現在までの艦これアニメ感想

まあ、たまにはね？
ネタバレ嫌な人はここ開いてないと思うけど、一応注意。
基本簡単に済ませるけど、時々長くなるので注意だ。


・１話
前も少し書いたけど、主人公の現状のダメさ、憧れの人の出現、目標設定など、
ベタではあるが第一話として上手くまとまっていたと思う。

・２話
吹雪の特訓回。
ダメダメな主人公がいきなり活躍出来るわけないからね。
まずは特訓。努力友情勝利。これだ。
吹雪が挫折しかけて、赤城の特訓風景を見てやる気を取り戻すという
トップを狙え的な展開を予想したら違ったｗ

・３話＆４話
さて巷で色々言われてるっぽい所。
如月の轟沈については、「轟沈はありうる世界だよ」という制作側のメッセージと取った。
これが「どうせ轟沈しないんだろ？」的な描き方だと、最終決戦時もしくは
その前哨戦辺りのハラハラ感がなくなっちゃうからね。
なぜ如月か、については、友達（睦月）の友達ポジションだからじゃないかなと。
より深く落ち込む睦月という存在があり、吹雪を先に立ち直らせて
慰めるポジションに当てた、と。
もし轟沈してたのが睦月なら、吹雪はそうそう立ち直れないんじゃないかなあ。
んで、４話は暗くなりすぎないように金剛型＆那珂ちゃんを多少弾けさせた、と。
ただ、これは後にも書くけど上滑りしてた感がある。
長くなったけど、総評。
個人的にハッピーな話が好きなので、個人的嗜好としては逆方向の展開だけど
ストーリーとしては悪くないと思う。

・５話
吹雪はかすがい。
まとまりのない一団をまとめることで、吹雪の成長と指揮適正の高さを描く回。
旗艦を経験させておく、ってのも今後の伏線かもね。
しかしやっぱり原作セリフを無理に突っ込みすぎてる気がする。
そこまで気を遣わなくて良いと思うんだけど。
弓道警察の件にしたって、細けぇことはいいんだよというか、
艦これは弓道アニメじゃねえんだよ！　この方が迫力あっていいだろうが！
くらいのスタンスで良かったんじゃないかなーと思ったり。
無理か？　そうか。
何はともあれ、吹雪に素質がある（おそらく最終決戦の切り札になる、的な意味？）
とか言ってダメダメな頃から艦隊に組み込んできたんだから、こういう
成長を描く回は必要だよね。


・６話
カレーデスネー。
日常ほのぼのギャグ回。
最初に言っちゃうと、これはダメです。
何がダメって、構成の仕方がダメ。
緩と急を交互に持ってくるのはいいんだけど、如月轟沈という急の後にこの緩を
持ってきちゃダメだ。
３話４話で培った緊張感みたいなものが台無しになってしまう。
こういう日常話を前の方にやって、中盤に如月轟沈、そこから終盤・最終決戦へ
という流れの方が収まり良いんでないかい？　あくまで１クールと仮定してだけど。
それと、どうも笑いが上滑りしてるというか何というか。
アニメの引き出しが少ないから例えが難しいんだけど、例えばアニマスの１５話（だっけ？）。
あれは私的に最高に面白いギャグ回だったけど、あれってある程度成熟したアイマスという
カテゴリの上で、スタッフがとことん突き抜けたからあの面白さになったんだと思ってる。
そこへ行くと艦これアニメは、どうもスタッフが気を遣いすぎて突き抜けられていない。
そもそもカテゴリ自体、まだまだ成熟してないしね。ゲーム稼働から２年も経ってないんだもの。
もしこの未成熟なカテゴリで、スタッフがとことん突き抜けたら、どんな物になっただろう？
それはちょっと見てみたい気もする。
多分荒れるけど、正直どんなんでも荒れるしね。荒らしたい人がいるからｗ
閑話休題。
そんなわけで無理に笑いに持っていくのではなく、日常話をするならほのぼの系を
強調した方が良いのでは、というのが私的見解。


簡単に書くつもりが無駄に長くなってしまった。
現時点での素朴な感想としては、
俺は好きだよ？　→　悪くないよ
にランクダウンしたｗ
主に６話というか、構成のせい。
でもまだまだ期待はしてるし、最終的にどう纏めてくるか楽しみにしてる。
以上。