今回ご紹介するのは
「雇用大崩壊」
田中秀臣著
NHK出版 生活人新書です
常々私は人間が生きていく上で、安定した雇用は
基本になるものだと思っています。
当たり前のことですが、
雇用があって税金も社会保険料も納められます。
なので、今の派遣切りの問題やロスジェネの問題は
大変な問題だと感じています。
そして高齢者の年金受給年齢を引き上げ、定年延長をし、
高齢者に長く働いてもらおうとしながらも、
若年層には仕事がないというのは不思議な気がします。
これは雇用のミスマッチということでしょうが、
よく言われる仕事を選ぶなということですが、それは乱暴ではと思います。
人間には好き嫌いや向き不向きもあります。
さて、著者の田中さんはとにかく不況対策を!という主張です。
積極的な財政政策と金融政策の組み合わせを行うこと。
金融政策としては量的緩和政策に転換する。
市場に多くの貨幣を供給する。
そうすることで、銀行はより多くの貸し出しを行い、
企業もお金を借りやすくなる。
しかし定額給付金の2兆円などは規模が小さく、
将来の増税と連動させたことで、
効果が薄れたというのはそのとおりだと思います。
景気対策というなら
もっと思い切ったやり方もあったのではないかと。
「雇用大崩壊」
田中秀臣著
NHK出版 生活人新書です
常々私は人間が生きていく上で、安定した雇用は
基本になるものだと思っています。
当たり前のことですが、
雇用があって税金も社会保険料も納められます。
なので、今の派遣切りの問題やロスジェネの問題は
大変な問題だと感じています。
そして高齢者の年金受給年齢を引き上げ、定年延長をし、
高齢者に長く働いてもらおうとしながらも、
若年層には仕事がないというのは不思議な気がします。
これは雇用のミスマッチということでしょうが、
よく言われる仕事を選ぶなということですが、それは乱暴ではと思います。
人間には好き嫌いや向き不向きもあります。
さて、著者の田中さんはとにかく不況対策を!という主張です。
積極的な財政政策と金融政策の組み合わせを行うこと。
金融政策としては量的緩和政策に転換する。
市場に多くの貨幣を供給する。
そうすることで、銀行はより多くの貸し出しを行い、
企業もお金を借りやすくなる。
しかし定額給付金の2兆円などは規模が小さく、
将来の増税と連動させたことで、
効果が薄れたというのはそのとおりだと思います。
景気対策というなら
もっと思い切ったやり方もあったのではないかと。