林芙美子は、私の大好きな作家です。
先日、縁あって、ずっと欲しいと思っていた林芙美子全集を手に入れました。
そして、その全集の持ち主であった方からのメールで、
生誕110年を記念した林芙美子展が開催される事を知りました。
…で、行ってきました、小倉!
東京から新幹線で5時間弱(けっこうかかるのねー)で、小倉に到着。
宿は駅のすぐ上、ステーションホテル小倉。
部屋はモノレールビューでした!
ホテルのエントランスから出てすぐのところにモノレール乗り場があり、なかなか便利です。
(といっても、一回しか乗らなかったけど)
モノレールで一つ先の平和通駅で降りて10分ほど歩くと、
北九州市立文学館にたどり着きました。
不思議な形の建物!
「生誕110年 林芙美子展-風も吹くなり 雲も光るなり-」は、
北九州市立文学館、尾道市立美術館、かごしま近代文学館、新宿歴史博物館の
四館協働企画展ということもあり、なかなか見ごたえある展示でした。
図録はA5版と小さく可愛らしいつくりながら、内容は充実していて、素敵なものでした。
ミュージアムショップには、文学館オリジナル編集の文庫や、芙美子にちなんで(?)
尾道の帆布で出来たトートバッグなどもあったので、ついつい買ってしまいました。
この企画展は、北九州では6月9日まで。 詳しくはコチラ→林芙美子展
この後、尾道(6/22~7/21)・かごしま(10/4~11/4)・新宿(11/17~1/26)と巡回します。
出てみたら、コチラが正面入口だったようです…
すぐ近くには小倉城が見えました。
小倉城の後ろに見える斬新な形の建物はリバーウォーク北九州という複合施設。
帰ってから調べてみたら、ここもちょっと面白そうなところでした。
小倉城へ行く前に、すぐ近くに松本清張記念館があるので寄ってみました。
参考までに→こんなところ
展示で面白かったのは、杉並にあった清張の暮らしていた家がそのまま館内に
移築(?)されていて、応接間や当時のままに再現された彼の書斎を、窓から覗くかたちで
見られることでした。(残念ながら中には入れません)
たくさんの本が保管された書庫も興味深かったです。
恥ずかしながら、彼の作品は読んだことが無かったのですが、ここで展示を見ていたら
すごく読みたくなってしまったので、ミュージアムショップで文庫を買ったところ、
オリジナルのブックカバーをかけて下さいました。ステキ!
閉館ギリギリまでいて、さあ小倉城へ!…と向かうと、こちらは入城時間を過ぎており、
入れませんでした、トホホ。
夕暮れの小倉城。右はリバーウォーク北九州。
この後、美味しいお寿司で福岡のお酒を飲んで、ほろ酔いのイイ気分でホテルに
帰りました…幸せ♪ (二日目に続く…)