町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

障がい者差別解消条例制定に向けて

2023年05月24日 | 活動日誌
今日は、私事ですが歯の治療のため洗足の昭和大学歯科病院まで。治療していた奥歯を抜歯することとなり、紹介を受け大学病院へ。
ここでは障がい者歯科診療を行なっており、障がいのある方がお一人であったり、付き添いの方と一緒であったり、いらしています。
検温器を通過するにも、真剣に向き合う姿がありましたが、介助者とともに、そしてご家族や関係者とこのコロナ禍を乗り越えてきたことを想像すると少し気持ちが熱くなりました。

私と障がいのある方の接点は、母を通じてが最初のことと思います。父が長期入院したことから、母は私が幼稚園の終わりから小学校1、2年生の頃まで市役所に勤め、福祉の仕事に携わりました。その際に、障がいのある子にかかわっていたようです。
住んでいた団地にも知的障がいのある子がいました。その子たちのことを、母はいつも褒めていました。「とってもいい子だよ。とっても頭がいいのよ。」と。
ある時、そのうちの1人の子が集積所にあった大小の箱を集めて、ロボットのような形をした作品を作り上げました。
それを見て「母のいうことは本当だった」と感心したことを、今でもよく憶えています。
母が何を教えようとしたのか、何を伝えたかったのか、大人になるにつれて、少しずつですが、よくわかったように思います。
人の命、生命の尊さ、その素晴らしさ、その可能性、そこに差別があってはならないし、違うはずもありません。おそらく、こうしたことを気づかせたかったとのだと思います。

町田市では、障がい者差別解消条例制定に向けた取り組みを進めています。住民、当事者に最も近い市が条例を定めることから、より具体的、日常的な内容が条例化されることと思います。

その条例化の先に、どんな町田市、また、どんな町田市民像を描くのか。どこまでも、あらゆる人の生命、可能性を尊重したものとして、そして、自身の尊さ、可能性を信じることにも通じる条例化、全市民が大切に育むものであってほしいと願っています。




町田市知的障がい者育成会親の会の皆さまが総会開催

2023年05月24日 | 活動日誌
本日は、町田市知的障がい者育成会親の会総会が開催され町田市市議会健康福祉常任委員会として来賓出席。午後から市側との打ち合わせや会派会議に出席しました。間もなく、6月議会が告示されますが、そこに向け様々な調整をしています。






育成会親の会長をはじめ、挨拶をされた方から障がい者割引が適用される交通系ICカードがこの関東圏でも実現したことから、その件についての話しがありました。5年ほど前に、会長ととも当時の赤羽国土交通大臣へこのICカードの実現に向けで要望活動を行いました。ようやく実現の運びとなりましたが、障がい者一種、ニ種の違いで、ICカードの発行の制限を受けることになりました。具体的には、二種の方への発行は実現しませんでした。
各障がいの違いにより、割引適用のICカード発行による有効性は違うと思いますが、知的障がいにおいては、二種の場合、1人で外出する機会が多いことから、有効に働くものとなります。こうした状況を各関係機関、ICカード発行団体に理解をしていただき、二種においても、近い将来、割引交通系ICカードが発行されるよう取り組んでいく決意です。何より、公明党のネットワークにより、現場の状況をしっかり国に伝えていきたいと思います。

2019年11月1日