自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

鞍馬山の霊気

2012年10月18日 | 健康のための心の波動

10月18日(木曜日)  鞍馬山とサナトクマラ

 

(写真: 鞍馬山本堂・ノ院への山道から撮影 )

 

Sさんが、先週、鞍馬山の行かれた。 

京都に行ったならぜひとお勧めしていた。

鞍馬山は、古くからの霊山だ。 

 

源義経が子供のころ、武術を研鑽したという、

小高い木々の木立を抜けて、しばらく登ると本堂が現れる。

本堂の横に茶室のような風情の部屋がある。

その小さな部屋に、サナトクマラと伝えられる、護法魔王尊が安置されている。

しばし瞑想するには、もってこいの手狭な空間であり、朱色の2メートルは

ゆうにある、天狗のような形相の護法魔王尊が立っておられる。

この部屋にいると、何やら不思議なパワーをいただけるのである。

先週行って来られた方はこう感想を漏らされた。

”確かに、あの、部屋に座っていると、体の芯が、熱くなってきました。 

 いつまでも座っていたかった”

 

ところで、皆様はサナトクマラという名前をお聞きになったことがある

だろうか?

以下インターネットで調べた、簡単なご紹介である。

 

”サナートクマラの名前は、サラウトクマラが本来の名前である。

サラウトクマラこそ、オリジナルサナートマラの事である。

オリジナルサナートクマラは、本来自然と共に暮らしていた武術家であった。

森の風と共に走り、大地の地脈の流れを読み、天体の動きと同調する

とある。

 

さらに、違う説明を見ると、

 

そしてもともと鞍馬山は、超太古の昔から霊山として認められ、

特別な大地の力、霊力が働く山として信仰の対象になっていました。

そのため、鑑禎上人以前から密教的修行僧が、山から発せられる波動に

引き寄せられて、鞍馬山を目指ていました。

その霊力の源がサナート・クマラです。

それが三つ目の神(注:鞍馬山ご本尊三体のうち)の、護法魔王尊のことです。

鞍馬寺の言い伝えによれば、今から650万年前、人類救済の使命を帯びて、

金星からこの地に天下ったというのです。

 

さらに、異なる出典からは以下のような説明がある。

 

サナート・クマラは、今から650万年前、はるか宇宙のかなたの

金星から、白熱の炎に包まれ天地を揺るがす轟音とともに、

地球に降臨された。

その聖なる地点が、鞍馬山奥の院 魔王殿のあるところであった。

サナート・クマラは、世界性を包含した宇宙神であり、様々な姿をとる。

毘沙門天もそうだが、白髪の僧形をとるときもあれば、愛らしい童形

で現出することもある。

 

極めて日本的な姿としては「天狗」もそうだ。義経が牛若丸といった

頃、鞍馬寺でこの天狗から変幻自在の兵法を教え込まれたが、

この天狗も、実は、サナート・クマラが姿を変えて出現たのであった。

こうした伝承への興味は尽きない。だが、鞍馬寺の初代貫首・信楽香雲

の著した「鞍馬山歳時記」によれば、さらに驚くべきことがある。

サナートクマラは、もともと地下の魔界の支配者であるが、

その魔界への通路は、地球上では北欧、ヒマラヤ、南米そして日本の

4カ所しかなく、日本のそれがこの鞍馬というのである。

 

鞍馬寺は奥の院魔王殿、その付近はいつも不思議な霊気が漂っている。

昼なお暗い杉木立の中、むき出しに累々とした奇岩は、2億5千年前

に海底から隆起した水成岩である。

時空を超えて地球にやってきたサナート・クマラの舞台にふさわしい。

ヒマラヤ山中でおこなわれている満月祭と同じ祭りが鞍馬で行われて

いるのは、全く不思議だ

 

私は、なぜか、10年ほど前から、サナトクマラにとても心を引かれてきた。 

ある人曰く、サナトクマラこそ、猿田彦(日本神話の神様)では

なかったかという。 

何となくそんな気もする。 

超古代史に出てくる、神様はそれぞれ、ご先祖のルーツがある。

猿田彦のルーツに関しては、その記述が秀真伝 

(ほつまつたえ=古事記の原書といわれる)にも見渡らない。

宇宙からやってきた~とでも解釈できそうな、登場なのだ。 

詳細はまた後日に譲りたい。

 

私の旧姓は 彦田 である。 複数の霊能力者に、彦田の姓の霊的

ルーツは”猿田彦”だと言われたことがある。

ひこた の たひこ の音が 猿田彦 とかぶっているからだ。 

猿田彦をはじめとして、神代の昔の神様の漢字表記は当て字である。

猿田彦という神様の名前も、例外ではない。

これもまた余談だが、著者の本来の魂は、”スサノオの尊”と 

関係あるとか、畏れ多くも”スサノオの尊”そのものの化身とか、

いう人もいた。 

 

今の私の姓名に、”す” という言霊がそれぞれ、ついていて、

その霊音などから判断するという。それを鵜呑みにしているわけでも

ないし、それを聞いたからと言って現在の私に何も変化はない。

 

だが、私の欠点は確かにスサノオの尊の欠点に似たものがある。

スサノオの尊は皆さまもご存知かと思うが、とても怒りっぽく、

気性が激しく、天照大神が岩戸にお隠れになるほど、宮中の厄介者、

かつ、嫌われ者だったようである。 

 

その後 スサノオの尊は、改心されて、出雲の国に落ち着かれ、

名だたる子孫を残されて、出雲の国は宮廷をしのぐほど栄えることになる。 

そんな話を霊能者から聞いて、若い尊の、宮廷を追放されるほど

破天荒な性格にも似た、破壊的な気ままさは、自分にもあり、

十分戒める必要ありと、反省を促される結果になった。 

 

さらに、付け加えると、こんなこともあった。

在るとき、私の顔が様々に変化して側にいる霊能者を驚かせた

ことがあった。 

それは、私がうとうとうたたねをしたくなるほど、ぼーっとしている

ときだった。 

おばあさんや異国人の顔、老若男女問わず、いろいろな顔が、写真の

スライドショーのように、私の顔をスクリーンとして映し出され、

次々に、替わっていくのだ。 

 

それを見ていた人は実況中継のように、今顕れている顔の特徴を、

早口で説明してくれた。

そうこうして、最終的に、いかつい男が現れた。 

霊能者は”お名前は?”と聞いている。

 

“クマ・・?””クマール・・?”と 何度も、口ごもりながら、

聞き直している。

そして、”クマーラですね“と 最後に言った。

 

その時、私の肉体の口は動いていない、顔は、霊能者を見つめているだけだ。 

私にかぶさったその男と霊能者は、テレパシーのような周波数で 

お互いに、会話しているようだった。

それらの顔は、自分の前世と関係あるようだ。 

自分自身の過去の顔なのか、自分を守ってきた守護霊といわれるものなのか?

 

インドでは クマールさんという人は多い。 

はてはて、私の地球上、一代目の人生は、インド人だったかと

単純に考えたが霊能力者の口から出た名前は、”クマール”ではなく、

”クマーラ”という名前だったことを思い出して、

もしかしたら、”サナトクマラに関係があるかもしれない”と想った。

 

夢のような想像だが、サナトクマラが今も 自分を、守って

くださっているのかもしれない。

このような話は眉唾(まゆつば)ものと聞いてくださってかまわない。  

何も根拠がないからだ。

ただ、そんな話の以前から、鞍馬山にはよく、登った。 

 

鞍馬山の中腹に、真理をかたどった数メートルの、立体オブジェがある。 

螺旋形(らせんけい)に渦まきながら、高揚していく大きな円錐

(えんすい)だ。 

自然治癒力のエネルギーが、螺旋を描いてアートマに向かって

高揚していることは、常に、クライアントの方達に お話ししている。

事実、この具象的な宇宙エネルギーの象徴オブジェが、理屈抜きに、

宇宙エネルギーであることは、自分の心の奥底にストンと落ちた。

 

話しが横道にそれてしまったが、 ”袖すりあうも他生の縁”は場所にも

言えると思う。

世界で南米、北欧、日本、ヒマラヤの4か所に地球の地下王国である、

魔王の国の入り口があると”鞍馬山歳時記”に書かれている。

 

実際、地球の内部にあるかもしれない世界を考えると、とても神秘的だ。

フランスの19世紀後半空想科学小説家の開祖といわれる、

ジュール・ヴェルヌ も ”地底旅行”という題名で、地下世界に

ついて書いている。

 

UFOは宇宙から飛んでくると思っている方が多いが、基地は地球の

内部にあるという説もある。

魔界かどうかは別として、確かに、地球の内部にそうして世界が

広がっている可能性は全くゼロではないと思う。

 

先週のブログ”鶴川の秋”にも書いたように、ヒマラヤはシバ神の

故郷である。 

そのヒマラヤにも地底世界へと続く入り口があると、

鞍馬山・初代管主が書かれているのは興味深い。 

密教修験者が鞍馬山を目指したように、シバ神を信仰する修行者は

ヒマラヤを目指す。

 

ヒマラヤと鞍馬山、護法魔王尊とシバ神、そして御不動様と護法のお役目、

などなど考えながら、鞍馬山に漂う霊気を想いだしていた。 

 

 

 

       

 

 

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1 コメント

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鞍馬のパワー (熊野)
2012-10-19 00:22:20
鞍馬山へ先日私も行きました。
昨年から今年にかけ、パワースポットと言われている様々な
有名な場所を巡りましたが、その中でも鞍馬山は本当に不思議
な力を感じる場所でした。
なので出来れば近いうちにもう一度訪れたいと思っていたほど
ですが、今回書かれていたお話を聞き自分の中で感じた何か不思議な力に納得…できました。
私もまた、自分が行くことが出来た様々な場所は大きな意味
や御縁があって訪れる事が出来ていると深く感じています。
今度訪れる事が出来たら、本殿金堂の横にあるお部屋で
ゆっくりとした時間を過ごしてみます。
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