ハマチと格闘する

８月３１日（水）

またずいぶん潔く涼しくなったものであるなあ。
一昨日の雨のあと、よその国に来たみたいな。
風が、さらさら、さらさら。
空が、あおいあおいあおい。

スーパーに出かけて、お酢や油やお砂糖、白味噌など
重いものをまとめて買う。
それから、お造り用ハマチのサクが安かったので、
今日はお刺身にしましょうか、と。

午後は、窓も玄関のドアも開け放って、すがすがしく読書。
鶴見良行『海道の社会史　東南アジア多島海の人びと』
マリーさんが、近所の書店の古本コーナーで選んだやつで、
すごく面白い。

そして夕刻、
件のハマチを、
あ、なめろう　にしよ。
と思いつく。
で、
葱、生姜、青じそを刻んで、サクの半分と一緒に、
お味噌と白ごまを混ぜてたんたん叩いて、なめろうに。
残り半分は適当に切ってお刺身に。
それから、
キュウリの千切りとオニオンスライスと青じそを混ぜて
ツマにする。
あと、
茄子とわかめのお味噌汁（白味噌）、
キャベツとニンジンの酢の物、
冷奴。

いやーーー　ハマチのなめろう、
作るの大変だったけど、
おいしかった。
おいしいものは手間がかかる。
というわけで、
本日もオチなし。
オチなしのまま、８月が、終わる。