Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

教育課程

2017年11月01日 23時12分29秒 | 日記

次回学習会午前の部では、県内のいくつかの学校の日課表や「体育」の年間指導計画を持ち寄ってみんなで見てみよう!という企画も考えています。

午前の部メインの企画は、2つの特別支援学校の「体育」の実践報告(小低と小高)を予定しています。

最近、初任者研修の研究授業に関して、初任の先生方から相談を受けることが多く、教育課程の話になることが多々あります。私たちの指導の根拠はやはり学習指導要領にあり、この授業の主たる教科は何で、その目標と内容をどこまでおさえて授業づくりしているのかということ。せっかく、いい授業を目指して取り組んでいるのだから、ねらいを明確にするためにもとても大事なことだと考えています。ねらいが明確で、そのねらいを達成するための指導方法や教材教具の工夫があり、そして、そのねらいが達成できているかどうかの評価の観点が一本筋が通ているとよいのですが、指導の根拠があいまいだと、ねらいと指導手続きと、評価の観点がバラバラだったりして、指導案として文字は並んでいるのだけれども、指導プランとして機能していないような感じで・・・。なんでこのようなことが起こるか考えると、やはり知的障害教育の教育課程の弾力的な運用がそれぞれの解釈次第で誤解が生じ、分かりづらくなっている理由ではないかと思います。

ということで、それぞれの学校の日課表などを見比べてみて、どれがいいとか悪いとかいう話ではなく、「え~、こんなにも違うんだ!」とか、「へ~、いろいろな考え方があるんだな~」と思うだけでも見聞が広がるかと思っています。

ちなみに、午前の部は参加費無料です。


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