の号令に、時間が経つのがあっという間なのに気付く。送り足りない気持ちの高鳴りは、当然のごとくガード下の名店へと昇華されていく夜。一献一品の送別の宴、しみじみ天下泰平なり。(130627)

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一献一品出合い酒@家飲み

2015年07月25日 | 一献一品出合い酒

駅前での原稿書きを終えた夕方に、金麦×業務用大袋の冷凍唐揚げ。買い物買い置きの少ない日曜夕方の思いつき酒なら、冷蔵庫冷凍庫を捜索の結果行きついた、このコンビが似合う。

ボウルに好きなだけ盛ってチンした唐揚げは、衣がサクサクの竜田揚げ風。油がのっているからか急いで解凍したからか、ジットリジュワッと湿っぽい歯ごたえに、らしい感じがする。冷蔵庫の奥地で発掘された缶ビールは、手に取ると痛いほどの冷たさ。第三ならではのキンと鋭い飲み口に、休日の緩みがキリッと正されるよう。西日が沈み切る前のひととき、ありあわせな一期一会。

いつの間にか家内に息子もやってきて、唐揚げつまみにテレビをオン。木久扇師匠のとぼけに歌丸師匠の座布団回収、何十年も変わらぬ日曜日五時台の営みか。一献一品の小さな酒宴、今夕も天下泰平なり。(130625)

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一献一品出合い酒@蒲田

2015年07月25日 | 一献一品出合い酒

駅ビルグランデュオのベトナムレストラン「コムフォー」にて、333(バーバーバー)×生春巻き。ベトナム所以の町歩きでひと汗かいたなら、ローカルビールにベトナム定番フードの、このコンビが似合う。

サーブされた瓶からグラスに半分注ぐと、ほどほどの泡立ちの穏やかさ。喉をストンと落ちる軽さとほんのりよぎる苦味は、蒸し暑い国仕様らしいテイストを感じさせる。ムチッ、シャクッとの魅惑的食感の春巻きは、たっぷりの葉物野菜にパクチーのオリエンタルな香味が鮮烈。チリにヌクチャム、ナムプラーでいけば、旨味刺激辛味に333ラベルの瓶が傾く。梅雨の湿度が心地良くも感じる、カマタでアジアな一期一会。

ビールは飲むほどに汗をかいた分吸収され、酔いが回るのに時間差がある。いったん蒲田に戻って黒湯の温泉で汗を流し、再びベトナムに復帰してもうひと瓶で酔うのも悪くない。一献一品の小さな酒宴、今宵も天下泰平なり。(130624)

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