徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

桜とムクドリ、そして・・・今週末は徳永隆之作品展と當麻で花見

2013-03-29 | 日常生活のお話


我が町の一本松ならぬ、一本桜は
本日、ちょうど満開。



今年の桜を撮影しておこうと
何気にパチリ。
すると
黒い斑点が写り込んでいました。
一瞬
センサーに付着したゴミかと思いましたが
よく見ると





鳥でした。

そこで
この鳥の種類を確認しようと
行方を捜すこと数分



たぶん、ムクドリ。
桜の花をついばむ様子を観察できました。


<展覧会情報>



徳永隆之作品展
「現実の向こうへ」

3月21日(木)-4月7日(日)
水曜日は休廊
10:00-17:00

会場:古民家ギャラリーら・しい
奈良県葛城市當麻1236


作家在廊日
3月30日(土)、31日(日)、4月6日(土)、7日(日)

當麻の桜は
現在
五部咲きとの事。

<訂正>
3月29日現在
7~8部咲きだと、現地情報が入りました!

まさしく今週末はお花見日和のようです。

徳永隆之作品展と當麻寺でのお花見はいかがでしょうか。


記:徳永好恵



現在、徳永写真美術研究所の春・夏講座、受講受付中です。

 

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徳永隆之作品展 日曜日の出来事と當麻の桜案内

2013-03-27 | 制作活動のお話


徳永隆之作品展の会期には
3度の週末があり、毎週末
Takayukiは
ギャラリーに滞在しております。

今回のブログでは
最初の日曜日の出来事を記します。



まずは、会場の紹介から。

個展会場の名は【古民家ギャラリーら・しい】
築180年といわれる趣のある建物です。



【ら・しい】については
フランス語風に La shie 
そして
「この古民家はギャラリーらしい」という意味も。



ギャラリーのオーナーは
長年コマーシャルフォト、ビデオ制作に携わってこられた方ゆえ
写真の展示を中心に運営されています。



ギャラリーを訪れる皆さんも
写真関係の方が多く
常にギャラリーの片隅では
ゆったり・・・まったりと・・・
関西弁で写真談義が繰り広げられる環境です。



3月24日はオープン早々に
写真の研究活動を共にする知人や
奈良で活動する写真家ご夫妻がお越しになりました。

上の写真はTakayukiを撮影しようと思ったわけではなく

手前の赤いショールのご婦人が
とても素敵だったので背後から撮影させていただきました。





今回の「現実の向こうへ」の展覧会では
過去に幾度も発表してきた
Amusement Parksシリーズを
完成形の状態で展示できた事が最大の見どころです。

この日の正午頃に
完成形の実現に協力いただいた会社の皆さまが
来てくださいました。



実は・・・
この特殊な加工の説明に
あやふやな部分があったので
この機会を逃してはいけないと
筆記用具を持ち出し
その工程と加工の名称を確認させてもらいました。
これで一安心。

技法名は昇華熱転写印刷
透過性のあるインク、ポリエステルの樹脂層、ヘアライン
・・・という言葉を使って
説明をできるようになりました。



夕刻には
徳永写真美術研究所の研究員がやってきました。
この研究員には
これまでに21本の研究員日記を執筆してもらっています。

今回は徳永隆之作品展の取材です。



記事を執筆するために
作品はもちろん
展示資料も丁寧に鑑賞中の研究員。



開廊時間を過ぎてから

記事の中で恒例となっている
作家のポートレイト撮影をおこないました。



あれこれと撮影指示を出す研究員。
撮られる立場となり固まるTakayuki。



職業柄、撮影結果を細かくチェックし、ダメ出しするTakayuki。



「では、最後のカットを撮りますね!」と合図する研究員。

何パターンもの撮影をおこないましたが
採用する写真はどれになるのでしょうか。
その選択が楽しみです。

後日、取材記事が
研究員日記ブログに掲載されると思います。

お時間がありましたら
本記事とあわせて是非、ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/tokunaga-photo/



最後に、ひとつエピソードを・・・

この日、地図の専門家が
ギャラリーを訪れてくださいました。

The World Map of the Japaneseシリーズについて
これだけの資料が揃っているのなら
ぜひとも論文を書いて発表してはどうかと提案されました。

資料をまとめた私も
論文として発表してもらいたいですが
言語での発表はハードルが高そうです。

いつの日か。


<展覧会情報>



徳永隆之作品展
「現実の向こうへ」

3月21日(木)-4月7日(日)
水曜日は休廊
10:00-17:00

会場:古民家ギャラリーら・しい
奈良県葛城市當麻1236


作家在廊日
3月30日(土)、31日(日)、4月6日(土)、7日(日)

ギャラリー横の當麻寺の桜情報が
下記サイトで確認できます。

http://www.kintetsu.co.jp/flower/index.html

現在(27日)、咲きはじめとの事。

當麻寺は
白鳳時代から伝わる大寺院で
国宝や重要文化財を多く所蔵しています。
塔頭の護念院では
樹齢300年を越えるしだれ桜があるそうです!



今週、来週末は
お花見を兼ねて奈良・當麻へお越しいただけると良いと思います。


記:徳永好恵



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徳永隆之作品展 「 現実の向こうへ 」スタート

2013-03-21 | 制作活動のお話


昨日
展示作業を無事、終えました。

通常の個展では
1時間足らずで展示作業が完了しますが
今回は3部作のため
所要時間が×3倍。
そして
各シリーズ毎に
展示方法やライティングを変えたため
5時間程かかりました。



会場は奈良・當麻寺に隣接している
写真を中心とするギャラリーです。
古民家をギャラリーとして改装した空間で

天井が吹き抜けのため
圧迫感がなく作品を鑑賞できます。



展示会場入口部分です。

最初に見える壁面には何も展示せず
その先に展開する
「現実の向こうへ」の世界に
鑑賞者をいざなう構成にしました。

自画自賛ですが・・・
なかなか見応えのある展示となったと思います。



制作を手伝った身として
注目していただきたい作品がコチラ。
壁面展示ではないので
目立ちませんが
ぜひとも
このファイルの
ページをめくってください。
渾身の力を込めてまとめた
386枚のデータベースです。

記:徳永好恵


<展覧会情報>



徳永隆之作品展
「現実の向こうへ」

3月21日(木)-4月7日(日)
水曜日は休廊
10:00-17:00

会場:古民家ギャラリーら・しい
奈良県葛城市當麻1236


作家在廊日
3月23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)、4月6日(土)、7日(日)



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個展準備に励む日々

2013-03-12 | 制作活動のお話


先週末
外注していた展示台が仕上がりました。



真っ白な塗装がまぶしいです。

現在
この台に置く展示物の制作に勤しむ私。

Takayukiは
連日、暗室にてシリーズ“Laputa”の
プリント作業に励んでいます。



3月21日から始まる作品展のお知らせを再掲します。

徳永隆之作品展
「現実の向こうへ」

3月21日(木)4月7日(日)
水曜日は休廊
10:00-17:00

会場:古民家ギャラリーら・しい
奈良県葛城市當麻1236


作家在廊日
3月23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)、4月6日(土)、7日(日)


記:徳永好恵



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憧れの美術館訪問と「ほぼ・・・」の心地よい体験

2013-03-05 | 美術に関するお話


先日
雪景色を通過して
日帰り小旅行に出かけました。



行き先は
愛知県一宮市にある
一宮市三岸節子記念美術館



私は高校生の頃から
三岸節子さんの絵がとても好きでした。



この美術館は1998年にオープン。
開館を知った時から
ずっと訪れたいと思い続けて、はや15年。



この方が三岸節子さん。

私が最も好きな絵は
コチラ



司馬遼太郎さんの著書「微光のなかの宇宙」に
三岸節子についての記述があります。

ちなみに旦那さんは三岸好太郎。
北海道に北海道立三岸好太郎美術館があります。

しかし
ここまで書きながら
実は
今回の訪問の目的は

津上みゆき展



夫・Takayukiと津上さんとは
昔から、ご縁があり
いつも展示の際には案内状をいただきます。

ここ十数年にわたって
彼女の表現世界を見続けるなか
毎回
絵から押し寄せてくる
豊かな感情の波を楽しみます。

今回は美術館での個展という事で
大型のシリーズを
ゆったりとした空間で拝見できました。
津上さんの他の展示記事



展示会場を一巡したところで
このようなコーナーに気付きました。



「ほぼ津上さんペーパー」
???
なんとも妙なネーミングに興味を持ちました。

ここは
光や風、温度、音、時間の流れなど
目には見えないものに耳をすまして描く
津上さんの制作法を踏まえた描き方を体験するコーナーです。

ここで描いても、持ち帰って描いてもOKです。

表示されていたので私はこの場で描く事にしました。



見えないものを描く体験と理解していながらも
展示会場なので
作業机の右側に見える作品を模写しました。

色を塗り重ねるうちに
無心で手を動かす行為が心地よく
私にとっては
これって、写経と同じ?という体験となりました。



仕上がった成果物です。
「ほぼ津上さん」
文字通りの成果が得られ満足しました~。

記:徳永好恵



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