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三溪園6月の花

2013-06-16 16:35:47 | 三溪園


三溪園 6月の花  

花菖蒲






            


今月は、小石川後楽園に始まり、岡山後楽園、高松の栗林公園そして今回と公園めぐりをして花菖蒲を愛でたが、これまでは盛りを過ぎた花ばかりであった。
それが三溪園の花菖蒲は今が盛りの花ばかりであった。
思わず笑っちゃってラッキーと言葉が出た。

アジサイ
 

 

 

 
アジサイは庭園の様々な場所に咲いていた。

スイレン
 
園の花暦の案内でスイレンは5月中旬から咲くと書かれているので、咲いているだろうと思いきやまだまだの状態だった。
園内で配布している「早朝観蓮会」も7月中旬からであった、残念。

金糸梅(きんしばい)

南門に続く道にひと株咲いていた。
中国原産で、江戸時代中期の1760(宝暦10)年に渡来したといわれる。
花の形が梅に似ており、色が黄色であることが名前の由来である。

ホタルブクロ
 
子どもが袋のような花にホタルを入れて遊んだことに名前は由来するという。

半夏生(はんげしょう)
 
ドクダミ科の多年草。
花期が季節を表す七十二候の半夏生(7月2日ころ)のころであるからとも、或いは葉の下半分が白色なので半化粧の意であるともいわれる。
花期に葉が白くなるのは、虫媒花(ちゅうばいか)であるために虫を誘う必要から、このように進化したのではないかといわれている(白くて目立つ)。


花に誘われて、案内の逆コースを歩いて行くと、いつもは開いていない建物の戸が開いていることに気がつく。
財団設立60周年記念ということで公開しているそうで、ここでもラッキーと思った。

旧燈明寺本堂(きゅうとうみょうじほんどう)
 
                 
京都府木津川市の燈明寺(廃寺)から移築。室町時代1457(康正3)年建築。

旧東慶寺仏殿
 
                 


旧燈明寺三重塔
               



 
本堂と同様。関東地方にある木造の塔としては最古。
普段眺められぬ景色もたっぷりと。

旧天瑞寺寿塔覆堂(きゅうてんずいじじゅとうおおいどう)
 

 
豊臣秀吉が京都・大徳寺に母の長寿祈願のために建てさせた寿塔(生前墓)を納めるための建物。桃山時代1591(天正19)年建築。

臨春閣
 
 
 

 



 
紀州徳川家初代藩主・頼宣(よりのぶ)が紀ノ川沿いに建てた数寄屋風書院造りの別荘建築。江戸時代前期1649(慶安2)年建築。

聴秋閣
 
 
京都・二条城内にあったといわれる。徳川家光、春日局よかりの楼閣建築。江戸時代前期1623(元和9)年建築。

次の予定があって、昼食も執らずに回って、出入口近くに行くとこんな案内があった。

案内によると10棟公開だと、全ては回り切れなかった。
重要文化財の見学は終了したが、8月には市指定有形文化財の公開がある。


                 関連 : 梅の便りを三溪園から 

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