古今東西乙訓三島(ときどき伏見山城)

地元情報かき寄せブログ

餅つき子ら力いっぱい  京都・長岡京の寺

2014-12-31 10:01:49 | イベント

 京都府長岡京市浄土谷の柳谷観音楊谷寺で29日、歳末恒例の餅つきが行われた。僧侶や檀家の子どもら約40人が力いっぱい餅をついたり、形を整えたりして、正月に備えた。

 庫裏(くり)と呼ばれる寺の生活スペースでは、かまどで蒸したもち米(約90キロ)を次々と臼に運び入れ、僧侶や子どもが「よいしょ、よいしょ」の掛け声に合わせてきねを振るった。

 つき上がった餅は女性たちが丸めて形を整え、子どもたちがうちわで冷ましてから保管場所に運んだ。休憩中には、きな粉や大根おろしなどを付けておいしく味わった。

 餅つきは毎年12月29日に開催。31日に本堂などに供え、1月5日から参拝客らに振る舞う予定。

【 2014年12月30日 10時46分 】


正月の食材求め人出 京都・大山崎、いきいき朝市

2014-12-31 09:59:32 | 商 trading

 今年最後となる京都府大山崎町のいきいき朝市「歳末特別市」が28日、同町円明寺の脇山広場で開かれた。正月料理などに使う野菜や餅が並び、多くの買い物客でにぎわった。

 朝市は、地元農家やJA、町などでつくる実行委員会が毎週土曜に開いている。

 この日の歳末特別市では、60人余りが列をつくり、午前9時の開場を待ちわびていた。会場には、金時ニンジンや黒豆、太いダイコンや丸々としたカブなどが並び、販売が始まると、あっという間に売り切れていた。

 先着37人には野菜や餅、米などが振る舞われた。

 初市は1月10日午前9時から。3月までは隔週で土曜に開く。

【 2014年12月29日 09時49分 】


高さ2メートル、門松飾る 京都・長岡第五小に地域協議会

2014-12-27 17:16:36 | 式 celemony

 長岡第五小(京都府長岡京市下海印寺)の校区住民でつくる地域コミュニティ協議会は、手作りした高さ約2メートルの本格的な門松を同小に飾った。

 児童に本物の門松を見てもらおうと、毎年作製、設置。同協議会の自然・生活環境部会が同市河陽が丘で整備している竹林の竹を使い、西山に自生しているクマザサ、南天、松などを挿した。

 門松は一対作り、23日に校内の玄関近くに置いた。1月16日まで設置し、児童らに伝統の正月飾りを楽しんでもらう。同小の鳥居雪子校長は「子どもたちも良いお正月を迎えられると思う。いつも地域の方々にお世話になり、ありがたい」と話していた。

 一方、長岡京市老人クラブ連合会は、市役所の本庁舎や分庁舎などに手作りのしめ縄を飾った。社会奉仕活動の一環として毎年、市の「仕事納め」の日に寄贈している。

 しめ縄は、同市奥海印寺の藤井則男さん(77)が作った。木津川市で手に入れたわらを編んで足が末広がりになるようにし、ダイダイやユズリハなどを飾り付けた。

 市老連は市役所のほかにも、地域福祉センター「きりしま苑」や特別養護老人ホーム「天神の杜」などに、しめ縄を贈った。

【 2014年12月27日 11時03分 】


3施設にXマスプレゼント 長岡京、ソロプチミスト京都―西山

2014-12-27 17:14:53 | 護 help

 京都府長岡京市井ノ内の特別養護老人ホーム旭が丘ホームなど市内の三つの施設に24日、国際ソロプチミスト京都-西山のメンバー8人が訪れ、利用者にプレゼントを贈るなどしてクリスマスのムードを盛り上げた。

 1988年から毎年行っている事業で、26回目を迎えた。

 メンバーは、赤い帽子をかぶってサンタクロースに扮(ふん)し、3施設を訪問。利用者計180人に「メリークリスマス」と声を掛けながら、来年のえとであるヒツジが描かれたタオルやティッシュペーパーを手渡した。

 同市井ノ内の障害者支援施設晨光苑では、手拍子をしながら「きよしこの夜」や「赤鼻のトナカイ」を利用者と一緒に合唱した。

 ソロプチミストの稲田英子会長は「ささやかな物だが、『ありがとう』と言ってもらえると、こちらもうれしくなる。これからも続けたい」と話した。

【 2014年12月25日 10時53分 】


Xマス絵本に児童夢中 京都・向日、図書館でお話し会

2014-12-27 17:13:20 | 習 learn

 「クリスマスおはなし会プラスコンサート」が23日、京都府向日市寺戸町の市立図書館であり、子どもたちがクリスマスにちなんだ絵本や音楽を楽しんだ。

 本に親しみを持ってもらおうと、図書館が4歳児~小学6年を対象に、年3回開催している。今回は午前と午後の各部で計50人が参加した。

  図書館の職員が、冬眠を我慢してプレゼントを用意するクマを描いた絵本「クリスマスにはおきててくまさん」などを情感たっぷりに読み上げると、子どもたち は熱心に聞き入った。「ジングルベル」「ひいらぎかざろう」などの音楽CDを流すミニコンサートもあり、会場はクリスマスムードに包まれた。

【 2014年12月24日 09時50分 】


みんなで餅つき笑顔 京都・長岡京、障害児支援のNPO

2014-12-27 17:11:09 | 護 help

 障害児の療育に取り組むNPO法人「こらぼねっと京都」(京都府長岡京市長岡2丁目)主催の餅つき大会が23日、同市神足2丁目のバンビオ1番館で開かれた。親子連れ約130人が楽しく餅をつき、おいしそうに味わった。

 こらぼねっと京都は、障害のある子どもを対象に音楽療法を取り入れた機能訓練や居宅介護などの支援サービスを行っている。餅つき大会は利用者と保護者、法人職員の交流を深めようと、毎年この時期に開いている。

 子どもたちは5班に分かれて餅つきに挑戦。きねの重さで体がふらつきながらも、「よいしょ、よいしょ」という掛け声に合わせ、力強くきねを振り下ろした。

 この後、つきたての餅を丸め、中にあんこを入れたり、きなこをまぶしたりした。口いっぱいに餅を頰張り、「おいしい」と笑顔を浮かべた。

【 2014年12月24日 09時40分 】


小田市長「職責果たせ感謝」 京都・長岡京市議会で退任あいさつ

2014-12-19 14:11:10 | 政 governing

 今期限りで退任する京都府長岡京市の小田豊市長は18日、12月定例市議会の最終本会議であいさつし、市民や市議、職員に感謝の言葉を述べた。 「生まれ育ったまちを、我が子を育てるがごとく、大切に育んだという自負が私の誇り」と話し、市政のかじを取った3期12年間を振り返った。

 1月17日に任期満了を迎える小田市長は、市議に向け「数々の意見や提言をいただき、時には論戦も交わした。市政発展と市民の幸せのため、常に緊張感を持って対応した」と感慨深げに語った。

  また、JR長岡京駅西口の再開発や阪急西山天王山駅の開業、恵解山古墳公園の完成、環境都市宣言の制定など、2003年1月に初当選してから進めてきたま ちづくりを紹介。その上で「職員の流す汗、8万市民の温かい理解と支えによって市長の職責を最後まで果たすことができた」と感謝した。

 最後に長岡京市とゆかりの深い細川幽斎の和歌を引用し、「伝統の上に創造を、秩序の中に進歩を積み重ね、さらなる発展を遂げてほしい」と述べた。

 議場の傍聴席には約80人が詰めかけ、立ち見する市民もいた。小田市長のあいさつが終わると、大きな拍手が送られた。

【 2014年12月19日 09時26分 】


巨大数珠繰り、6年ぶり復活 京都・長岡京

2014-12-19 14:09:10 | 歴 history

 十数人が円になって、一心に念仏を唱えながら巨大な数珠を時計回りにたぐる「百万遍数珠繰(ひゃくまんべんじゅずぐ)り」が、京都府長岡京市浄土 谷の柳谷観音楊谷寺で今秋から6年ぶりに復活し、無病息災などを願う人々が毎月たくさん訪れている。同寺は「たいへんありがたい。来年も続けていきたい」 としている。

 数珠繰りは江戸中期に始まり、開創した延鎮の月命日である17日に行われている。支え手の高齢化により6年前に休止した。しかし仏教に親しんでもらうきっかけになればと、今年9月に再開した。

 大数珠は全長約20メートルで、1024個の玉が連なる。一つだけ白い房が付いた大玉が含まれ、大玉が手元に回ってくると、参拝者は額に引き寄せ願いをかける。

  朝から厳しい冷え込みとなった17日、本堂に集まった約15人の参拝者が、白い息とともに「南無阿弥陀仏」と唱えながら大数珠を回した。約30年前から毎 月来ているという曽束泰嗣さん(66)=京都市伏見区=は「無心で回している。10年前に目の手術がうまくいったのもお参りのおかげかな」と話し、厳かな 雰囲気の中で願をかけていた。

 5月、8月、11月には、数珠繰りの中心に参拝者が入り、独特のリズムで鉦(かね)をたたくなど、熱心な参拝者が中心となっているという。

【 2014年12月18日 11時31分 】


認知症介護家族、悩み話し合おう  京都・向日で交流会

2014-12-19 14:08:07 | 護 help

 認知症の家族を介護している人やその可能性がある家族がいる人を対象にした「認知症家族介護者交流会」が来年1月22、23日に京都府の向日市内で開催される。

 対応に悩んでいる家族が、一人で抱え込まず、同じ悩みを持った人たちと話し合える場所を作ろうと、市中地域包括支援センターが企画した。

 コーヒーなどを飲みながら、介護経験のある人の経験談を聞くほか、参加者がお互いに悩みを打ち明けたり、相談し合ったりする。

 22日は同市上植野町の向陽苑、23日は同市寺戸町のファームカフェロンドで開く。時間はいずれも午後1時半~3時半。対象は市在住者で、各回10人程度。参加費無料。

 申し込みと問い合わせは市中地域包括支援センターTEL075(921)1550。

【 2014年12月16日 11時47分 】


エゴマから油作り体験 京都・大山崎の伝統に思いはせ

2014-12-19 14:05:06 | 木 plants

 鎌倉~室町時代に灯明油の生産・販売で栄えた京都府大山崎町の伝統に思いをはせるイベント「冬のえごまフェスタ」が13日、同町大山崎の離宮八幡 宮であった。完成したばかりの立木式搾油機が初めて披露され、町内で収穫したエゴマの実から黄金色の油を搾り出すと、来場者から歓声が上がった。

 地域の人にエゴマに親しんでもらおうと、「大山崎えごまクラブ」が毎年主催している。

 今年は離宮八幡宮の古文書を基に作った「長木式搾油機」に代わり、新しく立木式の搾油機が使用された。新搾油機は各地方の記録を参考に、同クラブのメンバーと町民が協力して4カ月かけて完成させた。

 搾油機の両脇に突き出た部分にくさびを打ち込むことで、中央の臼に圧力が加わり、長木式よりも少ない力で効率的に油が搾れるという。搾った油に火がともされると、大勢の来場者が「ついた、ついた」と喜びを口々にした。

 搾油作業に参加したドイツ人の留学生ハイデンライヒ・ダーヴィッドさん(23)=吹田市=は「日本人でもめったにできないことをやらせてもらって、本当にありがたい」と声を弾ませた。

 餅つきも催され、参加者は自分たちでついた餅を、エゴマしょうゆやエゴマみそに付けておいしそうに食べた。

【 2014年12月14日 10時56分 】


交通案内サイン、選挙啓発に活用 京都・長岡京市選管

2014-12-15 16:35:43 | 政 governing

 衆院選の投開票日(14日)が迫り、京都府長岡京市選挙管理委員会が有権者に投開票を呼び掛ける掲示を、同市の阪急西山天王山駅近くで行っている。

 寄付を受けて11月に設置した交通誘導・案内サイン(縦3・8メートル、横2・2メートル)を活用し、防水加工した垂れ幕を掲げた。投票所をイメージした写真に、「投票所で待ってます…。」というメッセージを添えている。

 このサインは普段、観光客らを同駅前の市営駐車場に誘導し、長岡京ガラシャ祭や市内の観光名所をPRするために使っている。

 今回の掲示は衆院選投開票日まで行う。来年初めの市長選・市議補選でも掲げて投票を呼び掛ける予定にしている。

【 2014年12月11日 10時00分 】

 

京都・物集女城主の子孫、450年ぶり里帰りで演奏会

2014-12-12 10:31:24 | 士 cerebrity

 「物集女城を考える会」は、バイオリンとピアノのコンサート「戦国浪漫の調べ」を14日に向日市物集女町の西ノ岡中で開く。かつて城主だった物集 女氏の子孫とされるバイオリニストの物集女純子さん=横浜市=が、「450年ぶり」に里帰りし、美しい旋律を奏でる。物集女さんは「ふるさとの地でほっと できる楽しいコンサートになるよう心を込めて演奏したい」と意気込む。

 「考える会」結成20周年を迎える今年、物集女さんが自身のルーツである物集女地区での演奏を希望し、開催が実現した。

  2年前に京都に演奏旅行に来た物集女さんは、以前に父の重幸さんから話を聞いていた向日市を初めて訪れた。その時に、同会の安田稔会長(76)から室町期 から戦国期にかけて存在した物集女城や物集女氏の歴史を聞き、「関東では珍しく、読める人がほとんどいない物集女という文字があらゆる所にあって、感激し た」という。

 物集女さんは、米国の名門ジュリアード音楽院を卒業。国内外で高い評価を受け、現在は神奈川県川崎市の洗足学園音楽大で講師を務める。

 当日は、ピアニストの横山美里さんと、マスネの「タイスの瞑想(めいそう)曲」、ラヴェルの「ヴァイオリンソナタ」などを演奏する。オープニングには、同中吹奏楽部の演奏と、向日市文化資料館館長の玉城玲子さんの講演「中世の西岡と物集女氏の活躍」がある。

 当日先着順。入場無料。問い合わせは物集女区事務所TEL075(921)0048。


交通案内サイン、選挙啓発に活用 京都・長岡京市選管

2014-12-12 10:27:24 | 政 governing

 衆院選の投開票日(14日)が迫り、京都府長岡京市選挙管理委員会が有権者に投開票を呼び掛ける掲示を、同市の阪急西山天王山駅近くで行っている。

 寄付を受けて11月に設置した交通誘導・案内サイン(縦3・8メートル、横2・2メートル)を活用し、防水加工した垂れ幕を掲げた。投票所をイメージした写真に、「投票所で待ってます…。」というメッセージを添えている。

 このサインは普段、観光客らを同駅前の市営駐車場に誘導し、長岡京ガラシャ祭や市内の観光名所をPRするために使っている。

 今回の掲示は衆院選投開票日まで行う。来年初めの市長選・市議補選でも掲げて投票を呼び掛ける予定にしている。

【 2014年12月11日 10時00分 】


「まちの天狗さん」、今年も善意の寄付 京都・向日に匿名男性

2014-12-12 10:25:13 | 士 cerebrity

 京都府向日市の職員の間で「まちの天狗(てんぐ)さん」と呼ばれている匿名の男性が8日、同市寺戸町の市役所を訪れて、5万円を寄付した。今年で 32年目となり、寄付金額の総額は183万円に上った。市によると、天狗さんの寄付は1983年から始まった。毎年12月に現れて、名前を告げることな く、善意を届け続けている。

 この日は、男性が午前10時半過ぎに市役所1階の市民課窓口を訪れ、女性職員に「これ、お願いします」と声を掛けて何も書かれていない白い封筒を手渡した。その後は足早に立ち去った。めがねにマスクをして、コート姿だったという。

 封筒の中には「体の不自由な方々のために役立てて下さい。お願い致します」と記載された久嶋務市長宛の手紙と1万円札5枚が入っていた。

 市は「福祉関係の基金として積み立て、市民のために使いたい」としている。

【 2014年12月09日 10時01分 】