妙高市地域のこし協力隊員ブログ

妙高市地域のこし協力隊員が日々の活動や地域の情報、そして田舎暮らし体験等を綴っていきます♪

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平丸産のひつじ

2015年01月27日 | 協力隊 石川

2015年がスタートして、約1か月が経とうとしています。

妙高にきてからはとくに時間の経過の速さを感じていて気持ちが焦ります。

そんな中でも、一日一日を大切に過ごしていきたいです。

 

12月の大雪が続いた頃はどうなることかと思いましたが、1月に入ってからは連日降ることも少なく

最近は落ち着いた天気の日が続いています。

そんな日は久々に地域訪問の時間をたっぷりとることにしました。

 

この日は、一度雪の日に訪問しようとしたら坂の途中で顔面雪まみれの

ホワイトアウト状態になって引き返してしまった、高台にあるお宅へ伺いました。

 

雪の日の苦しさが嘘みたいに景色も視界もよく歩くのが気持ちが良かったです。

 

道の脇のつららをへし折るのが、冬の地域巡回の密かな楽しみ。

年末は余裕がなくてなかなか会う機会を作れなかったおばあちゃん達とゆっくりお話ができました。

 

 

逆に雪の多い日などは、スゲ細工の練習をしたり福治さんにアドバイスを頂いたりして

制作に向けた準備を行っています。

 

こちらは約10㎝程のミニひつじ。

福治さん夫妻から伝授していただいた干支のひつじを、そのまま小さくして作ってみました。

 

それというのも、今年の第一発目の講習を1/10にハートランドさんで行ったのですが、

その時の依頼内容がお正月らしい雑貨、できればひつじが良いとのことだったので

何とか初めての方でも体験できるようにと改良していくうちにこのサイズに落ち着きました。

 

 実際に講習を行った際の様子です。

芯と毛の部分は予め作って準備をしておき、参加者の方には毛の取り付けとカットという仕上げ部分を体験してもらいました。

芯のサイズは同じに作ってあるのですが、作る方の切り方や好みなどで仕上がりに個性が出ます。

 

見本通りに作ってもらう事も大切ですが、なるべく自分の感覚で作り進めて欲しいので

体験の際に私は、作り方以外の手出し、口出しは極力控えるように心がけてます。

(聞かれたりお願いされたら手を加えたりお手伝いします!)

出来上がりをみんなで並べているうちに撮影会になりました。

いろんなサイズや表情のひつじさん。

群れになると可愛さも一層です(^^)

 

正直、準備だけで相当手間取ってしまうし今回の内容は体験向きではなかったのですが、

それでも出来上がりを喜んでもらえたり、大事に飾るとの言葉を貰えるとやって良かったと感じました。

 

今後も講習のバリエーションを増やしていけるといいのですが・・・

その為にも、まずは自分の技術習得に励みます!

本年もよろしくお願い致します。


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スゲ細工<未>制作

2014年12月18日 | 協力隊 石川

連日の大雪の影響が様々なところで出ておりますが、

平丸で明日予定していた、報道各社様に向けたスゲ細工の囲み取材も

雪への対応や交通の状況を配慮して中止とさせていただきました。

 

各社様からお問い合わせをいただく中ですが

年末に向け制作に専念したいとの作り手の方の意向もあり、

来週以降の年内の取材は全てお断りさせていただきたいと思います。

申し訳ございません。

 

年明け後でもよろしければ、またお問い合わせいただけると有難いです。

よろしくお願い致します。

 

ひつじができるまでを簡単に紹介します(*^_^*)

 

まず日に当てて白く色抜きしたスゲの根元をひたすら叩き、繊維状にします。

福治さんは叩く機械を自分で発明して写真のように電動で行っていますが、

本来は木槌を使って行う作業なので、力も時間もかかりとても大変な作業です。

 

 

繊維状になったスゲをきれいにゴミを払い、適当な長さにカットして毛巻きの機械に挟みます。

それをドリルでまわしてクルクル巻き上げていき長い束子状にします。

 

 

緑のスゲの部分で芯を作成します。

耳や角などの細かいパーツは芯に挟んで固定しておきます。

 

 

出来た芯に、先程の束子状のスゲをクルクル巻きつけていきます。

巻き方にもコツがあって隙間や毛のはさみ込みに気を付けながら力を込めて巻くのがポイントです。

 

 

巻いた後は理髪屋さんになって毛刈りをします。

はさみで綺麗に揃えるのは職人技です。

巻き込んだ毛を掻き出してはまた揃えることの繰り返し・・・。

時間と根気と技術が必要な作業です。

 

 

こうして出来上がるまでに福治さん夫妻で約1日。

私は少しずつ勧めて一週間でやっと1匹。

しかも最後の最後に刈りすぎて失敗したりとまだまだ苦戦しております。

 

 

ありがたいことに今年も沢山お問い合わせいただいている状態で、スゲ細工の需要にとても喜んでおります。

 

その一方で生産者の減少に直面し、ひつじは3名で制作を行っている為に供給が間に合わず

今年は生産数を限定させていただいております。

予約で手一杯の為、年内の販売の受け付けは終了させていただきました。

(来年については供給が追い付き次第対応可能です。)

 

喜んでいただきたい一心で作り手の方々も毎日毎日制作に励んでおります。

どうかご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

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<スゲ細工についてのお問い合わせ>

support-ishikawa@joetsu.ne.jp

地域のこし協力隊 石川仁美

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新潟遺産~未来に残したい故郷の技~

2014年12月10日 | 協力隊 石川

お知らせです!!

本日の夜7時から新潟放送(BSN)の「新潟遺産」という番組で妙高のスゲ細工を取り上げて頂きました。

 

「越路の酒づくり」・「白根大凧」・「与板打刃物」・「妙高のスゲ細工」と、技をテーマに特集されています。

 

スゲ細工の放映時間は5分程らしいのですが、その為の取材に計3回平丸に足を運んで丁寧に撮影していただきました。

福治さんも、あんなに丁寧な取材は初めてだと感心されていました。

 

新潟が誇る「技」にスポットをあてた「新潟遺産」。

是非見て頂けると嬉しいです(*^_^*)

 

 

そして・・・

 

既に放送は終わってしまっているのですが、先週の土曜日に富山テレビさんの「富山いかが de SHOW」という番組に

私ごときが出演させていただきました(._.)

なんとこの番組、生中継!!

失態を富山全域に垂れ流してしまわないか、ヒヤヒヤしました。

緊張のせいか、本番中のことはあまり覚えていませんが・・・

スタッフの皆さんやリポーターのお二人も優しくてとてもいい経験をさせていただきました。

こちらは富山のスゲ細工の未さんです。

妙高のものとはスゲの使い方がまた違ってて面白いしクルクルしてて可愛いですね!

奥に見えるのは番組内で挑戦した回転寿司ゲーム。(ギリギリ勝ちました。)

またその奥に見えるポスターは絶賛上映中の妙高が舞台の映画「滝を見に行く」です。(ちゃっかり宣伝。)

富山の菅笠は骨組みからすべてを富山で制作しているというこだわりの逸品!

干支の置物の制作は三年程前から始めたそうで、これから十二支が揃っていくのが楽しみですね。

富山の未さんを囲む妙高の十二支達の図。

その奥で松田さんが手にもっているのがハイキングウォーキングのライブポスターです。(またまた宣伝。)

19日が富山公演で20日が新潟公演だそうです(^^)

 

うまく伝えられていたかは不安ですが、富山の方々に妙高のスゲ細工をPRできて良かったです。

そして私自身も富山のスゲ細工を知るいい機会になりました。

同じ材料を使い、同じ手しごとということでとても親近感。

 

是非一度お話を伺ってみたいと思います。

 

富山いくちゃー!(覚えたての富山弁)


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ひだまりプロジェクト記録【3.イベント編】

2014年10月06日 | 協力隊 石川

 

【2.作業編】のお次は【3.イベント編】です。

長くなりましたが今回で完結しますのでもう少しだけお付き合い下さい(>_<)

 

塗装作業が三か所すべて終わりホッとしたい所ですが、せっかく綺麗にリニューアルしたバス停・・・

改修して終わりではなく新たなコミュニティースペースとして活用する為にも

バス停を使ったイベントを開催することにしました。

 

何をしたらいいか、メンバーと作業しながら相談したり地域の方からの意見を取り入れ

日程や内容を考えていきました。

 

まず下平丸ではバス停での「納涼会」の企画をしました。

家族世帯や昼間は働きにでている方が多いので、

休日の夕方にした方がいいかな・・・とか、

ビアガーデンが無くなって寂しいという声や焼き鳥が食べたいという意見をいただいたので

屋台や立ち飲み屋をイメージして準備を進めてみました。

 

そして8月30日(土)のイベント当日。

 

飾り付けと夏歌のBGMで夏祭り気分を演出してみました。

手づくりの赤ちょうちんには「ひだまり亭」と名前を入れて一日限定の居酒屋のオープンです(^^)

貼り付けてあるこちらのパネルは、完成の記念サプライズの提案をいただいたので

メンバーにも内緒でこっそり制作し、イベント当日に大工さんから貼り付けて貰いました。

 

突如現れたスゲ馬のイラストの反応は・・・

なかなか好評で(*^_^*)ホッ。

日が暮れてくると、提灯やキャンドルの灯りが目立ちはじめて

屋台を温かい雰囲気に照らしてくれました。

準備していた焼き鳥やフランクフルトも全て無くなり、お酒も皆さんすすんでいるようでした(*^^)

 

普段なかなか顔を合わせない人や、おじいちゃん世代から孫世代までが一緒に集い

同じ時を共有し温かい時を過ごすことが出来たように思います。

 

~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆

 

納涼会から一か月後の9月30日。

こんどは上平丸でバス停完成イベントの第二弾を開催しました。

上平丸は下に比べて件数も少なく、高齢者の世帯が多いので

今回は明るい時間にゆっくりと「お茶会」をひらくことにしました。

お菓子や飲み物に加えて、参加者の方から持ち寄っていただいたお漬物などがテーブルに並びます。

 

コンテナに板をかけた簡易のテーブルとベンチは、すべてバス停の前のお宅のお父さんが準備と設置をしてくださいました。

お母さんからは、周辺の草刈やテーブルに花を飾っていただいたりと細かな気遣いがとても嬉しくて・・・

準備も順調に進み、本当に助かりました(*^_^*)

バス停を眺めながら、今後の活用の仕方などの話も出てきたので

これからも平丸らしいバス停にどんどん進化していくことを期待したいと思います(^^)

 

下平丸にはスゲ馬のイラストを取り付けたので・・・

上平丸はスゲ牛にしてみました。

ぽってりとしたお腹がチャームポイントです(^^)

お茶会終了後に鑑賞してくれたりと上平丸の皆さんも気に入ってくれた様子で嬉しかったです♪

 

平丸の特産であり私も大好きなスゲ細工・・・。

地域の人にとって誇りであり続けますように。

また、平丸を訪れた人の目に留まり印象に残りますように。

そんな思いを込めながら描きました。

 

平丸の2か所のバス停にズドンと構えておりますので、

これから紅葉のブナ林を見にきたついでに

バス停もチェックしていただければと思います(*^_^*)

 

以上、4か月に渡りましたバス停プロジェクトの全記録でした。

逐一こちらのブログで報告していけたら良かったのですが、一点集中の不器用な性格の為

作業期間中は次のことでいっぱいでブログが手につかず・・・・まとめての報告となってしまいました。

申し訳ありません((+_+))

 

このバス停が地域にとって、ひだまりのような温かいコミュニティースペースであり続けますように。

 

プロジェクトにご協力いただきましたすべての皆様に感謝致します。


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ひだまりプロジェクト記録【2.作業編】

2014年10月02日 | 協力隊 石川

 

【1.準備編】から長々と綴ってしまいましたが、

お次は【2.作業編】です。

 

まずは作業開始に向け、メンバーの中でも中心となる若い方で集まり準備会議を開きました。

 

そしてスケジュール調整を行い、実作業へと入っていきます。

作業は日程をあらかじめ決めておきメンバーが都合のつく時に参加して貰いました。

出勤前や休日に来てくれたりと忙しい中、本当にありがたいです。

 

6月末日。

まずは錆落としから!力もいるしかなり根気のいる作業でした。

毎回、蜘蛛の巣と格闘しながら錆まみれで鉄臭くなりました。

次に、錆止めを塗っていきます。

白い骨組みもなかなか良いかも?

この日は地域のお母さんもお手伝いで参加してくださいました(^^)

上塗りはチョコレート色で!

錆びても目立たなく、かつ落ち着いた色に決めました。

 雪の重みでかなり傾いていた骨組を地元の大工さん達に重機で戻して貰い、

土台をコンクリで舗装してからトタンの張り替えをお願いしました。

 

トタンも張り替えるとこんな感じに♪

印象がガラッと変わりますね(*^_^*)

バス停に常備されていた備品のスコップも最初はこんな感じで年期が入っていたので、

ついでにリメイク&補強しておきました(^^)

 

骨組みの変化の過程↓↓

 →   

 →  

  

 

・・・今見ても、気が遠くなるわ((+_+))

 

味気なかった椅子にはヤスリをかけ汚れを落とし、色つきニスを何層も重ね塗りして

ツヤツヤに仕上げました(*^_^*)

 

バス停にもともと取り付けてあった段ボールの新聞受けも、

ご近所の方から「よかったら使って」と桐の木箱をいただいたので新しく作りかえました。

 

ここまででやっと一つ目の上平丸バス停の塗装が完了!

 

一つのバス停でもこんだけかかるのに、残り2か所…

気が遠くなる日もありました。

 

 

二つ目のバス停は小さ目だけど日差しが直に当たる過酷な立地・・・。

それでも、メンバーの方が一緒に作業してくれたので頑張ることが出来ました。

 

ここの屋根は比較的新しかった為、張り替えず上にのぼって塗り直しました。

シリコン入りの塗料が30分後には完全に乾いていたくらいの真夏日で、

このままでは自分達も干からびると危機感を覚えて、この後ご近所さんにお茶のみに寄らせてもらいました。(笑)

 

 

メンバーが誰も来られない日や雨の日には、大工さんの作業所を借りて

黙々と張り替え用のトタンの塗装に追われ・・・

蒸し暑さとシンナーの匂いに頭がボーっとして

 「なんで最初から白くないんだ」と一人でトタンにキレた日もありました。

 

そんなこんなで、なんとかこうして2か所目も塗装終了しました。

 

せっかく綺麗になったからと、用水堀の日にご近所さんが有志で残ってバス停周辺の草取りを行い

後日、花植えもしてくださいました。

綺麗になって終わりでなく、地域のみんなで維持・管理していこうという思いが本当に嬉しいです。

 

 

3つ目のバス停もなかなかの強敵で、トタンが寿命をとっくに越えてました。

天井が吹き抜けです。

一気に張り替え後です。

ここはバス停兼、ゴミ置き場なので真ん中に仕切りがあるのが特徴です。

きれいに床のゴミや泥を取り除いたら…

逆に水が流れ込んでくるようになってしまい少しの雨でもこんな状態に。

急遽コンクリでの舗装作業が追加されました。

ペンキ屋だけじゃなく左官屋さんまで体験できるとは(._.)

 

なんだか途中から説明が雑だし長くて訳わからなくなってきてしましましたが、

そんなこんなで皆さんからの協力のお陰で3か所の改修作業を予定通り進めてくる事ができました。

 

毎回、地域の皆さんから差し入れやお茶のみに誘ってもらって

作業時間と同じくらい休憩時間も多かった気がします。

 

若い人が手伝ってくれてる様子をみると地域の方が本当に嬉しそうで、

普段顔合わせる機会の少ない世代間の交流にも繋がったような気がします。

以上!作業編でした(*^_^*)

 

次回・・・最終章【3.イベント編】に続く。


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