a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

どん底からのことば~6

2015-09-04 15:53:16 | 東京公演


稽古場をののぞいた制作から。



稽古も大詰めに入りました。
衣裳をつけ池辺さんの音楽が入っていよいよ雰囲気が出てきました。

帝政ロシア末期の貧しい人々が暮らす木賃宿で繰り広げられる鬱屈した人びとの人間模様。
貧困層が広がる現代社会にも繋がる作品です。
この貧困の現実から抜け出したくても抜け出せないでもがく
一筋縄ではいかない最底辺の人々を役者自身がその苦悩をいかに体感して舞台に立てるか。
それでも人間捨てた物じゃないぞと。





初日まであと6日、最後の追い込みです。
みんなの更なる頑張りに期待! 
皆さん観に来てください!! 




文責:辻尾隆子

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東京演劇アンサンブル公演
どん底

2015年9月10日~20日
ブレヒトの芝居小屋

作……M・ゴーリキイ
訳……神西清
演出……三由寛子
音楽……池辺晋一郎

装置……三木元太
照明……真壁知恵子
効果……大場神
衣裳協力……竹内陽子
宣伝美術……本多敬
舞台監督……三木元太
効果オペレーター…篠原祐哉
制作……小森明子・太田昭・辻尾隆子
制作チーム……TEE運営委員会
演出助手 ……奈須弘子・永濱渉
舞台監督助手……入江龍太・雨宮大夢・大橋隆一郎


料金
前売一般=3800円 前売学生=3000円 Low Price Day=2500円

全席自由

■キャスト
ミハイル・イワーノヴィッチ・コストゥイリョフ=竹口範顕
ワシリーサ・カールポヴナ=折林悠
ナターシャ=星野瑠莉
アブラーム・メドヴェージェフ=尾崎太郎
ワーシカ・ペーペル=小田勇輔
アンドレイ・ミートリイチ・クレーシチ=本多弘典
アンナ=冨山小枝
ナースチャ=山崎智子
クワシニャー=名瀬遙子
ブブノーフ=志賀優寛
サーチン=大多和民樹
役者=熊谷宏平
男爵=坂本勇樹
ルカ=浅井純彦
アリョーシカ=上原和幸
クリヴォイ・ゾープ=和田響き
だったん人=三瓶裕史
浮浪人たち=三浦潤子・上條珠理・正木ひかり・永野愛理・雨宮大夢・大橋隆一郎・永濱渉


9/10 Thu 19:00
9/11 Fri 19:00◆1
9/12 Sat 14:00
9/13 Sun 14:00
9/14 Mon ×××
9/15 Tue 19:00★
9/16 Wed 19:00★
9/17 Thu 19:00
9/18 Fri 19:00◆2
9/19 Sat 14:00
9/20 Sun 14:00

◆1=アフタートーク=堀潤さん
◆2=アフタートーク=白井聡さん
★=Low Price Day=2500円均一

TEE-Web ticket

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
思い出せない…。 (近 正美)
2015-09-07 13:16:13
中学(45年前)のころ「どん底」読んでるはずですが、まったく思い出せません。
余計、TEEの「どん底」が楽しみです。
ボクは基本、映画や芝居は感じるところを入り口にして、観た後から学習したり、深めたりと思っています。気づきのある場(知的刺激)に飢えています。ブレヒトの芝居小屋は貴重な気づきの場です。
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近先生へ (冨山小枝)
2015-09-08 23:05:01
冨山です。中学でどん底読んでるんですね。私は名作なのに、芝居やってる者なのに…今回企画にあげる段階で初めて読みました。なかなか最初読んだ時には分からないことだらけでしたが、人が居るという感じに惹かれました。
どん底の中でも生きている人間、あらためて、生きるということを考えたり出来る作品だと思いました。
知的好奇心も生きるうえで欠かせないものだと思います。
間もなく本番です!まだまだ探したいと思っています。見に来て下さるのを楽しみにしています!
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「母」は覚えているのです。 (近 正美)
2015-09-10 12:48:34
ゴーリキーというと中学のころ読んだ「母」はよく覚えているのです。基本、ロシア文学は登場人物が多いと名前がゴチャになって読めないのです。トルストイなど「ムリ!」って感じです。芝居で観ればよりエッセンスが理解できると楽しみにしてます。
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