tak147

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MTBジャパンシリーズJ1富士見パノラマ(7月)2日目

2012年07月20日 | MTB
20120715
MTBジャパンシリーズJ1富士見(7月)2日目
前夜、食後ほぼ間もなく雨音を聞きながら眠りに落ちて数時間後、3時半に目が覚めていろいろ片付けたり、1日目の写真などを整理。
ここで米を5合持ってきていることを思い出し、部屋に備付の炊飯器で炊こうとしたが炊飯器はなんと3合炊き…計量カップなど持ってきていない、
適当なコップで米を量ったら4杯…朝の4時から分数の計算をすることになった。
炊飯2回して食器やホットプレート、食材などを片付けているとそろそろ出発の時間、荷物を積み込んで宿を後にして会場入り。
会場ではスポーツクラス出場のgozaru2さん、Dosankoさんが駐車場を確保してくれていて既にアップの最中だった。
コースの状況は昨日の試走よりもウェットだけどタイヤを替えるほどでもないとのこと。
チューブ入りなのでタイヤ交換も可能だけど、エキスパートまでには乾いてくると判断してアイコンのまま、グリップ確保の為に1.8気圧にセットしてアップ開始。
多少筋肉痛が残ってしまったけど体調自体は悪くなく、ボトルや補給食を確実に準備して忘れていた朝食を摂りながら会場をウロウロサイクリングする。



【スポーツクラスのスタート】

そしてスポーツクラス、2周回のレースがスタートの時間になった。
最前列からスタートのDosankoさんがニセコ2位の実力を発揮してくれると期待してコース脇で見守る。
スタートはちょっと集団に埋もれてしまったようだった。









最初の下りで声をかけると首を横に振っている…ちょっと不調らしい。
Dsankoさんはその後の上りでも不調は明らかで思うように上れていない。







gozaru2さんの方も本調子ではないようだけど、渋滞気味の位置から徐々に上げてきているように見えた。

20120715MTB_J1富士見スポーツ登坂


スポーツクラスの2周目の終盤を見て自分のレースの最終準備に入る。




【前の選手に詰まって大変なことに・・・】


ギリギリまで給水と補給を繰り返し、レース中の携行品は最少にした。
召集直前、スタートまで15分、水・エネルギー・気分…各種補給できるものは全て補給して召集エリアに向かう。
ランキング28位、26番コールで4列目中央付近に陣取った。
スタートまでの数分間、真後ろのどうのまえさんと雑談して過ごし、2分前あたりから前を、そしてBIKEの状況を見直す。
ギア、ブレーキ、タイヤ、チューブのバルブ・・・異常はない。
八幡浜のようなスタート前の緊張感、今回はむしろ高すぎるくらいで少し落ち着かない、そわそわしている間にスタート10秒前になった。


2012MTBジャパンシリーズXCO#4 富士見 エキスパート&エリート女子1

【satosinSFさんより】


スタートのピストルが鳴り、狙っていた隙間に前輪を突っ込むことに成功した。
これで1列前の選手と横並びとなり、ここからは動きながら最初のシングルトラックに入るまでにどうやって、どこまで前に出ていくかが今日の序盤の課題。
スタートから100m(?)位は傾斜の緩やかな上り、スタートから一気にトップスピードで進む中を隙間を目がけてペダルをとにかく踏む。
シングルトラックの下りに入れば休憩できるということで、心肺を限界まで追い込み、両サイドから上がってくる選手へは肘を張り出してガード・・・これは久々。
シングルに入ると駐車場の舗装路までは休憩、前の選手にくっついて走りつつ2周目以降のタイム短縮に使えそうなラインを試しながら下る。
この段階でどうやら17位らしく、きちんと序盤に順位を上げることができたようだ。












休憩した体で舗装路はペダルを踏み、次のシングルの下りへ入る順位を上げる。
ロックセクションな上りは予想どおり前が詰まったので押し・担ぎで上りきって引き続きシングルの中でも順位を上げる。
網が張られた木の根が目立つシングル下りは前の選手が止まったので降車して一気に押しで順位を上げる。
ゲレンデ上りも速くはないけど、まだ順位を下げるほどではなく1周目は12位あたりで終えた。

2周目に入っても下りは順位を上げる要素であり、ロックセクション上りを含め、順位を下げるほどの場所はなく、10位というコールを聞いたような気がする。
網の張ってある下りのシングルで失敗して前転・180°ターンしたけどほとんどロスなく走りだせた。

3周目に入り、さすがに筋肉の疲労がたまってきた感が強く、序盤の上りは抑え目で入ったので順位の低下が始まった。
これは予想できたことだし、今の自分に上りで勝負する力は期待していないので下りで挽回しつつ舗装路で再度速度を上げる。
舗装路の後のシングルでDosankoさんの応援が響く。
それに応えようと石の塊のドロップオフを飛んだら・・・僕としては思わぬ大ジャンプになってしまい危うく転倒かと思ったけど何とかセーフ。
気分も新た(?)に上り始めて再びDosankoさんの強力な応援にしっかり上ることとした。


【大ジャンプ(?)の後の苦笑い】

今日の感じなら何としても10位台でゴールしたかったし、上りさえしっかり踏めれば10位台半ばでのゴールも可能かと思われた。
そこでシングルの傾斜が緩い部分はギアを数枚重くして細かい部分での速度を上げていくことにした。
今日の調子ならいけるような気がした。
シングルトラックのつづら折りの緩い上り、直線部分をダンシングで加速しようとしたら両太ももが『ピクピクっ』ってした。
ダンシングは諦めてシッティングでじわじわ加速に変更した。
傾斜の緩い部分を終えて少しだけ傾斜のきつくなるロックセクション手前に差し掛かった。
前には5名程度の選手が連続している、『あの集団にどこかで追いつく、そのためにはペースを落とさないこと』、今日は大丈夫な気がした・・・。


2012MTBジャパンシリーズXCO#4 富士見 エキスパート&エリート女子2

【satosinSFさんより】

突然、脚が止まった。
脚の全ての筋肉が一斉に痙攣を起こしペダルを全く動かせない状態で横に倒れた。
なぜか辛うじてビンディングを外すことはできたのですぐに起き上ったものの、立ちあがってMTBのハンドルを持ったまま微動だにできない。
懸命に脚を上げてMTBに乗ろうとするけど、1cmたりとも上に上がらない。
MTBに乗れないなら歩こうと思った。
しかし前にも動かない脚、後方から追い抜かれる人数が10人を数えた頃に『今日はもう無理、やめよう』と本気で思った。
脚がつることなんていつものことだけど、全てがいっぺんにつったのは初めてだった。
さらに数名に追い抜かれていった頃にようやく一歩、また一歩と歩くことができるようになった。
まだ一部つったままの脚を動かしながら進み、進みながらほぐしていく。
上り坂は潔く押す、下りも無理しないように、再度つらないように気をつける。
上位の選手ははるか先、後方からも次々抜かれる。



4周目に入って脚の状態が安定してきて、応援してくれる友人たちに状況を説明する余裕も出てきた。
まぁ説明したところで状況は好転せず、ペースを上げることもできないまま4周回をなんとか走り終えた。

結果は40位、目標だった20位以内から大きく外れた結果にエリート昇格のハードルは一気に高くなってしまった。
ただ言えることは、現状の練習量から見て妥当な順位であり、10位台のレースをしようと積極的な気持ちで走った結果の失速、最初から無難に走った結果とは違う点に調子が戻っている部分があると考えたい。
ポイントを稼ぐという意味では結果的に大失敗だったけど、先日の島根県選手権ロードやその前のMTB八幡浜で序盤に前で頑張ったのと同様に、序盤はなるべく前で競走するという課題はこなしたと思う。
そうでなければ面白くないし、この走り方にきちんと練習した脚があればもっと面白くなるはず。
9月の富士見へ・・・行くか行かないかは練習しながら考えよう。


本日の走行距離:16km(1時間24分)
        40位/完走91人


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