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とみーのにっき&おえかきちょう

Phantom-Requiem for the Phantom- 第5話 刹那

2009年05月12日 | 視聴済アニメごった煮
あのエロイお姉さんは何考えてるんでしょうねぇ。

そんな今回のお話は…
ファントムという牙を用い、敵対組織を呑みこみ、日ごとに勢力を拡大していくインフェルノ。
そして、次なる獲物はストーンファミリーが仕切る縄張り=メラニースクウェアだった。
ボスのトニー・ストーンは【石頭トニー】とあだ名される昔気質のマフィア。
新興の組織であり手段を選ばないインフェルノとは水と油。当然、素直に傘下に入るはずもなかった。
このままでは大規模な抗争にも発展しかねない。
そんな折、ツヴァイはクロウディアからトニーの妻エバと幼い息子デュークの監視を命じられる。
交渉の切り札として使うつもりなのか…。とすれば、状況によっては彼らも…?
アインと共に監視をしていたツヴァイ、その視線が偶然デュークと交錯する。
感情など既に失くしたはず…。だが無垢な瞳に見据えられ、ツヴァイの表情は歪む…。
以上公式のあらすじ。

まぁ、マフィアに良いも悪いもないが、今回のお話的に強いてどちらかと言えば良い方の、
昔気質なマフィアのボスが率いるストーンファミリーの縄張り=メラニースクウェアを、
戦場にする事なく手に入れたいインフェルノがファントムを使い実力行使に出るという話。
そういう流れの中で、父親がマフィアのボスなだけの無垢な子供をツヴァイは殺せるのか?という所を見せている。
お話としてはなかなかおもしろくて、マフィアではあるが一本筋の通ったトニー・ストーンは、
良い父親でもあるし、ボスとしても良い男であるというように描いており、
その対局であるインフェルノは、最終的にはファントムという圧倒的な暴力で全てを破壊してしまう。
そんな見事な悪役であるファントムのツヴァイは、アインは、そしてインフェルノの幹部クロウディア・マッキェネンは
何を考えているかということを気にさせる作りになっている。
何を考えているかは、正直、全くわかるようにはなっていないのだけど、何かありそげにしてあるのが上手い。
今の所は、インフェルノからの指令を確実にこなすファントム、という事だけで話としては進んでいるのだけど、
何かありそうだということが、今後の展開を期待させてくれる。

気になる所としては、クロウディア・マッキェネンが何考えているかわからない。
公式キャラ紹介には「組織に囚われたツヴァイに同情し色々と便宜をはかる」と書いてあるが、
ただ単に同情しているだけではなく「時には謎めいた行動でツヴァイを幻惑する」ともあるし、
サイス=マスターをあまり良く思っていないような雰囲気でもあるので、まぁ、きっと何かあるのだろうが、
とりあえず、この段階ではなーんもわからないので、今後彼女がどうするのかが気になる。
それと、今回のツヴァイの暗殺シーンで、子供を撃とうとする際に銃口をずらす所があったのだが、
これは、鏡(だったっけ?)に写った自分を先に撃ったってことなんですよね?それが分かる所はないけども(苦笑)。
ツヴァイが無垢な子供を殺すか殺さないか、というところはひとつの見所なのだし、
そこで銃口をずらした所で切り替わって、「ツヴァイ殺さなかった?」と思わせておいてのファイクなのでしょう。
まぁ、上記したようにそれが分かる所はないのだけど、そう考えた方がしっくりくるし、演出的にも上手くもある。
あと、アインも何考えているかさっぱりわからないが、とりあえず、ツヴァイを気にしている事だけはわかって、
偽装デートでとにかく彼を見ていたり、アジトで彼を待っているのかずっと開かないドアを見ていたり。
アインは感情が表に出ないし、あまり喋らないので、彼女が何を思っているのかを窺い知ることが全く出来ないのよね。
まぁ、だから今後が気になるのだけど。


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