和訳先渡し、いい方法だと思うのですが、あまり広まりません。1学期中間考査も明日から始まることだし、中間考査までの実践をふりかえり-反省を含めて-考えようと思います。
今のところ思い当たるのは、1.から3.です。
1.授業準備の問題
2.考査の問題
3.その他
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まずすぐ思いつくのは、授業準備の問題です。授業準備は大変でしょうか。和訳先渡しをしなかったときと比較してみます。
授業ハンドアウト
以前は... 授業ハンドアウトはずっと作っていました。1レッスン本文5ページから6ページ(全部で4パート)として、各パート事に、新出単語&熟語リスト、注意すべき文法事項、内容についてのQ&A、必要に応じて参考資料をB4両面1枚(+B5で1枚)くらい作っていました。
現在は...
・本文+日本語全訳(パートごと)をB5両面に印刷。例えばパート1、2英文を表、日本語訳を裏に印刷 …2種類
・パートごとのTFテストのスクリプトを穴埋め形式で作成。 …2枚
・文法学習用のハンドアウトを項目ごとに作成。通常2項目 …2枚
・宿題課題 …1枚
全体の分量は増えました。また、授業では、文法学習用ハンドアウトをわざと1枚に印刷せず、授業で問題ができた生徒に順次配っています。この分の手間も増えることになります。また、日本語を見ながら、重要単語・熟語・文を探す活動(word search, sentence search)をさせるので、なにを話すか自分で原稿を書きます。時間がかかることは間違いありません。でも、準備が大変とは言えないでしょう。
授業展開
授業展開はハンドアウトに従っていました。というよりは、ハンドアウトを作りながら授業展開を考えるという方が適切かもしれません。現在は自分で書いた授業原稿を読みながら進みます。テンポは早くなったところもありますし、じっくり時間をかけるところもあります。メリハリは効いたのかと思います。
準備は大変か。 そうでもないような気がするのですが。