20170225山のクマタカ（動きが出てきたトビの谷）

山の風は冷たかったが、霜が降りることはなく、何となく早春の気配がうかがえた。
そんな天気のためか、今日のクマタカの動きは今までと違って多少多かった。
それでも出現するのは相変らずメスだけで、営巣に向けた動きは確認できなかった。

午前中はメスが谷から離れた南の尾根の手前に居た。






少し高い枯れ木に移動した。


どこからともなく現れた個体が、メスをめがけて高いところから近づいていてきた。


メスに迫ったが相手にされなかった。顔が白いので幼鳥かもしれない。


暫く時間が経過して、西尾根からこちらに向かってメスが飛んできた。


正午過ぎ　西尾根で弱い鳴き声がしたあと、谷中に飛び出してきたメス。


谷中を5分以上旋回した。

20170219山のクマタカ（トビの谷）

現れたのは、正午で諦めて帰ろうと車道に降りて、荷物を車に入れた時だった。
視界が限られた車道から見えたのはメスだけだったような気がする。
例年この時期だと営巣に向けてカップルが形成され、鳴き声も聞かれるのだが、今年は未だその気配はない。

東の尾根に現れたメス

20170212山のクマタカ（トビの谷）

出迎えてくれたのは、西尾根のモミの枝に止まって、朝日に胸を白く輝かせるメスだった。
幸先は良かったのだが、この後しばらくして南方面に遠出して、戻って来なかった。
今日の成果はこれだけで、オスとのカップルの形成には未だ至っていないようだ。

朝日に白く映えるメス。






暫くして西尾根を飛び立って、南方面に出かけて行った。


隣りの縄張りの奥、約1km先の枯れ木に止まる成鳥。