リコンのはなし

仲のいい友人から…離婚の報告。

それもフェイスブックのメッセージで、という…(笑)。

本人も、こんな報告をこういう形でするのってなんかヘンだよね、と自分で言っていたけど。

いまは海外で離れているので仕方ない。でもやっぱりとりあえずSkypeででも、話した時に聞きたかった。1ヶ月ほど前、何か話したそうだったのは感じてた。察してこっちから連絡するんだった。でもまさか悪い知らせとは。

今日の午前中に聞いてから、なんだか悲しくてやりきれない。彼女が読むことのないここに、なんとなくいまの気持ちを書こうと思う。（外国人なので）

外国なので日本とは違ったシステムがいろいろあり、彼女はいわゆる日本で言うところの籍は入れていない。でも、ほぼ正式に近い（何をもって正式と言うかはもはや分からないが）形で、夫婦として暮らしてきた。

私が以前いた職場で同僚だった彼女。その職場では私が勤めていた1年半という短い間に、職員の中で電撃的といっていい形で離婚した人たちが数組いた。人ってあっけなくリコンするんだなぁ…ってその時思ったものだが、まさか彼女がその仲間入りするとは思ってもいなかった。

彼女とパートナーはすごくいい形で生活をしている感じだったし、彼女が日本を離れる時はそりゃあ多くの人たちが彼女とパートナーとの別れを惜しみ、家に集った。日本各地を精力的に旅行して回り、日本を知ろうと熱心だった。2人とも。

彼女が言った、「どこかに行くなら私はできるだけ彼と出かけたい。出来れば旅の思い出は彼と共有したい」この言葉に、私はひどく同意したものだ。パートナーとは結局そういう存在だと私も思うからだ。

何があったのか。もしくは何もなかったのか。何かあったとしても嫌だけど、なにもなくてこうなったのだとしたら、それはそれで別れ方としてはもっと嫌かもしれない。

自分たちと近い形のcoupleが、こうして消えてしまう。それがものすごく悲しい。