妙高市地域のこし協力隊員ブログ

妙高市地域のこし協力隊員が日々の活動や地域の情報、そして田舎暮らし体験等を綴っていきます♪

しあわせもの

2014年11月25日 | 協力隊 森野

森野です。

この3連休目前の金曜日、うきうきしている最中、虫にさされました。

まゆげの下をさされました。

ものすごーーーーーく腫れ上がり、左目がパンパンになってしまいました。

 

体は元気だったので、日曜日に野沢菜を漬けてみました。

家の前にある畑に大家さんが植えてくれた野沢菜です。

今回はその野沢菜を半分もくれました。いつもやさしい大家さんです。

”野沢菜漬けていいよ”

との声をかけていただき、早速何でも知ってるスーパーウーマン、裏のばあちゃんに教わることにしました。

奥に見える野沢菜はばぁちゃん特製。すごーーく美味しかったので、この味を目指したい!

ばぁちゃんと時々一緒に食べるお昼ご飯。この日はおしるこでした。ちなみにおもちは2個入っています。

 

 

野沢菜の素で今回は漬けました。

その名も「醸源(じょうげん)」

裏に漬け方説明書付きで、なんとも初心者にやさしい醸源だったのですが・・・

 【 野沢菜5キロに塩200g etc・・・ 】

ん???

野沢菜5キロ??????

どのくらいの量なんだろう????????

このくらい抜きました。

 

ん?????

これ野沢菜なのか??こんな紫のかぶ、ついてるのか???

たぶん野沢菜だと思うから、漬けてみよう!!

 

ここでスーパーウーマンの登場です!

” スパン!スパン!スパン!”

躊躇することなく、紫のかぶを切り落としていくばぁちゃん。

”おまんばっかしは、なんだねその抜き方!笑”

そのあと綺麗に洗われた野沢菜は、ばぁちゃんの絶妙なる塩加減で見事に漬けられていったのです。

最終的に、こんな状態になりました。

ちなみに、赤いポリタンクには水しか入っていません!

 

 

翌日の朝・・・

”おまんの野沢菜はまだ食べれないから、私の持ってきたよー”とボールいっぱいの野沢菜。

ばぁちゃん・・・私はしあわせものです。

”ふたにポリタンク載せても意味ないよー!中蓋の上に載せないとー!!!”

とばぁちゃんのありがたいチェックも入りました!


妙高市内も異常ありません

2014年11月25日 | 協力隊 金沢

【11月22日(土)10時8分の地震について】

妙高市内全域においても被害の情報は入っておりません。

これに続く森野のブログの通り、日常が展開されております。

 <妙高市役所ウェブページ より>
【地震情報】11月22日22時8分頃に発生した地震による被害について
http://www.city.myoko.niigata.jp/saigai/1470.html


平丸内異常ありません

2014年11月23日 | 協力隊 金沢

【11月22日(土)10時8分の地震について】

消防団活動にて平丸内の巡回を行いました。
集落内はいつも通りで家屋・道路に異常ありませんでした。
金沢宅についても電気・水道・電話・有線のライフラインを平常通り利用できます。

ご心配いただいた方々ありがとうございます。
一人でも多くの方がご無事でありますように。
 


賽の神の作り方

2014年11月17日 | 協力隊 金沢

こんにちは。金沢です。

先の日曜日16日は平丸で賽の神づくりがありました。 

(点火は平成27年1月11日(日)午後3時ごろを予定しております。)

 

みなさんの地域でも作れるよう、今回はその賽の神の作り方をご紹介します。

 

 賽の神の作り方

<所要時間>

 2時間程度 (ただし、カヤ刈りなど下準備の時間は除く)

<作業場所>

 周囲に燃え移るものがない平坦な場所、最低でも1アールの広さが必要。

 平丸では小学校校庭の跡地を使用しております。

<人手>

 20名程度

 大工など、高所での作業に慣れている方がいると捗ります。

<材料・道具> 

 後述

 

<作り方>

1.神木を立てる場所に、太い方の杭を大木槌で打ち込みます。

 

2.杭に神木を添えて立て、ばんせんで固定します。

 

3.神木を中心にして、すぼめた傘の骨組みのようにように竹を配置し、

そばに杭を打ち込んで、竹を杭にばんせんで固定します。

4.神木のところで交差するように十字に竹を渡し、縄で固定します。

5.神木と竹を最上部で縛り付けてから、

横木を外周を囲むように渡ししっかりと固定します。

横木は下から上へと3段分渡します。

(横木が長い場合はのこぎりなどを用いて不要な部分を切り落とします)

6.中に藁と竹を入れます。

(竹は燃やした時に爆竹として破裂音を起こします)

7.外周を囲むようにカヤを括り付けます。

下に隠れることになる横木に予め縄を括り付けておき、カヤの束に巻きつかせるようにします。

8.同じ作業を頂点まで隠れるよう2~3段にわたって行います。

周りにいる方は、カヤの量の全体のバランスを見て均等になるよう指示を出します。

なお、周りの方は事故が起きないよう見守るのと、

必要に応じてハシゴを支えるなどするのが大事な役割となります。

9.頂上から下に向かって螺旋階段を描くように縄を回し、

カヤをよりしっかりと固定します。

10.本体の点火まで間が空く場合は、風、雨、雪に備えブルーシートで被い、

縄を巻きつけて固定します。

11.できあがり。あとは当日の点火を待つばかりです。

 

作りたくなった方のため、以下に材料を示しますのでご参考ください。

くれぐれも安全にはご注意くださいね。

 

<材料>

 神木 (4m程度の物) 1体

 竹  (5m程度の物) 10本 *切れ端を爆竹代わりに使用します。

 杭  (直径10cm程度の物) 1本

    (5cm四方程度の物)  8本

 横木 (廃材でよい) 適量

 カヤ、ワラ 200束程度

 玉縄 5束

 ばんせん(針金) 適量 

 ブルーシート(10×10m、薄手の物でよい) 1枚

<道具>

 大木槌 1本

 ハシゴ 3脚

 鎌、 のこぎり、 ペンチ、 軍手など 必要に応じた数


意外な一枚

2014年11月14日 | 協力隊 金沢

 

 今朝14日、玄関の温度計が4度を指していた金沢家より、こんにちは。

 刻々と冬、年末、年明けが迫る中、年賀状の準備も着々と進んでおります。

 

 来年は未年。

 年賀状に載せたい写真の一番人気は未のスゲ細工と信じ込んでおりました。

 

 けれども、注文を取ってみると人気が高かったのは意外な一枚でした。

 

 その一枚がこちら。

 

「平丸隧道」

 

 「?」 と思われるかも知れませんが、ここにはきちんと「平丸らしい」と言われる所以があります。

 平丸隧道は集落の西端に位置する、いわば平丸の玄関口。

 「スゲ細工や白岩清水も平丸らしいけど、平丸に訪れた人が必ず知っているのはこれだねえ」

 というのが、この一枚を選んだ理由でした。

 

 ちなみに、この隧道から国道292号線までの約3㎞の間に人家はなく、

 帰宅時にこのトンネルを見るとようやく平丸に戻ってきたなと思います。

 

 今日も行き帰りで2回通ったこのトンネル。

 

 1年暮らすうちに365回は通ったことでしょう。

 

 80代のご近所さん曰く、その方の親の世代が掘削して

当人の世代が壁をコンクリで固めたとのこと。

 擁壁工事の時には落盤があったそうで、一つひとつのものに

一つひとつの歴史があって今があること改めて感じました。

 

 敬意を込めて年賀状に仕上げた一葉。

 

 

 年賀状にトンネル?と思われる節もあるかもしれませんが、

 「先が見通せて縁起物でいいねかね。」とのご近所さんの言を借用。

   (いいねかね: 標準語訳「いいではないか」)

 先週末のパワースポットに続き、縁起の良い場所が掘り起こされた平丸でした。