a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

刀に目がないのです ~a leter from Taj Mahal vol.12

2021-09-04 07:03:34 | 劇団員リレートーク
今回のブログ担当、研究生の鈴木貴絵です

突然ですが、皆さん刀剣は好きですか?
私は大学で日本刀の研究をしていたくらい好きです。
まぁそんなことは置いておいて、
皆さんは刀剣と言えばどのようなものを思い浮かべるでしょうか?
きっと多くの方は日本刀を思い浮かべると思います。

何故こんなことを聞くのかというと、
今回の演目「タージマハルの衛兵」ではインドのユニークな形をした刀が登場するからです!

まずはこちら!

フマーユーンとバーブルの2人が見張りのときに構えているのは、
タルワールというムガル帝国を代表するペルシア発祥の刀剣です。
刃先に向かって反りが深くのなるのが特徴です。

続いてはこちら!

これはとある場面で大活躍するコラという刀剣です。
刃先がフリルのように広がっているのが特徴です。
ここ最近は活躍しすぎてよく壊れかけています.......。

(今回衣裳の傍ら刀剣の制作修繕をしてくれているばるさん)

そんなときに緊急事態発生!
2日19時からの通し稽古中になんとコラが修繕もできないような折れ方をしてしまったのです😱💦
公演初日までに何とか出来るのだろうかと不安になりながら終演後の片付けをしていると、
演出の三木元太さんがなんとアクリル板を切り出してコラを作っていたのです!

(アクリルが重くて役者が振れないのではということで没になりそうです…)

一応予備のククリもいるのですが、こちらも中々に際どいところだったのですが、


3日14:00からのゲネプロの前ばるさんから新しいコラが届きました!

(新しいコラが届いて動作確認をする役者陣)

初日直前までトラブルの絶えない刀剣たちですが、
どの場面でどう活躍するか劇場で見届けていただけたらと思います。


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TEE 東京演劇アンサンブル公演
タージマハルの衛兵

作/ラジヴ・ジョセフ
訳/小田島創志
演出/三木元太
音楽/国広和毅
振付/鷲田実土里
舞台美術/三木元太
衣裳/田原真美子
音響/島猛
照明/真壁知恵子
宣伝美術/竹田純子・奥秋圭
舞台監督/山﨑智子
制作/小森明子・太田昭

公演日程 2021年
野火止RAUM公演
9月4日(土)14:00★・A
9月5日(日)14:00★・B
シアターグリーン公演
9月8日(水)19:00・C
9月9日(木)14:00◆・B/19:00・A
9月10日(金)14:00◆・C/19:00・D
9月11日(土)14:00◆・A/19:00・B
9月12日(日)14:00・D

◆アフタートーク◆
9月9日(木)14:00 安田純平(ジャーナリスト)
9月10日(金)14:00 堀潤(ジャーナリスト)
9月11日(土)14:00 小田島創志(翻訳)

会場
野火止RAUM
シアターグリーン Box in Box THEATER

全席自由/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場
料金:前売一般/3800円 前売U30/3000円
★=Low Price Day/2500円
セット券/6000円(劇団でのみ扱い)
当日/4500円
チケット申込:TEE web チケット

■出演(Wキャスト)
フマーユーン
雨宮大夢【A・C】/小田勇輔【B・D】
バーブル
和田響き【A・D】/篠原祐哉【B・C】

助成  AFF
協賛 ケンタウルスの会





タージマハルの衛兵 HP