野鳥・It's My Life

多摩川中流域や近隣の里山での撮影記録です。

20081019多摩川

2008年10月19日 | 野鳥
昨日のコハクチョウの姿は見られなかった。関東地方にも何ヶ所か越冬地があるので、そこを探しに朝早く飛び立ったのだろう。
早朝から快晴で、割と強い乾いた北風が吹き付けて気持ちが良かったが、それも午前中だけで、午後からは雲が張り出して空一面を覆ってしまった。
肝心の鳥の方は、風が強かったこともあって、サッパリ出てこなかった。

■早朝、川下に向かうカワウの群れ。関戸橋の上流側にて。


■カワウの群れを追うコサギ達。


■北風は多摩川左岸の府中側からが渡ってくる。


■雲が張り出してきたグルフ場の上空に現れた小型の猛禽。多分ツミだろう。

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20081018多摩川(コハクチョウ)

2008年10月18日 | 野鳥
北東の風に猛禽の出現を期待しながら河原を歩いていると、なんとビックリ、中洲を飛ぶ2羽のコハクチョウが目に入った。
この河原にも毎年のように渡りの途中で迷い込むものがいて、今までにも何度か見ているので、そう驚くこともないのだが、やはり大型で白い冬の使者には惹きつけられる。今年は、若干早いのではないだろうか。
人の寄り付かない水辺に降りて、瓦礫の島で体をベタっと地面に伏せているので、見ているこちらにも旅の疲れが感じられた。ゆっくりと休息して、餌の豊富な越冬地にたどり着いて欲しいものだ。

■中洲を飛ぶ2羽のコハクチョウ


■水辺に降りたところ。慣れない場所なので、警戒している。
このあと、水面から出ている瓦礫にしゃがみ込んで寝そべった。


■道に出てきて日光浴をしていたタヌキの子供。何となくあどけなさが残っている。


■オオタカ
風があったため、何回か河原にでてきた。


■チョウゲンボウ

コメント (2)
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20081013多摩川(秋の一日)

2008年10月13日 | 野鳥
秋晴れの空の下、河原のオギやススキの穂を揺らす乾いた風が心地よかった。
ノビタキの代わりに、群れを作ったスズメが季節の移り変わりを感じさせた。
風に乗ってオオタカ、ハイタカが頭上で旋回し、ミサゴがゆっくりと南の空に移動していった。
ただそれだけのことだったが、久し振りにのんびりとした一日だった。


■秋晴れの河原


■オオタカ(幼鳥) 移動中なのだろうか。


■ハイタカ
近くのスズメの群れに突っ込むことはなく、多摩川を渡って府中方面に行ってしまった。


■ミサゴ  

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20081005多摩川(ノビタキ)

2008年10月05日 | 野鳥
午後から用事があったので、遠出はやめて、午前中だけ多摩川にノビタキを見に行った。
夏が戻ってきたように少し蒸し暑く、ゴルフ場の崖ではアブラゼミとツクツクホウシが鳴いていた。
この暑さで中洲の草むらには小さな虫が沢山湧き出て、ノビタキにとっては絶好の陽気だったようだ。
狭い草むらだけで4羽くらいがススキの茎や穂に止まって、盛んに飛び上がっては虫をキャッチしていた。
飛びながら虫を食むので、嘴を合わせるカチカチという音が微かに聞こえる。
そんな姿をカメラに収めていたら、こちらの草むらを目がけて突然ゴルフ場の林からハヤブサの幼鳥が飛び出してきて、川の中央まで行ったところをまたこちらに戻ってきて、崖のニセアカシアに止まった。
此処のノビタキを狙ったのかも知れない。
ハヤブサは1時間ほど休んで、下の大栗川で水浴びをして、上流へ去って行った。

■ノビタキ  大小の虫が飛び交う中で、どの虫を食べようかと迷っているようだ。
餌の虫の方に気を惹かれるのか、人が近づいてもあまり気にしないようで、割と近づくことができた。


■ハヤブサ幼鳥  私の脇を過ぎ、Uターンしてまたこちらを目がけて戻ってきた。


■ハヤブサ幼鳥  ニセアカシアで休息中。親離れしてさ迷っているのかも知れない。


■オオタカ  これもゴルフ場のほうから河原に出てきたもの。随分とスマートだったのでオスかも知れない。

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20081004足柄峠・万葉公園

2008年10月04日 | 野鳥
今日は素晴らしい秋空だった。
昨日のクマタカのリベンジで、今日は矢倉岳には登らず万葉公園で観察した。
というのも、一昨日には万葉公園の東屋の観衆の目の前を悠々と飛んだと聞いたからだ。
でも、そう易々とは問屋が卸さない。遠くの山頂付近で1羽が出たそうだが、それさえも私には見ることができなかった。
サシバの方は、昨日よりも更に減って40羽とやらで、どれも上空高いところを過ぎて行く個体が殆どだった。

(参考)
万葉公園の渡りの記録は、「little_tern」というホームページの“サシバの部屋”で詳しく掲載されている。


■ノスリ 


■ハヤブサ 


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20081003矢倉岳(サシバの渡り)-2

2008年10月04日 | 野鳥
今年はサシバの渡りがいつもより早いようなので、見れるうちに見ておこうと休暇を取った。
しかし時既に遅し、前日の2日(木)に1,000羽もの渡りがあったそうだ。
山頂ではポツリ・ポツリと現れる30羽ほどのサシバが見られただけだった。
今年の渡りは昨日でピークを過ぎたようだ。
それでも、山頂から万葉公園への帰り道でクマタカに遭遇するという思わぬ収穫があった。
林道から40mほど隔てた山肌を、ピーと鳴きながら旋回しているのをハッキリ確認できたが、樹木が邪魔になって旨くカメラに収めることはできなかった。
少し時間が経って、2羽で飛んできたが、今度は夕日が陰って黒いシルエットにしかならなかった。
この足柄峠ではクマタカは良く現れ、運が良ければ近距離を飛ぶのを見られるとは聞いていたが、ちょっと運がなかったようだ。

■サシバ 


■ハチクマ 


■ミサゴ 


■ノスリ 


■クマタカ(1) やっと樹木の枝の上に姿が出た時には距離が離れていた。 


■クマタカ(2) 今度は2羽でやってきたが、日が陰っていた。 


■クマタカ(3) その2羽が詰め合った。 

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