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水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

温暖化で食料や気象などさまざまな分野で被害が深刻化 対策を真剣に追求すべきだという。

2014-04-02 | 地球温暖化・寒冷化関連

'14-04-02投稿

 既報IPPC 地球温暖化が社会や生態系に与える影響を評価した新報告書を31日午前に発表するという。(2014-03-31)にの引用に記載されているように、台風やハリケーン、洪水、干ばつ、大雪、熱波、竜巻など、世界各地で極端な気象による被害が相次いでいます。こうした災害それぞれが、気候変動の影響によるものかは、はっきりしていません。
でも、「地球の平均気温が上昇すると、こういう影響が心配される」という科学者による予測に合致するように、極端な気象による一連の被害が発生しています。

 個人的には、CO2の増加による温室効果があるにもかかわらず、なぜ冬季の極端な寒冷化現象が発生することも問題であるとは思われますが、地球寒冷化会議も開催されて然るべきかとも思われます。
参考関連投稿:
【追加・再掲】 北半球における温暖・寒冷化現象に影響する要因に係る雑感
(2014-03-06)

緯度とは無関係に未曾有の地域での寒冷化が発生するのか?

については、CO2の温室効果は全く無関係と想われます。

 
参考引用図( google画像検索から引用)

 低緯度のインド、ベトナムなどの寒波は記憶に新しいが、一般的に、CO2の溶解度は海水温度が高いと小さくなり、大気中のCO2濃度は高くなると思われますが、温室効果がないのだろうか?
関連投稿:
異常気象など天変地異に係る記載 2013-01-12
(その11:インド、寒波で多数死亡とはなぜなのか?)

 少なくとも、これら一連?の異常気象の真因は不詳ですが、「地球温暖化=CO2の増加=気象異変」という過去のロジックでは整理できないメカニズムで地球環境がまるで「風が吹けば桶屋が儲かる」的なロジックで変化していると思われます。

 

  その中でも、象徴的なサンゴの絶滅が危惧されている沖縄県での記事はどのようか調べてみました。

琉球新報
危機感と戦略の共有急げ IPCC新報告書
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-222719-storytopic-11.html

「深刻化する地球温暖化の脅威がより明確になった。国際社会は危機意識と対応戦略を直ちに共有する必要がある。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、温暖化による社会や自然への影響を評価した第2作業部会の報告書を発表した

 7年ぶりの改定となる報告書は、世界規模の気温や海面の上昇により居住地を追われる難民が発生するほか、水や食料の不足により、紛争の危険性が間接的に高まる可能性があると指摘した。温暖化が人間の安全保障に影響が及ぶとしたのは今回が初めてだ。私たち人類は、これまでにない切迫感を持ってIPCCの警告を受け止める必要がある。

 新報告書は、産業革命前と比べて気温上昇が4度を超えた場合、国際目標である2度未満と比べて食料や気象などさまざまな分野で被害が深刻化することを例示し、目標達成の意義を客観的に示した。


 IPCC報告書は、国際的に最も信頼できる科学的知見とされる。温暖化の現状や将来予測を盛り込んだ第1作業部会の昨年の報告は、今のペースで温室効果ガスが増えると今世紀末の平均気温が最大5・4度(20世紀末比4・8度)上がると予測している。


 既に世界各地では、局地的豪雨や熱波などといった異常気象が頻発するなど、温暖化の影響が現れ始めている。
 地球環境と人類社会は、もはや危険水域に入ったと言っても過言ではない。人類が今の産業活動や生活様式を変えずに、温室効果ガスを排出し続けた場合、取り返しのつかない事態を招くことは自明であり、地球の未来は暗い。世界の指導者と市民は今こそ、忍び寄る危機を直視し、生産と生活の在り方を真剣に見直すべきだ。

 一方、日本は先進国の一員として国際社会をけん引する役割があるが、実態は危機感も戦略も欠いていると指摘せざるを得ない。


 2013年から始まった京都議定書第2約束期間の参加を拒否したほか、20年までの温室効果ガスの排出削減目標を「90年比25%減」から「05年比3・8%減」へと大きく後退させた。安倍政権は、国内外から厳しい目が向けられていると自覚すべきだ。

 来年末には気候変動枠組み条約の下、20年以降の温暖化対策の国際枠組みが決まる見通しだ。安倍政権は原発に頼らない温暖化対策を真剣に追求すべきだ。」という。

⇒CO2の減少=原発推進のロジックでは昨今の気象異変は理解できないとは想われますが、化石燃料の枯渇を次世代に送らないためにも再生可能なエネルギーの推進は重要ですが、CO2の削減はそのための結果論であり、温室効果ガスとしてはCO2よりメタンガスの発生にも注意が必要か?

関連投稿:
北極温暖化でメタン放出、さらに加速し6千兆円損害という。
(2013-08-02)

 既報メタンの地球環境に及ぼす影響に係る情報の整理(2013-07-04)によれば、一般的には、メタンは水蒸気、CO2についで、温室効果ガスとして地球温暖化に影響していると言われていますが、個人的には、メタンによる地球環境に及ぼす影響は想像以上に大きいのでは?と思っています。

 地球環境に影響を及ぼすメタンについて整理すれば、
そこから、新たな発想が出てくる可能性があるのでは?と思われます。

メタンは2003年の全球平均濃度は1,787ppbであり、CO2濃度400ppmでその量は少ないが、とにかく密度の小さいガスなので大気圏、電離圏に及ぼす影響も大きいのでは?と想っています。

 個人的には、低緯度のインド、ベトナムの寒波など寒暖差の激しい異状気象は大気汚染のせいなどで濃霧がひどく、気温が上がらない傾向にあったとのことですが、汚染物質の究明と公開が重要と想われます。

濃霧エアロゾルの一種ですが、

既報、エアロゾルに係る投稿
その9-2:(インドネシア上空(成層圏)のエアロゾル冬季北極大気中の大気エアロゾル粒子
続きを読む>>
などで言われているように、

寒冷化、温暖化ともにエアロゾルの質、分布の異変が影響しているのでは?と想われます。

参考投稿:
異常気象など天変地異に係る記載(その15:大気エアロゾル粒子と寒冷化現象に係る雑感)2013-01-23)
今回の関東甲信内陸部の未曾有の大雪はケムトレイルの影響か(人工降雪剤の散布効果)?という。(2014-02-19)

 

 


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