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メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

コミティア119に参加しました

2017-02-12 22:38:29 | 同人誌
 本日はコミティア119が開催され、4100余りのサークルが参加しました。参加各位の
みなさまお疲れ様です。
私も新刊を作って参加しましたが、これは1年前に作ったコミックを手直ししたものです。
当時の状況では仕上げの時間を短縮せざるを得ず心残りになっていましたので、表紙も描
き直し一部のデッサンを修正し仕上げを加えました。
 1月25日に戦車サスペンションの本の増刷を印刷所に頼み、2週間の間に大幅に手直し
する予定でしたが、直後にインフルエンザにかかってしまい、病気を押しての制作となり
ました。予定では主要キャラクターのデザイン変更と描き直しをするはずでしたが、断念
してデジタル原稿上での修正と一部の差し替えで対処しました。
 デジタルによる修正はアナログよりはるかに楽で、差し替えや切り張りは痕跡も残らず
以前の状態より良くなったのは確かです。

 しかし、キャラクターそのもののデザインがやっつけでは売りにならず、これはもっと
準備期間を費やす必要を感じました。
 また、デジタル作画に関してはペンタブレットのドライバーがWindows10に対応して
おらず、買い替える必要が生じています。同時に下書きからペン入れまでをPC上で行う
ためにはプロ向きのintuos等の購入が必須で、これも練習期間をとらねばなりません。

 今回は二冊合わせて15冊余りの販売となりふるいませんでしたが、気温が低く人出も
少なかったためと考えています。帰りに秋葉原の書泉ブックタワーへ寄って出店を確認し
ました。ネット通販が在庫なしとなっていますがあるはずなのでご用命の方はお問い合わ
せ下さい。

 とりあえず現在の所は戦車サスペンションの本の続刊にかかりますが、中・長期的に考
えた場合のコミック本に向けての準備をも予定しています。
 ただ相変わらず情報の漏洩があるようなのでさらなる対策を講じる必要があります。
昨年6月に現PCを導入してから自宅以外での原稿制作を積極的に進めてきましたが、何
かの条件下で情報が洩れるらしく、そのキーはやはり自宅ではないかと思えます。
 こうしたケースは本道の同人誌制作とは外れる話ですので、触れたくはないのですが、
今後、印刷物以外でのネット販売を視野に入れた場合、考えに入れなくてはならない要件
です。ネット上でデータ販売をすれば手軽にコピーされてしまうのでどれだけ作った所で
収益が上がらないというリスクを伴います。そういう危険を回避する方法(具体的には犯
人捜し等の)をとってからでないと安心して新刊を作れない状況にあります。そこでこう
いう行為に対して現在何か取れる方策があるとすれば、データ販売を延期さざるをえない
ということになるのです。
 データ販売は印刷費用がかからず、短期的に見れば手軽に収益を得られる方法に見えま
すが、私の場合それ以前の問題を解決するハードルが高すぎるのです。

 自宅を移転することでこの状態が改善されるかどうかは、これまでの例を考えると懐疑
的にならざるを得ません。これまで何ヵ所かを移転しても改善はみられなかったのです。
 最後にはウォッチ界隈に切り込んでいって人物を特定し法的に解決を図るという非常に
危険な方法が残ります。しかしPCやネット上の知識に疎い私にとって、これは無謀な方
法と思えるので今の所この選択肢をとることは考えていません。
 

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