ひとり上手

あぁ、今日もお酒がおいしいわ…・。お兄さん、一杯ご一緒にいかが?

2010-08-31

2010-08-31 | 日記
途中から涙が溢れてきて、満足に聴けなかったけれど、
本当に、とってもいい演奏でした。

--わたしはわたしの問いから生まれてきたの
  答はないと気づいたから
  わたしは今日も問いつづける
  誰のものでもないわたしの問いを

後輩達よ、同じ音楽室で歌った君達よ、
本当にありがとう。

若者たちの悲歌

 若者たちの悲歌 
    (谷川俊太郎)

わたしはわたしの夢から生まれてきたの
夜の間に流された血にくるぶしを染めて
わたしは踊ることができるだけ
優しいけものたちといっしょに

ぼくはぼくの未来から生まれてきたんだ
はだしで何ひとつ持たずに
ぼくはただ走ってゆく
霧のむこうの目に見えぬ地平めざして

わたしはわたしの愛から生まれてきたの
愛について何も知らずに
誰も私をとめられないわ
たとえ私が傷つき泣き叫んだとしても

ぼくはぼくの自由から生まれてきたんだ
こんな重い鎖をひきずって
ぼくはでも歌うんだ
生きていることのすばらしいすごさを

わたしはわたしの問いから生まれてきたの
答はないと気づいたから
わたしは今日も問いつづける
誰のものでもないわたしの問いを

ぼくはぼくの怒りから生まれてきたんだ
ほがらかに笑いながら
ぼくは君らの怒りをよみがえらせる
人間よ

2010-08-31

2010-08-31 | 日記
いよいよ、あと数時間で後輩達が、九州ブロックコンクールのステージに上がります。

夏休みを掛けて「自分が納得する音楽」「聞いてくださる方と喜びを共有できる音楽」を目指した、中学生達の音楽を聴いてください。

伝統や賞よりも、彼らがどうか悔いの残らない演奏ができますように。

NHK全国学校音楽コンクール(ライブ中継)

<出場校紹介パンフレットより、母校のコメント>
人は皆、大人になりかかると、生きることの意味を考え始める。
夢を描き、未来の可能性を信じ、愛をがむしゃらに生きる。
自由を謳い、私はどこから来たのか、どこに向かうのか自身に問いかける。
そして自分から噴出す怒りに戸惑いを感じる…。
若者の揺れる心や生々しさ、荒々しさを深く表現します。お聴きください。






2010-08-28 04:35:08

2010-08-28 | 日記
朝ぼらけの街。

思い出す。
この時間、夜遊び惚けて、こっそり実家の子供部屋の窓から忍び込んだ、いつか。

遠くでチリチリと、今日が始まる音がする。

こんなにも世界は愛おしい顔を持つ。