ラフィアン 2013年度 募集馬検討4

定めた戦略に従って募集馬を検討する行為は楽しい。

思索に時間を使えるのは、とても良いことだと思うのだ。


出資候補の4番手は、 コスモミールの12 である。


父 コンデュイット
母父 ヘクタープロテクター

A ネヴァーベンド
B ミスタープロスペクター
A* ロベルト
A ニジンスキー
A* プリンスリーギフト


本馬は愛馬 モントル の近親である。

マルセイユ に遡る牝系で、軽いスピードと仕上がりの早さが特徴。


本来はクロスが有効な配合なのだが、本馬は空胎で弊害を逃れている。

母母父が 0 遺伝である点が長所。

被遺伝世代深度が 0 なので、父コンデュイットの形相をそのまま引き継ぐ。

父が未知数な分だけリスクを負うことになるが、まったくスピードが無いということはないだろう。


丈夫さを示す料は 6.00 で、強い調教に耐えることが可能だ。


価格が 1300万円 と安価である点も良い。

ラフィアン 2013年度 募集馬検討3

引き続き募集馬を検討する。

友人の I氏 や かいとさん へも分析結果を送るのだが、
みんな好みがバラバラで面白い。


出資候補の3番手は、 コスモクラッベの12 。


父 マツリダゴッホ
母父 マイネルラヴ

S サンデーサイレンス
B ミスタープロスペクター
A ヴァイスリージェント
A ネヴァーベンド
D ヘロド



本馬も初仔である。

父 マツリダゴッホ は中山競馬場での活躍が印象的だった サンデーサイレンス 直仔。
そして、母父 マイネルラヴ は早期完成の傾向にある。

Never Bend のクロスは初仔であることから弊害なし。
あわせて マツリダゴッホ が 0 遺伝であるから不存と考える。


被遺伝世代深度 -7 なので、母方で活性値の高い パークリージェント の形相。
つまり、力の要る芝やダートを馬力で押し切る馬になりそうだ。

ダートで潰しが利く、というのは一口馬主にとっては魅力的な要素である。

丈夫さを測る料の遺伝は 6.00 。
調教に耐え得る体力がある。

ラフィアン 2013年度 募集馬検討2

引き続き募集馬の検討。


出資候補の2番手は、 ハローアゲインの12 。


父 ヨハネスブルグ
母父 アグネスタキオン

A ストームバード
S サンデーサイレンス
B ネイティヴダンサー
A ニジンスキー
A* プリンスリーギフト



本馬はとても丈夫。

丈夫さを測る料の遺伝が 7.00 もあり、ハードな調教に耐え得る体力がある。


父 ヨハネスブルグ は 10戦 7勝 。
7勝すべてを 2歳時 にあげた早熟馬。
母父とあわせて考えれば、早期完成が保証された血統構成である。

クロスについては、空胎と Mr. Prospector の 0 遺伝で弊害なし。


一見して父に注目が行きがちだが、被遺伝世代深度 -1 から母方の形相が出ている。

つまり、アグネスタキオン の遺伝が強い。


さらに本馬を魅力的にしているのは、牝系が アストニシメント であることだ。




募集価格 1500万 は良心的な価格だと思える。



一昔前は 2歳戦のラフィアン だったわけで、らしい募集馬ではないだろうか。

ラフィアン 2013年度 募集馬検討1

今年も深夜に血統表を読み解く季節になった。

こういう季節を持てることをとても幸せだと思う。



出資戦略を再確認しておこう。


▼ 潤沢な資金を持たない筆者は、高額募集馬に出資しない。

▼ 本日時点の控除前出資回収率は 162% 。
年間トータルの出資予算は増やさない。

▼ 相馬眼なんて特殊技能は持っていない。
運 と 素人血統知識 が頼り。

▼ 日高産、万歳！



出資候補の1番手は、以前にも書いた マイネアルデュールの12 である。


父 マツリダゴッホ
母父 アドマイヤコジーン

S* サンデーサイレンス
A* グレイソヴリン
C リボー
A ノーザンダンサー
A ネアルコ


長所は多々あるが、まず初仔であることを挙げよう。
筆者の出資実績において、初仔が比較的優秀であることは以前述べたとおり。


父・母父共に 0遺伝 であることも素晴らしい。
Graustark × His Majesty と Northern Dancer のクロスは不存となる。
先祖数の絞り込みに成功しているので、遺伝的なコンプレックスが少ない。


被遺伝世代深度が -3 なので、形相は母 アルデュール の祖先から受け継ぐ。
すなわち、芝・ダート兼用で短距離指向の馬となる筈だ。


丈夫さを測る料の遺伝は 6.25 で、充分な値と言える。


募集価格が 1400万円 と比較的安価である点が嬉しい。

失礼だけども

円盤餃子のお店まで歩いていた途中、
お寺の境内の桜がきれいだったの立ち寄った。


お寺の本堂を見上げて思った。








なんかの動物の顔みたい。



屋根のいちばん上の部分。

マンガとかで描かれる眼に見えて仕方ない。

餃子のこと

筆者は餃子が好きだ。


筆者の母は、それほど料理上手ではないと思うが、
それでも手作り料理で筆者と弟を育ててくれた。

生まれつき身体が弱く、偏食気味である筆者を育てるのは大変だったろう。


母の得意料理のひとつが餃子で、いわゆる博多の餃子である。

昨今は冷凍食品で手軽に作れるが、母が作ってくれていたころは手作りだった。



少し前に妻と東北を旅行したのだが、
その時に福島の餃子が名物であることを初めて知った。

友人 I氏 達と何度か福島競馬場に足を運んだが、
競馬の後に餃子を食べたことはなかった。


まさに盲点とはこのことである。


福島の餃子は丸いフライパンで作る円盤型。




曰く、円盤餃子である。


小ぶりの餃子を 10個 とか 20個 単位で売り出していて、
ビールと合わせれればぺろりと食べれる。




写真は 10個 のものだが、注文してから 20個 でもよかったなと思った。


いくつかの店で出されているようだから、また足を運んだ際に探訪することとしよう。

マイネルホウオウ、 NHK マイル C を制す

いや～、めでたい。


マイネルホウオウ が見事 NHK マイル C を制した。

柴田大知 騎手の巧みな騎乗と、それに応えた マイネルホウオウ 。

手放しで祝福できる勝利だった。



筆者は、 テンザンローズの2010 が募集された際、
クロスが有効であることを理由に出資を見送ってしまった。

今後に活かすため、血統的な評価ポイントを整理しておこう。



◇ 貴重な在来牝系 Helen Serf 系に属する。

Helen Serf は小岩井農場の基礎繁殖牝馬の1頭。
近年では、 ヒシミラクル が出ている。
共に人気薄での G1 勝利であることが面白い。


◇ ボトムラインに異なる父系がつけられていること。

マイネルホウオウ のボトムラインを見ると、5代父系は以下の通り。

S サンデーサイレンス
A* ヴァイスリージェント
A ロベルト
D マッチェム
C ブランドフォード

Matchem や Blandford を持っているため、健全な血統構成なのだろう。
頭領性にも優れているだと思う。


◇ 料 5.50 で丈夫。ハードな調教で鍛えることが可能。



う～ん。


整理してみると充分に魅力的じゃあないか。



募集価格 1300万円 の スズカフェニックス 産駒で GI を勝つあたりが、とてもラフィアン TC らしい。

サンオペラ、秋の飛躍を見据えて

少し前になるが、愛馬 サンオペラ は初めて特別レースに出走した。

4/21 の あずさ賞 がそれである。


京都に遠征して、結果は 4着 。


お約束というか、なんというか。



とはいえ、掲示板を確保してくれたことは素直に喜ぼう。


オペラハウス の本領は古馬になってからである。


秋の飛躍を見据えて、 サンオペラ が一歩一歩成長してくれることを願う。