情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

samba4でDirectory Server - PC側のDNS設定とIPv6の影響

2022-12-30 14:16:49 | 情報セキュリティ


samba4 Directory Server(samba4 DS)サーバー単体でのDNS動作確認は期待通り動きました
でもWindows PCからのsamba4 DSのDNS参照には失敗します
Windows PCのDNSv4をsamba4 DSに設定しても、samba4 DS内のDNSに登録した情報が参照できないのです

原因は、テスト環境=事務所内環境ではWindows PCのIPv6が正しく動いており、DNSv4をsamba4 DSに設定しても、PC側がDNSv6を優先利用するためでした
この動作は正常で、何度やっても上手くいかないはずです

現在の解決方法は、Windws PCでのDNSv6参照を停止するために「一旦PCのIPv6を止める」こと。IPv4のみの通信に変更しています

スパッと上手くいきました!

■Windows PC/IPv4 onlyからのDNS参照確認
PS C:\> nslookup
既定のサーバー: dc1.ad.example.jp << samba4 ADが返したDNSv4のFQDN名
Address: 192.168.0.93 << Windows PC上でDNSv4で指定
> quit
PS C:\>

■Windws PC/IPv4 onlyからのsamba4 ADへの接続確認
PS C:\> net view \\dc1.ad.example.jp
\\dc1.ad.example.jp の共有リソース
Samba 4.15.9-Ubuntu
共有名 タイプ 使用 コメント
-------------------------------------------------------------------------------
netlogon Disk
sysvol Disk
コマンドは正常に終了しました。
PS C:\>


いつもアクセスありがとうございます。samba4 ADとWindows PC間での接続確認を共有します。これで年が越せます

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« samba4でWindows Active Dire... | トップ | samba4 Directory Server - N... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

情報セキュリティ」カテゴリの最新記事