危険地点の対策精査 乙訓通学路協議会が初会合

2012-05-25 12:43:36 | 護 help
通学路で安全上、問題のある地点の現状を写真で確認しながら対策を話し合う会議の参加者(向日市・府乙訓総合庁舎) 京都府乙訓土木事務所と向日町署に2市1町が加わり、通学路の安全策を検討する「乙訓地域通学路安全連絡会議」が24日、向日市上植野町の府乙訓総合庁舎で初めて開かれた。この日は向日市と長岡京市の通学路を対象に協議した。

 安全対策や規制などが必要な府道の情報を共有し、効率的かつ円滑に事業や対策を進めようと、府乙訓土木事務所と向日町署は昨年、道路交通連絡会議を設けた。亀岡市で多数の児童が死傷する事故が起きたことで、通学路の安全を見直すため2市1町も加えた会議とした。

 初会合では、向日、長岡京両市が亀岡市の事故を受けて実施した通学路の安全確認・点検で、問題があるとされた地点の具体的な対策を、両市と個別に検討した。

 向日市内を対象とした午後の会合には、同市の全小学校の校長も加わり約20人が参加。府土木事務所の斉藤修所長が冒頭、「各機関が役割を分担また連携し、迅速な対策を」と呼び掛けた。

 市の安全確認パトロール結果を踏まえまとめた対策と、府、府警への要望を基に、スライド写真で問題のある地点の現状を確認しながら、信号や横断歩道、注意看板などの設置や路側線の引き直しといった対策の必要性と役割を精査した。

 午前は長岡京市内の通学路を対象とし、市が対策を必要としている195カ所のうち、重点化、または関係機関の間で調整を要する28カ所について検討した。

 25日には、大山崎町の対策を協議する。

【 2012年05月25日 10時17分 】

ユニット 側面用交通安全標識 832-02 通学路
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ユニット

特製ケーキ、人気に 大山崎山荘美術館、企画展で

2012-05-25 12:40:11 | 創 creation
カトレアをイメージした特製カップケーキ(大山崎町・アサヒビール大山崎山荘美術館) 京都府大山崎町のアサヒビール大山崎山荘美術館で開催されている企画展「蘭にみた、夢 蘭花譜(らんかふ)の誕生」に合わせ、喫茶室で提供しているラン科のカトレアをイメージした期間限定の特製カップケーキが人気を集めている。

 リーガロイヤルホテル京都(京都市下京区)と共同開発した。ラン科の植物バニラを使ったアーモンドバニラ味のケーキに、カトレアをデザインしたチョコレートを添えた。1個400円。

 本館2階の喫茶室で、企画展の開始と同時に販売を開始した。来館者に好評で、週末は20~30個の注文があり、多い日には50個を超えたという。

 展示は山荘を建てた実業家の加賀正太郎が、育てたランを題材に編集した木版画集を展示している。中村祐美子学芸員は「かつて山荘は『ラン屋敷』と呼ばれていた。その歴史に思いをはせ、味わってほしい」と話す。

 美術館への入場は有料。販売と企画展は27日まで。

【 2012年05月23日 11時40分 】

蘭花譜―天王山大山崎山荘
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同朋舎出版

5月21日(月)のつぶやき

2012-05-22 04:35:48 | 創 creation
18:11 from gooBlog production
「吉田初三郎の絵図公開 大山崎町歴史資料館」 goo.gl/RzfNR

18:52 from gooBlog production
「鳴子手にガラシャ祭踊ろう 個人・団体参加募る」 goo.gl/ykgFo

19:17 from gooBlog production
「天王山の歴史歩き巡る 「ふるさとガイド」が案内」 blog.goo.ne.jp/tasket/e/1811e…

19:27 from gooBlog production
「「桂川の環境と生物保全を」 長岡京でフォーラム」 goo.gl/Kf0sc

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「桂川の環境と生物保全を」 長岡京でフォーラム

2012-05-21 19:23:34 | 水 water
「桂川生物多様性フォーラム」でカヤネズミの生態について発表する畠さんと、話を聞く参加者(長岡京市神足・バンビオ1番館) 桂川河川敷の多様な生き物と環境の保全策を考える第4回「桂川生物多様性フォーラム」が20日、京都府長岡京市神足のバンビオ1番館で開かれた。自然保護団体や研究者、国土交通省の関係者らが調査研究や活動の成果を発表し、それらを基に今後の保全の在り方を議論した。

 乙訓の自然を守る会や乙訓桂川愛護会など4団体でつくる「桂川生物保全ネットワーク」が主催。京滋や大阪、兵庫の各府県から約100人が参加した。

 フォーラムでは5人が、「桂川の将来像」「カヤネズミの生態」「桂川・淀川の植物」「桂川の鮎(あゆ)」「桂川クリーン大作戦」をそれぞれテーマに発表した。

 桂川の将来像では、国土交通省・淀川河川事務所の森川一郎所長が、桂川は過去約50年で計画高水位を11回も超え「安全度が低い」とし河道掘削など治水の必要性を強調した。一方で多様な河川環境を守る観点から、流域住民も参加するワークショップを開き、目指すべき川の在り方を議論している、と話した。

 また、カヤネズミの生態の発表では、全国カヤネズミ・ネットワークの畠佐代子代表が、カヤネズミが特に好むイネ科の高茎植物、オギが桂川河川敷では豊富な点を指摘。「オギ群落の保全と同時に適切な管理も重要」とし、「カヤネズミは生物多様性のある環境の一つの指標にすることが大切」と訴えた。

【 2012年05月21日 10時06分 】

カヤネズミの話 ススキの原の小さな住人
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上毛新聞社

天王山の歴史歩き巡る 「ふるさとガイド」が案内

2012-05-21 19:13:58 | 歴 history
ふるさとガイドの説明に聞き入る天王山ウオークの参加者(大山崎町大山崎・宝積寺) 「春の天王山ウオーク」が19日、大山崎町一帯で行われた。すがすがしい新緑の中、約250人の参加者は「大山崎ふるさとガイドの会」会員の案内で、山崎の合戦や幕末動乱にゆかりの深い歴史資産を歩き巡った。

 山崎の合戦で、羽柴秀吉が軍旗を掲げたとされる旗立松展望台や真木和泉守ら十七烈士の墓、天王山頂などを巡る7キロのコースと、観音寺や山崎合戦跡などを歩く5キロのコースに分かれて歩いた。

 同町大山崎の宝積寺では、ふるさとガイドが、聖武天皇が建立したとされるいわれや、重要文化財の十一面観音立像、閻魔(えんま)王坐(ざ)像などについて解説。参加者が興味深そうに耳を傾けていた。

 京都市山科区から来た関目三郎さん(75)は「天王山はよく名前を聞くけど、来たことがなかったので参加してよかった」と話していた。

【 2012年05月20日 10時40分 】

週刊ビジュアル日本の合戦 No.23 久坂玄瑞と禁門の変 (2005/12/06号)
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講談社

鳴子手にガラシャ祭踊ろう 個人・団体参加募る

2012-05-21 18:50:02 | 祭 carnival
昨年の長岡京ガラシャ祭に参加したなるこ踊りチーム(長岡京市勝竜寺) 毎年11月の長岡京ガラシャ祭で舞台発表やパレードに参加している「長岡京なるこ踊り」のメンバーが、今年の参加者を募っている。例年以上に参加者の幅を広げるために個人の参加枠を設け、チラシも配るなど呼びかけに力を入れている。

 長岡京なるこ踊りは、鳴子を手に軽快な音楽に合わせて踊るパフォーマンスで、ガラシャ祭が10周年を迎えた2001年、市商工会青年部が中心となり始めた。一時は市内外から10チームが参加していたが、近年は自由参加のメンバーが少なくなっているという。

 今回は一人でも参加しやすいよう、チームに所属していない個人は市商工会青年部の「チーム我楽者」で受け入れ、簡単な振り付けの「総踊り」を一緒に練習する。現在活動しているチームの参加も例年通り受け付ける。

 市商工会青年部の酒井勇介部長(38)は「子どもから大人まで幅広い年代の市民に参加してもらい、地元のお祭りを一緒に盛り上げてほしい」と話している。

【 2012年05月19日 09時40分 】

ガラシャ
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新潮社

吉田初三郎の絵図公開 大山崎町歴史資料館

2012-05-21 18:08:25 | 歴 history
 大正から昭和にかけて全国の観光地のパノラマ絵図を作った絵師吉田初三郎(1884~1955年)が描いた、戦後の大山崎町と隣接する大阪府島本町の観光名所を紹介した鳥瞰図(ちょうかんず)の原画が見つかり、京都府大山崎町大山崎の町歴史資料館で展示されている。「府の枠を超えて観光誘致をしようとしており、貴重な資料だ」とする。

吉田初三郎が描いた戦後まもなくの大阪府島本町と大山崎町の鳥瞰図 同資料館によると、大阪市の古書店で発見して購入した。島本町が作成したパンフレットに収められた「島本町・大山崎村鳥瞰図」。絹に顔料で描かれており、縦39・5センチ、横108センチ。完成は1957年で、吉田の死後に弟子が完成させたとみられる。

 当時の街並みや天王山、昭和の実業家加賀正太郎が建てた大山崎山荘などを独特のデフォルメしたタッチで紹介している。京都や大阪まで描かれ、京都では主君織田信長を討った明智光秀が敗北した山崎合戦を意識してか、本能寺が記載されている。

 吉田は戦前にもほぼ同じ構図の鳥瞰図を描いており、島本町の町立歴史文化資料館で展示されている。

 大山崎町歴史資料館の学芸員福島克彦さん(47)は「戦後まもなくの街の様子や当時の地域に対する認識が分かる。両町の歴史的な深いつながりも示している」と話す。

 20日まで。入場料は200円(中学生以下は無料)。問い合わせは同資料館TEL075(952)6288。

【 2012年05月18日 11時49分 】

吉田初三郎のパノラマ地図―大正・昭和の鳥瞰図絵師 (別冊太陽)
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平凡社

古墳時代末期の横穴式石室 大山崎で出土

2012-05-18 10:13:51 | 歴 history
「白味才西古墳」と名付けられた古墳時代末期の横穴式石室(大山崎町大山崎) 大山崎町教育委員会は16日、同町大山崎白味才(しろみさい)の発掘調査で、古墳時代末期にあたる7世紀中ごろの横穴式石室が出土したと発表した。「白味才西古墳」と名付けた。この時期では大規模で、同町教委は「大山崎一帯に相当する範囲を治めた、乙訓地域における古墳時代最後の有力者の墓と想定できる」としている。

 共同住宅の建築に伴い、2月中旬から約240平方メートルを調査した。

 残っていた石室は全長5・7メートルあり、このうち埋葬部屋の「玄室(げんしつ)」は幅1・2メートル、高さ1・1メートルで、通路部分の「羨道(せんどう)」は幅0・8メートル、高さ1・15メートル。石室の規模や溝から古墳は一辺10メートルほどの方墳とみられる。

 玄室には人骨や棺はなかったが、副葬品の須恵器や小刀など数点が見つかっている。須恵器の形状から、古墳時代末期と推定した。

 町教委によると、古墳が造られたのは仏教の導入で寺院が建てられ始めた飛鳥時代と重なる。政治的モニュメントが、古墳から寺院に変化していく転換期だったという。

 生涯学習課の古閑正浩課長補佐(43)は「古墳衰退期の様子が分かり、時代の変わり目を考える上で資料的価値は高い」と話す。

 現地公開は19日午前10時~午後3時。問い合わせは同町教委生涯学習課文化芸術係TEL075(956)2101。

2012年05月17日 10時22分

土師器・須恵器の知識 (基礎の考古学)
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東京美術

5月17日(木)のつぶやき

2012-05-18 03:50:18 | 創 creation
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「「シャナンボウ」巡行 向日の無形民俗文化財」 blog.goo.ne.jp/tasket/e/7884e…

08:52 from gooBlog production
「中国茶と新緑、味わい深く 大山崎の美術館で茶会」 blog.goo.ne.jp/tasket/e/273d5…

08:59 from gooBlog production
「長岡京市、防災計画改定へ3部会新設」 blog.goo.ne.jp/tasket/e/711bd…

09:07 from gooBlog production  [ 1 RT ]
「金環日食」観測安全に 乙訓の小中学校で準備進む」 goo.gl/4UVIT

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「金環日食」観測安全に 乙訓の小中学校で準備進む

2012-05-17 09:03:54 | 習 learn
身近な品を利用して、金環日食は観察できる。ただし直接見ると、目を傷める(向日市天文館) 京都で282年ぶりに金環日食が見られる21日が近づき、乙訓地域の小中学校でも、安全を考慮して登校時間を変えたり、観測会を予定する学校もあるなど対応を検討し、準備を進めている。

 向日市では、第2向陽小(物集女町)校区の一部地域で集団登校の集合時間を5~10分遅らせる。また複数の小学校区で、通学路に普段以上の数の保護者や教職員が出て登校を見守る。さらに寺戸中は、生徒と保護者らのうち希望者を対象に、観測会を午前7時15分から校内で実施する。

 長岡京市でも、長岡第六小(長岡2丁目)が登校時間を早め、午前7時半前から全校児童で観測を楽しむ。

 各市町教委は校長会の席上や文書を通じ、当日の注意事項を15日までに各学校に通知した。学校側もこの間、出前授業や理科の時間などで、金環日食の学習と合わせ、観測の際には裸眼で見ないことや、登校時には上を向いて歩かないよう指導している。

 向日市天文館は、牛乳パックを組み合わせて家庭でもできる観察道具の作り方を、市民向け教室などで伝えている。

 同館によると、食品トレーに押しピンなどで穴を開けたり、調理器具の「お玉(穴あき)」を通じて、光を地面や画用紙に投射しても観察できるという。いずれの方法も「太陽に直接目を向けるのは絶対に禁物」だとしている。

   ◆金環日食の観測予報◆

      ※国立天文台の公表分

    【向日市役所付近】

▽日食の始め…………午前6時17分34秒

▽金環日食の始め……午前7時29分37秒

▽日食の最大…………午前7時30分25秒

▽金環日食の終わり…午前7時31分13秒

▽日食の終わり………午前8時55分05秒

    【長岡京市役所付近】

▽日食の始め…………午前6時17分32秒

▽金環日食の始め……午前7時29分29秒

▽日食の最大…………午前7時30分23秒

▽金環日食の終わり…午前7時31分16秒

▽日食の終わり………午前8時55分03秒

    【大山崎町役場付近】

▽日食の始め…………午前6時17分29秒

▽金環日食の始め……午前7時29分22秒

▽日食の最大…………午前7時30分20秒

▽金環日食の終わり…午前7時31分18秒

▽日食の終わり………午前8時54分59秒

【 2012年05月16日 10時50分 】

太陽日食メガネ 3枚セット
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アイソテック株式会社

長岡京市、防災計画改定へ3部会新設

2012-05-17 08:56:06 | 災 disaster
地域防災計画の見直しに向けて部会設置などを決めた長岡京市防災会議(同市役所)

 長岡京市防災会議の本年度第1回会合が14日、同市役所で開かれた。東日本大震災を受けた地域防災計画の見直しに向け、避難生活対策と帰宅困難者対策、要配慮者対策をそれぞれ検討する3部会を新設することを決めた。本年度中の同計画改定を目指している。

 会議には、市役所や乙訓消防組合、京都府、事業者など委員28人が出席。地域防災計画の見直しに女性の視点を取り入れるため、民生児童委員協議会や婦人防火クラブ連合会、子育て支援団体から4人の女性委員が新たに就任し、小田豊市長から委嘱状を渡された。

 設置を決めた3部会のうち、避難生活対策では、避難施設の整備をはじめ、女性や子どもに必要な物資の確保や避難生活が長期化した場合の栄養管理や心のケアを検討する。

 市内の事業所で4千人以上が見込まれる帰宅困難者対策は、待避所の確保や家族への連絡手段などをテーマとする。高齢者や障害者などの要配慮者支援では自力で避難できない人の把握や避難支援の方法などを考えていく。

 また、市役所内部の作業部会で市役所の業務継続計画や原子力災害時の避難者受け入れ対策などを協議する。

 会議では、委員から「水害の避難場所として事業所の協力を得てはどうか」「個人情報保護の壁で要配慮者の支援が滞らないか心配だ」などの意見が出た。

【 2012年05月15日 10時38分 】

中央防災会議「事業継続ガイドライン」の解説とQ&A―防災から始める企業の事業継続計画(BCP)
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日科技連出版社

中国茶と新緑、味わい深く 大山崎の美術館で茶会

2012-05-17 08:49:23 | 会 party
普段は非公開の茶室で中国式の茶席を楽しむ来場者たち(京都府大山崎町大山崎・アサヒビール大山崎山荘美術館) 中国各地から取り寄せた茶を楽しむ「大山崎春茶会」が12日、京都府大山崎町大山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館で始まった。来場者が庭園にあふれる新緑をめでながら、中国茶ならではの風味や香りを楽しんだ。

 同館が2004年から新緑と秋のシーズンに開いており、今回で20回目を迎えた。

 共催者の中国茶教室「中国茶会 無茶苦茶」(大阪市北区)のスタッフや生徒が協力。庭園の広場や通路、あずまやにテーブルをしつらえ、中国の皇帝が愛飲したとされる浙江省の銘茶や湖北省の玉露、雲南省の紅茶、四川省のジャスミン茶など10種類を来場者に振る舞った。

 普段は非公開の茶室「橡(とち)の木茶屋」と「彩月庵(あん)」でも中国流の茶席が設けられ、来場者が床の間の花や窓外の景色を楽しみつつ、茶や菓子を堪能した。

 神戸市から来た正木うららさん(53)は「茶室でのお茶はすがすがしくて身も心も洗われる。遊び心もあっていい」と話していた。

 13日も午前10時半から午後4時半まで開かれ、12日とは異なる10種類の中国茶が出される。参加料千円。小中学生は無料。

【 2012年05月13日 11時17分 】

中国茶の本―選び方・いれ方・楽しみ方入門
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永岡書店

「シャナンボウ」巡行 向日の無形民俗文化財

2012-05-17 08:45:46 | 創 creation
元気よくみこしを引く子どもたち(向日市鶏冠井町) 京都府向日市の無形民俗文化財に指定されている同市鶏冠井町の子どもみこし「鶏冠井シャナンボウ」の巡行が13日、同町一帯であった。法被にはちまき姿の児童、園児ら約100人が2基のみこしを引いて練り歩いた。

 シャナンボウは、源義経が幼年に牛若丸と呼ばれていたころ、命を狙われ、危険から逃れるために「遮那王(しゃなおう)」という法名を授けられたとの言い伝えに由来するという。牛若丸のように元気で利発な子どもに育ってほしいとの気持ちが込められている。

 少子化や交通事情の影響で一時は途絶えた。しかし、伝統を継承するとともに子ども同士が交流する場をつくろうと、1992年に住民が保存会を結成して復活させた。

 みこしは、午後2時前に「向日社芝斎場」を南北の2組に分かれて出発した。子どもたちは台車に載せたみこしの綱を太鼓の音に合わせて引き、保護者や沿道の住民が見守る中、30分ほど町内を歩いた。

【 2012年05月14日 10時17分 】

遮那王 義経(1) (講談社コミックス 月刊少年マガジン)
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講談社