一週間経ってしまいましたが、3月10日、11日と大阪に行ってまいりました。
『大阪アジアン映画祭』、初参戦。
大阪・九条のシネ・ヌーヴォ、良い雰囲気のミニシアターでした。
当初の予定では『星空』を観るつもりでしたが、サプライズ上映の『タタール大作戦』が
なんだか面白そうだったので、変更。
結局、当日の整理券配布の状況では『星空』は満席でしたので、予定変更が功を奏して(?)
「大阪まで来たのに観られなかった!」なんてことにならずにすみました(ホッ)
『タタール大作戦(Operation Tatar)』(2010)、モンゴル映画です。
「クビなった銀行員が、重病の愛娘の治療費を捻出できなくなり、銀行の裏金を狙って
強奪大作戦に打って出る。“悠久の大地モンゴル”というステレオタイプを軽快に
打ち破る、愛すべきオトボケ4人組の爆笑コメディ!」(映画祭チラシより)
昨年のしたまちコメディ映画祭でも上映されていて、評判は良かったようですし、
「爆笑コメディ」ということで期待していました。
…ところが、「あれ?ここ、笑うところだよね??」って思いつつもなんだか笑えなくて、
ちょっと心配になりながら観ていた前半でしたが、後半になると場内にもクスクス笑いが
起きるようになり、素直に可笑しかったし、「楽しかったー!」と思いながら会場を後に
することができて、良かったです。
セリフにはシニカルな笑いが仕込まれているらしいのですが、モンゴル語→英語→日本語
で、字幕を訳しているそうで、本来の面白味がそがれてしまっているようなのです。
うーん、もったいない!
でも、「オトボケ4人組」(苦笑)のキャラ立ちがすごくて、私はそれが気に入りました。
銀行員(中)の親友、トルガー(左)が良かったです。(ン・マンタを精悍にしたかんじ?)
この妄想癖のある犯罪映画マニア(?)の彼が、映画監督になってしまうというオチには
笑ってしまいます。
この映画の構想って、この4人組が繰り広げる「妄想」みたいに、監督やスタッフがあーだ
こーだとバカ話をしながら出来上がったんじゃないかな?なんて思ったり。
「モンゴル」というと、草原と馬とモンゴル相撲…を、つい思い描いてしまう方にこそ
観ていただきたいです。
トレーラーがありました!これだけ観ると、全然コメディに思えないんだけど(苦笑)
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YouTube: Х/фильм "Операция "Татар"
ともかく、もっと他のモンゴル映画を観てみたい!と思いましたし、この作品の監督の
第1作というのが非常に気になります。(『タタール』は2作目だそうです)
この日は、おやつにお好み焼き、夜は自由軒でハイシライスを食べました。
翌日も早々に大阪を発ったので、あまり時間が無くて、せっかくの美味しいモノが
いっぱいある大阪を満喫できず、それがちょっと残念でした。
今度訪れる時は、食い倒れの旅になっちゃうかも?
モンゴルの映画ってチンギス・ハン物しか観たコトないなぁ(笑)こういう面白い作品もあるんだ~(^O^)ちょっと興味がわいてきたよo(^-^)o
「日本って、忍者と芸者がいるんでしょ?」っていうのと、あまり変わりがないというか(汗)
いろんな変わった作品を、もっと気軽に観られるようになると良いですよね~
モンゴルって聞くとまだ馬に乗ってチンギスハンな人たちって・・・
そんなイメージしか有りませんでした。
観てみたいな。この映画。
きかれても、私はたぶん即答できないだろうなあ…と、モンゴルについて知っている事の
少なさに我ながらあきれてしまった次第です(汗)
でも、香港が中国の一部だってコトを知らない人もたまにいるので、ビックリです。
そうか!そうだったのですね!大阪にいらしてたのですか!!
(とコーフンしても今頃はインド旅行満喫中なのですね)
シネヌーヴォ、迷わずにたどり着けましたか?
あそこへ行くと必ず誰かに「シネヌーヴォはどこですか?」と途中で道を尋ねられます。(笑)
2階にあるシネーヌーヴォ2は20席ほどのさらにミニシアターでお家シアターみたいで楽しいですよ。
この作品いまひとつ私は笑いに乗ることができず残念賞でしたがもっといろいろなモンゴル映画を
観てみたいと思わせてくれる作品でしたね。
インドからはいつお帰りになられるのかしらー。
お土産話楽しみにしておりますです。
そして次回関西へお越しの際には声をかけてくださいませね♪
シネヌーヴォ、なんだか気に入ってしまったので、次の機会には
是非2階へ入ってみたいです(^-^)
来年はお会いできますよう、楽しみにしています!