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国際人道法

2017-05-06 16:12:46 | 暮らし

国際人道法
  憲法記念日に飛び出した安倍首相の自衛隊を憲法に明記すると言う言葉から思い出した事があります。それは古い話で、私が赤十字奉仕団に参加していた若い頃の話です。もう何十年も昔の事ですが、これによって赤十字が成り立っていると言っても過言では無い「国際人道法」について熱心な赤十字の職員さんの話を聞いた事があります。そして調べられた文献の一部を送って貰って私のパソコンに保存していたのです。ところが古すぎて何処に仕舞ったのか忘れて、過去にブログに書いたかも知れないと心当たりを探してみましたが見つからず、結局ファイル検索を掛けて見付けました。しかし、見付けたその資料は教師の為の教育手順や教育内容などを含めた膨大なもので、ここで詳細を示す事は出来ません。資料は改めて表題を付けて分かり易い場所に保管し直しました。
  この国際人道法は自衛隊に大いに関係がある、と言うよりも自衛隊員の安全に関わる法律が書かれているのです。現在の自衛隊の国内における地位は、憲法では保障されておりません。憲法には軍隊は保持しない、と書かれていますから。しかし、国際的には一応軍隊と認められておりますが、これも同盟国だけの話で、そうでない国では認めてくれるかどうか判りません。国際人道法には捕虜になった軍人の処遇が明記されていますが、それ以外はゲリラ組織かテロ組織として軍人扱いをされません。今のままだと敵国からはゲリラ組織扱いされるかも知れません。従って一刻も早く自衛隊は国防軍として憲法に明記される必要があるのです。
  それをせず、災害が起きた時だけ働かせておいて、自衛隊は違憲だと言っている人は卑怯です。そして自衛隊員は1名たりとも死なせてはならない、なんて言ってるくせに捕虜になってひどい目に遭わされる事も考えないで、いつまでも中途半端なままなんです。
  国際人道法は日本もとっくに批准して居ますが、国民に知らす義務を怠っています。それは何故か、自衛隊が軍隊だと言う事がバレるからです。

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