ロンドン五輪「銀でもありがたい」 なでしこ初代監督・市原さん 京都

2012-08-13 11:08:15 | 士 cerebrity
2012.8.11 02:20

 ■選手たちの奮闘ねぎらう

 ロンドン五輪で銀メダルを獲得したサッカー日本女子代表「なでしこジャパン」。初代監督、市原聖基(せいき)さん(70)=向日市=は自宅のテレビで試合を見守り、「結成当初は、世界と肩を並べるなんて夢のようだった。銀メダルでもありがたい」と、奮闘した選手たちをねぎらった。(小林愛子)

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 現在、向日市スポーツ文化協会の理事長を務める市原さんは、昭和56年~59年にサッカー日本女子代表の監督を務めた。

 当時は、アジア各国で女子サッカーチームが結成されていたものの、日本ではまだまだマイナーな存在。

 昭和56年の第4回アジア女子選手権に出場するも「新聞社から『アジア大会が開かれているよ』と情報をもらって、あわてて出場した」と笑いながら振り返る。

 「なぜ女性がサッカー」と奇異の目で見られることも少なくなかったが、「技術ではなく、肉体や精神を鍛えれば、女性でも90分を十分に戦える」と信じ、フィジカルトレーニングを中心に指導を行った。

 その結果、「今は指導として活躍する本田美登里(現U-20サッカー日本女子代表コーチ)などが、チームの礎となってくれた。今のなでしこジャパンがあるのは彼女らのおかげ」と語る。

 決勝では惜しくも米国に敗れたが、「今の世界のレベルの高さを考えると、素直に喜んでいい。沢(穂希)がよく動き、チームを支えていた。惜しくも銀だったが、内容的には昨年のW杯よりもレベルアップしていた」とたたえた。

 一方、選手として「初代なでしこ」だった神戸市在住の主婦、吉田万帆さん(52)も自宅のテレビで観戦。「サッカーをやりたいって思わせてくれる、とてもおもしろい試合だった。すごくいい大会だった」と振り返った。

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