カウンセラー高木裕樹ココだけの話

『自分を好きになる本』(PHP研究所)の著者が語るプライベートセミナー

「なりたい自分になるための7つのステップシリーズ4 」(1/3)

2008-08-31 | 魅力ある人間関係の処方箋
     Step4「目標設定力-夢をかなえる方法1」

あなたは、人生に対して明確な目標を持っていますか?

フルマラソンは42.195キロがゴールです。

ゴールがなければ、ランナーたちは走ることができないのです。

方向が分からずに、どうして目的地につくことができるのでしょうか?

人には向かうべきゴールが必要です。

「あなたに目標はありますか?」という質問に

ある主婦の方は、「明日までに、部屋の片づけをすること」

「今月は5万円の貯金すること」と応えました。

今日の目標、明日の目標、今週、今月の目標は持っていますが、

1年後、3年後、5年後という目標を持つことがいかに大切か!

次回では目標の大切さについてお伝えいたしますよ!
                      
                     (次回につづく)



「なりたい自分になるための7つのステップシリーズ3」(3/3)

2008-08-30 | 魅力ある人間関係の処方箋
人間の感情には、「喜怒哀楽」があります。

「喜」喜びの感情は、よい感情とおもわれがちですが

「怒」怒りの感情は悪いものであると思っている方が多いのではないでしょうか?

人は怒っている人を見ると、思わず怒りがこみ上げてくるのもです。

それは、「怒りの感情」そのものを自分自身で悪い感情と思っているので

例えば、怒りの感情を持って迫ってくる人に対して、

「そんなに感情的カッカしないで、もっと冷静に話ができるでしょ!」

とつい感情的になっていって怒ってしまっている自分に気づけばいいのですが

なかなか気づかないものです。

感情のコントロールとは、自分の中に怒りの感情があることを知り、

その感情を認めて、受け止めて、受け入れていくというというステップを

踏んでいくことによって、

「怒りの感情を持っている人」と出逢ったとしても、

「怒り」が引き出されることなく、

相手の方が「怒らずにおれない、つらい気持ちをわかってあげられるように

なるのではないでしょうか」。

さらに怒りの根本は、「さびしさ」であったり、

「かなしみ」であったりすることがあるようです。

相手の気持ちをしっかり受け止めていくことが、

感情をコントロールすることになります。

最後に、感情のコントロールで大切なポイントは、

「どんな感情も、何一つ悪い感情はない」を忘れないことです。

大切なことは、相手の気持ちを知る前に、自分の気持ちを知って、

自分が自分の気持ちに寄り添うことによって

相手の気持ちがわかり、

相手の心に寄り添っていくことできる世界が広がるのです。

自分の気持ちを大切にして、自分の心に寄り添ってまいりましょう。(完)






























「なりたい自分になるための7つのステップシリーズ3」(2/3)

2008-08-29 | 魅力ある人間関係の処方箋
感情とは、ある刺激に対して起こってくる主観的反応のことを言います。

主観的反応とは、具体的に2つの変化があるのです。

1つは、生理的変化、2つめは、精神的変化があるのです。

生理的変化とは、例えば胸がドキドキするとか

手が冷たくなると言った身体的変化のことです。

精神的変化は、興奮する、恐れや不安を抱くといった心の変化のことを言います。

感情はある出来事が起きた時に心と身体に起きる変化が

あなたの思考と行動を決めていくのです。

感情をコントロールするということは

「自分の気持ちを抑えること」ではありません。

感情をコントロールするとは、

「感情を自分で管理して、調整する力」を持つことをいうのです。

                            (次回につづく)





「なりたい自分になるための7つのステップシリーズ3 」(1/3)

2008-08-28 | 魅力ある人間関係の処方箋
 Step3「自己感情コントロール力-ストレスからの解放」

現代はストレス社会と言われます。

最近では、一見何も問題がなさそうなビジネスマンやOLたちが

ストレスで心療内科に通っている人が多くなりました。

多くの人々がストレスをどう発散し、どうしたら解放されるかを知らないため

精神的にわずらってしまう結果になるのです。

特に、日本人は感情面からくるストレスが多いようです。

では、「感情とは何か?」。感情は、よく「気分」と思われがちですが

「気分」とは、ほとんど理由なしに起こってくる単純な気持ちです。

ですからコントロールすることも難しく

頭で論理的に対処することも困難なことです。

わたしたちは、気分が悪かったりすると、気分転換したり

リラックスを図ったりしながら

自分の気持ちをコントロールしながら

前向き方向づけして行くことが大切のようです。

では、どうしたら感情をコントロールすることができるのでしょうか?
                        
(次回に続く…)



「なりたい自分になるための7つのステップシリーズ2」(3/3)

2008-08-27 | 魅力ある人間関係の処方箋
第3は、相手の可能性に目を向けることです。

たとえば、スポーツの世界で結果を出していくためには、

練習は辛く、苦しい期間があります。

ビジネスではトレーニング期間があり、学生であればテスト期間があるように

コツコツと努力の積み重ねが必要な「努力期間」があるのです。

この努力期間は決して楽しいものではありません。

しかし、努力が実を結んでいった時には、確かな自分の力となり

自分に自信が持てるように変えられていくのです。


今、目の前のことは大変なことが多くあるかもしれませんが

現実という壁の向こう側に、希望があることを指導者でありリーダーの方々は伝え

ていく必要があります。

目先のことに捕らわれず、現実はどうあったとしても希望に目を向けていくことが

できる時に不可能は可能に変わります。

どんな出来事も、どんな状況も、どんな人、「どんな自分も」

あなたにとって最善のためであることを受け入れてまいりましょう。(完)



「なりたい自分になるための7つのステップシリーズ2」(2/3)

2008-08-26 | 魅力ある人間関係の処方箋
第2は、相手の話しをよく聴くことです。

相手が話している内容を否定も肯定もしないで聴くことです。

ただひたすら、いっていることをそっくりと受け入れて聴くことに尽きるのです。

なぜなら、人は聴いてもらうことによって

自分を大切にされていると感じるものです。

「ありのままを聴くということは、存在そのものを丸ごと受け入れてもらっている

実感がするのです」。

しかし、指導的立場になりますと、聴くというよりも話すほうが圧倒的に多くなり

ます。

指導するということは、言って聞かせると言ったところがありますが

実際は、じゅうぶん聴いてから、話すほうが最も効果的です。

人は話を聴いてもらったら

相手のことを素直に受け入れることができるからです。

とにかく、「ひたすらに、聴くことです」。(つづく)


「なりたい自分になるための7つのステップシリーズ2」(1/3)

2008-08-24 | 魅力ある人間関係の処方箋
 Step2「自己受容力-どんな自分も最高として生きる」

カウンセリングを受けに来られる方々で

会社の社長さんやスポーツのコーチ、学校の先生、医師など

何らかの指導的立場にある方々に共通する悩みの1つは

「今の若者たちは、苦労が嫌いで何事にも楽しいこと好きなことしか

やる気を出さないので、社員を選手を生徒をスタッフをどのように指導していった

らよいのでしょうか?」。とよく質問があります。

ここで大切なポイントは3つです。

第1は、「若者に限らず、人は自分を含めてみんな楽しいこと

好きなことにしか、強いやる気を感じないのです」。

つまり、その事実を把握し認識することです。

人は他人のことは。、よく見えるのですが自分の事は見えないものです。

特に指導的立場に立たれる方々は

自分が体験しよかったことを人にも押し付けてしまう傾向にあります。

人は押し付けられてやる気を出すものでもなく、楽しいこと、好きなことに

やる気を示します。

しかし、続けていく中で必ず限界が感じてはじめて「苦労を体験」するものです。


体験してみてはじめて「受け入れること」ができるのです。

例えば、「大変苦労したこと」受け入れていないと、

「苦労していなていない人を見る」と「苦労させたくなったり、苦労してないこと

を責める」ようになりかえってやる気をそいでしまいます。

「苦労を受け入れていると」苦労することが喜びになるので

人から見て大変だと思うことも、喜んでしている姿がやる気を引き出すようです。


「なりたい自分になるための7つのステップシリーズ1」(3/3)

2008-08-23 | 魅力ある人間関係の処方箋
それは、「わたしは、人生に意味と価値をもって作られた作品である」

ことを知ることです。

わたしたちは人と比べる必要がないし、誰とも同じになる必要もないのです。

あなたは、あなたにしかない特別な個性を持った存在だからです。

あなたの価値は、「何かができる、できないという能力でがはかることができな

い」ということによって計られるものではなく

あなたは存在しているだけで「価値がある」のです。

なぜなら、あなたは、最高のデザイナーによって造られた作品だからです。

そんなあなたがあなたを大切にしていくときに

「本当のあなたになることができる」のです。

「なりたい自分になるための7つのステップシリーズ1」(2/3)

2008-08-22 | 魅力ある人間関係の処方箋
ここでは、自己認識力をテーマにさせていだだきました。

自尊心とは、「自分の価値を知り、自分のことを尊く思うこと」です。

よく、「健全な自尊心を育てる」といいますが、自分の価値を知って

自分のことを認識している人間を育てると言うことです。

人は、自分が何か価値あることすることによって

他人から評価される時に自尊心を感じるものです。

しかし、現実は他人から認めてもらえず、

「自分は能力がない」「わたしはきれいじゃない」と言って

自分嫌悪に落ちいってしまっているのです。

では、どうしたら自分が価値ある人間と思えるのでしょうか?(つづく…)



「なりたい自分になるための7つのステップシリーズ1」(1/3)

2008-08-21 | 魅力ある人間関係の処方箋
 Step1「自己認識力-本当の自分を自分を知る」

あなたは本当の自分を知っていますか?

現代社会はあまりにも忙しすぎて立ち止まって

ひととき自分の心を見つめなおし、自分を理解し、発見することによって

忘れかけていた本当の自分との出逢いが与えられることではないでしょうか。

今、最も人気テレビタレントの、明石家さんまさんは

和歌山から大阪に芸人の修行のため出てきて間もなく

喫茶店でアルバイトを始めました。

お店にもやって慣れてきた頃に

さんまさん一人残されてお店のマスターが用事で外出しました。

さんまさんは一人でとても不安でした。

お客さんが来られました。

さんまさんは、注文をとりにいきました。

すると、お客さんは「ウィンナーコーヒーお願いします」と言いました。

さんまさんは、冷蔵庫からウィンナーを袋から出し

フライパンでいため、最後に塩とコショウふりかけて

カップにコーヒーを入れてその中にウィンナー3本を入れて

お客さんのところにもって行きました。

そうしましたら、砂糖とミルクを入れてコーヒーを飲みきって

最後にウィンナー3本をスプーンで食べてそのお客さんは

レジでお勘定を払って帰っていかれました。

この話は、実話です。

つまり、ここで「お客さんはウィンナーコーヒーを知らなかった

さんまさんも知らなかった」。

ふたりとも知らなかったということですが

「自分を知ること」が何よりも大切なことです。(つづく…)