タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
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筑波宇宙センター(JAXA)

2019年03月31日 | 日記
3月31日、筑波宇宙センター(JAXA)を見学しました。見学ツアーを事前に予約しようとしたのですが、定員を満たしていて残念でした。春休みと日曜日ということで親子連れの見学客が多かったので仕方がありません。



ロケット広場に展示してあるH-IIロケット。実機だそうです。相次ぐ打ち上げ失敗でH-IIロケット開発が中止となり、その時の部品を集めて組み立てたものをここに展示したようです。





展示物はスペースドームにあります。一緒にまわりながら職員の方が説明して下さいました。でも、難しい内容に加えてマイクを使って早口で話されるので、頭と耳の悪い私にはほとんど理解できませんでした。



でも、覚えている話もあります。開発当初人工衛星は2台ずつ作っていたそうです。所謂予備ですね。だから、ここに展示されている古いものは実機だそうです。そのうちに1台しか作らなくなりました。経費の問題と技術が向上したからでしょうね。



人工衛星を被っている金色のものは「サーマルブランケット」と呼ばれる外部から人工衛星に入ってくる熱を遮断するものです。大気がないので直接太陽光を浴びると昼は100℃、夜は-100℃になるそうです。このような過酷な宇宙環境から衛星内部の機器を守ってくれます。なんと手作りした四角いサーマルブランケットをマジックテープで一つ一つくっつけていくそうです。

宇宙服は頑丈に作りすぎてとても重そう。無重力なら大丈夫でも地球上では無理ですね。



国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」運用開始から11年です。



宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)は、H-IIBロケットにより打ち上げられる無人の宇宙船で、食糧や衣類、各種実験装置など最大6トンの補給物資を地上約400km上空の軌道上にある国際宇宙ステーションに送り届け、補給が済むと用途を終えた実験機器や使用後の衣類などを積み込み、大気圏に再突入して燃やします。(JAXAホームページより転記)



日本が開発した宇宙食。宇宙食は構内のショップで売っています。



はやぶさ スイングバイに成功し、小惑星「イトカワ」から粒子を持ち帰ったことは素晴らしい成果でした。



はやぶさ2 小惑星「リュウグウ」で実験中。リュウグウに人工のクレーターを作るために鉛の球を打ち込むことに成功。これからクレーターの確認作業に入るそうです。今回はとても順調なので大いに期待しています。






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