町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

高校の同窓会に

2014年07月19日 | 活動日誌

今日は、高校の同窓会。およそ30年ぶり。新設校で5期生でもあったので、まだまだ、先生方も学校づくりに奔走していたようで、それだけ印象深かったのか、当時の教員の方にもご出席いただいた次第です。

私も、この会が企画された当初、多少お手伝いをしていたのですが、途中、自分の選挙をはさんでしまい、なかなか、時間もとれなくなり、このことから離れてしまいました。

執行部をはじめとして、携わった役員の皆さま、本当にお世話になりました。大成功の同窓会となり、楽しい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。

実をいうと、中三になって決めた最初の志望校は、卒業校とは違っていました。

同じ部活にとても仲の良い友人がいて、学力も同程度でしたので、その彼と同じ学校を志望校としていました。

それが途中から、かなりぎりぎりになって急遽志望校を変更。先生は、難易度が少しはっきりしていなかったので、あまり、賛成ではなかったようです。

新設校で、当時在籍した中学からは、入学した者はなく、逆に、そこに魅力を感じたのか、あっさり、変更へと踏み切りました。

もうあれから、ずいぶん経ってしまいましたが、ついこの間のことだったように思います。

今日のようなことがあると、いい高校に入ったなと素直に思います。

いい思い出も、あまり良くない思い出も、何か融け合ってひとつのことのように感じもしますが、それぞれ話しをしてみると、当時のことが甦り、不思議な気持ちになりました。

夜は、地元で予定が入ってしまったので、二次会には参加せずに町田に。

それでも何人かは、また会う約束ができたので、その時を楽しみにしたいと思います。

我が家も、一番上の子が、いよいよ高校受験となります。

そんな時期に迎えた高校の同窓会。現実の生活からすると、貴重な時間となりました。本当にありがとうございました!


マスコミ報道について

2014年07月11日 | 活動日誌
先日、小山田の農家さんからトマトをいただきました。

台風の影響が心配されていましたが、農作物への影響は、ほとんどなかったようです。

ここ数年の自然災害の脅威というのは、従来のものとは違うとの認識を、多くの人が感じていると思います。
それ故に、たとえ自分が巻き込まれなかったとしても、新たな防災減災対策の必要性も認められるところだと思います。

土砂災害防止法による警戒区域の指定が町田市では東京都により行われていますが、さまざまな課題はあるにせよ、土砂災害から住民を守るという点では、住民への注意換気を促すことは、正しいことと感じます。

時代を取り巻く環境が変われば、そこから生まれる課題に対して、新たな解決策を講じる必要性が生まれるのも、また、必然なことなのだと思います。そして、政治には、こうした新たに生まれる課題解決に向けた動きをすることが、いち早く求められていると思います。さらにいえば、時には、こうした政治の動きは大変な誤解を生むこともあるようです。

数年前、後期高齢者医療制度が導入された際、大変な誤解がなされましたが、この制度の導入により、高齢者医療の財源確保の安定性が高まり、この制度への反対の声は、今では聞かれなくなりました。

当時は、姥捨て山というような表現まで聞かれたと思いますが、全く筋違いであったことは、現状からすれば明白なことだと思います。

今回の安保法制に関する閣議決定の内容についても、一部のマスコミ報道には、同様な傾向が見られるのではないでしょうか。

他国に行って自衛隊が戦争をするというようなマスコミ報道は、その典型であり、誤った報道であることは、閣議決定の内容からすれば明白なことと思います。

PKO法が成立して20年を経て、今日に至るまでの歴史は、一部のマスコミ報道があまりにもいい加減であったことを証明しているし、今回も、この歴史が繰り返されているのだと思います。

それにしても、地元農家さんにいただいた新鮮トマトは、甘味があり美味しいものでした。トマトをあまり口にしようとしなかった子ども、よく食べました。

「読み聞かせ」の思い出

2014年07月07日 | 活動日誌

山下てつやです。うっとおしい梅雨空の日が続いています。それとは別に、大型の台風が九州に向かっています。自然といかに向き合うかというのは、本当に、人間社会にとって大きなテーマだと思います。

実は、今週、九州に行政視察を行う予定でしたが、台風の影響で延期をすることになった次第です。昨日まで、この視察を行うために様々な対応してきたのですが、今日になり、やはり中止は止むを得ないということで、今日は、その対応に時間を割くことになってしまいました。予定をしていた各視察先の皆さまには、快く、こちらの延期手続きに対応をしていたただき、とても、ありがたく思います。改めて感謝いたします。また、旅行会社をはじめ、献身的に対応をしていただいた職員の方、本当に、お世話になります。ありがとうございます。

今日は、地元の健全育成の会合がありました。私も健全の役員をしていることから、出席したのですが、小学校児童保護者の方が「読み聞かせ」の活動をしていることを報告してくれました。

わが党では子どもへの読み聞かせを推進しています。議員になってから、党の会合で、一度だけ、児童文学作家の漆原智良先生のお話を聞いたことがあります。

漆原先生は、大変貧しい中で育ち、丁稚奉公に出された時に、亡くなられた作家の立松和平さんのご家庭と縁したときのことに触れ、読み聞かせの持つ力の偉大さを語ってくださいました。 先生は、よく、故立松和平さんである横松和夫をさんの面倒を見ながら、読み聞かせをしていたそうです。

生後5か月から3歳まで生活を共にしたそうで、その間、いくつもの話を聞かせてあげたことなのだと思います。 それが独特の瑞々しい感性を育み、後の作家としての立松和平さんを生んだと理解できる話をしてくださいました。そして、その話しを通して、読み聞かせの持つ魅力を教えていただきました。 漆原先生のブログに、少しですが、当時のことが書かれていますので、紹介します。→http://urushibara.ciao.jp/omoi.php?pageno=12

その時、私も直観的に、読み聞かせは素晴らしいとの認識を持ったのですが、今日の健全の会合で、保護者の方から、読み聞かせをしていることを聞いて、少しですが、自分のことで思い出したことがあります。

それは、幼稚園の頃だったか、小学生になりたての頃だったか、よく思い出せないのですが、我が家も貧しくて、母親が働いていたのですが、体調を崩して、布団に寝ていたことがありました。

その時、母に言われてそうしたのか、それとも自分からそうしたのか、母が好きだった夏みかんを枕元に持っていき、途中からは母が剥いていたのですが、それを食べさせたことがあります。 その時に、母は、私に本を持ってこさせ、そのごほうびなのか、本を読んでくれました。

病を押して、本を読んだ母は、どんな思いで私にそうしてくれたのか。もう、今となっては聞く機会もないことと思います。それでも、自分の心の中にはしっかりと植え付けられたものがあるのは確かなことだと思います。

子どもの頃を思い出すと、よっぽど、貧しかったに違いないと思うことがよくあるのですが、その反面、こうした掛け替えのない時間があったことを思うと、今となっては恵まれていたと思います。 貧しかった我が家にあっても、母と私にとっては、読み聞かせは、それを打ち消すだけの大きな味方になってくれたのだと思います。