自然を愛して

田舎暮らし

キンモクセイ(金木犀)とタカサゴユリ(高砂百合)

2017-10-24 15:14:04 | Weblog
キンモクセイ
 
初秋の頃、ドアを開くと前庭のキンモクセイが甘い芳しい香りを漂いさせていました。
今まで樹木が低く花はあまり目立ちませんでしたが、今年は高くなり、オレンジ色の花びらが満開になりきれいでした。
花の命は短く秋雨の中、1週間で散ってしまいました。その後、散歩に出かけると何処からとなく懐かしい香りがしてきて、
キンモクセイの香りを再度たのしみました。

キンモクセイ(金木犀)について
学名 モクセイ科 モクセイ属 常緑小高木樹
原産地は中国南部 日本には江戸時代渡来 開花期9月中旬~10月下旬
花は無数に咲かせる雌雄異株 日本では雄株しか入っていないので結実しない。
雄しべが2本と不完全な雌しべを持つ花は芳香放ちます。
葉は楕円形で対生して堅くて緑にぎざぎざがあります。

花言葉 謙虚、謙遜、 気高い

タカサゴユリ(高砂百合)
 
台湾原産の野生種「台湾百合」とも言われています。開花期は7~10月
庭の雑草の中にラッパに似た筒状の花が所々に咲き始めました。
その花は清楚な白いユリで茎に数個の花つけ横向き、やや下向きにすらりとした姿が美しく観察して観ると
花びらは6枚、花の先端は大きく外側は淡紅紫の筋がありました。テッポウユリをやや細くした感じです。
草丈は100㎝前後、葉は線形から細い針形で長さ10~12㎝、幅5~11㎜、すっきりした葉もきれいです。
タカサゴユリは球根もありますが、わが家は2年前花の種が飛んで来て5~6本咲いただけでしたが、
今年は10月中旬まで次々と開花しました。

 
子房は3つの縦長の部屋に分かれており、各部屋の中で 2列ずつに並んで多数の種子が作られます。
晩秋になると種子が十分に熟し子房の殻が開いて種子を外へ放出します。写真は11月17日撮影



花言葉 純粋、 無垢、 威厳