今回の撮影で使った機材です。BORG 55FLに試作品の0.8RDを装着した新しい機材です。結果は考えていた以上に素晴らしいものでした。星像がすごくシャープで、カメラはEOS 6DにCLSフィルターを装着したものです。赤い星雲が綺麗に写っています。こんな小さな機材でこれだけの撮影ができるなら、これからの遠征には必需品ともなるかもしれません。
もちろん、ポラリエで撮るよりは赤道儀を使ってオートガイドするほうがよりこの機材の良さを引き出せますが、こんなお気軽装備でもこんな写真が撮れるのです。画像にある機材は特別なものではなく、すべて販売しているものです。もっといろいろなところを撮影したかったですが、また次回の時にでも家で使ってみます。
ペットボトルアダプターは十分に活躍してくれました。オーストラリアで販売している飲料の多くに適合しましたので、持っていって困ることはないでしょう。これのおかげで1kgは節約できたと思っています。赤道儀のウェイトの重さは海外遠征でのネックです。これがこんな小さな部品一つで解決するので助かります。
撮影データーは先に書いた機材構成です。CLSフィルターを使っている分高い感度を使う必要がありますが、EOS 6Dはノイズが低いので後処理である程度まで解消できます。露出時間は3分です。レデューサーで200mm望遠レンズとなりますが、ポラリエで十分追尾できるものです。
この件についてはまた帰国してから書きます。もうキャンプ場を出て200km以上ドライブをして車を返しにいきますのでこの辺にしておきます。いろいろたまったことがありますが、戻り次第いろいろお知らせいたします。