tak147

LICHT+(リヒトプラス)で出走しています。
最近はInstagram『tak147tak147』に投稿しています。

20130506J1MTBジャパンシリーズびわ湖高島

2013年05月12日 | MTB
昨夜、LICHT君には
『早く寝て早く起きたら何回でもゲームしていいよ』
作戦で早く寝てもらったものの、Raynaちゃんの場合は何をやってもダメなときはダメで25時頃にようやくご就寝。
そしてあっという間に朝が来ての5時半起床、そういえばここは琵琶湖畔だったことを思い出して50mほど散歩してみた。


【琵琶湖の朝日】







【Raynaちゃんお目覚め】

Raynaちゃん滋賀の朝のおしゃべり



散歩から戻って布団をたたんで会場に向けて出発。
30分もあれば会場入りできるし、快適だったので来年もここが良いかな~。
BIKEの準備をして今日は1周だけ試走、上りが長いことは分かっているのでゆっくりじっくり上って主にシングルトラックの下りのスムーズな走行の確認と、ゲレンデを上ったり下ったりする際の事実上のコース幅をチェック。
体は重いとは感じないけど、昨日ほどの軽快感がない・・・。


【gozaru2さんと試走】


試走が終わってBIKEの再チェックをしてジュニア・一般クラスを観戦。









ジュニアの下りのスムーズさに関心しつつ時間を持て余している今回のタイムスケジュール。

エキスパートクラスが12時からなので、微妙な食事を摂ったり・・・やっぱり持て余してしまっていた。
とどめは薄皮あんぱん・・・賞味期限切れ&白カビ・・・4個も食べてしまった・・・裏側も確認しないとね。
スポーツクラスが始まって盛り上がっている頃にアップ開始。
会場前の坂を上ったり下ったりの列に混ざってみた。
周囲の選手の坂を上る速度が速く感じるところが今日の寝不足具合を表しているのかもしれない。
仕方がないので、いろいろと補給することで少しでも紛らわすことができたらいいなとサプリメントに期待することにした。

数往復して招集時刻が迫ってきたのでステージングに向かう。
21番コール、3列目の中央付近に並んだ。
周囲には多くの旧知の選手たち、5分前から3分前、2分前とスタートが迫るほどに鼓動が高鳴る。
集中というよりも緊張・不安、心拍がどんどんと上昇していくのがわかる。


【LICHT君の声援、聞こえました】

そんな中スタートはあっという間にやってきてピストルとともにスタート。
クリートキャッチは成功したものの、あまり鋭く踏み込めずダッシュとは行かなかった。
スタート10mほどから脚の回転を上げてポジションアップを狙う。
最初のコーナーが終わる頃には10位あたりまで上昇したので、ちょっと一息・・・また抜かれる。

下りで呼吸を整えてゲレンデ上りで再び前を狙う。
ほぼ1列に上って行く先頭争いの15番手くらいからラインを右に左に変えてポジションアップ。
10位以内に上がったあたりで気持ちが空回りして前の選手の後輪に自分の前輪がぶつかり足を着いてしまう。
先頭から遅れる、後方から抜かれる、焦って再乗車がうまくいかない・・・10m以上押しただろうか?斜度が緩くなるところまでBIKEを押してようやく乗車できた。
そこから失ったポジションを取り返すために前を追う。
たぶん20位あたり、そんな位置で1stシングルの上りに入り、シングルトラックの中のダブルルートを使って微妙に順位を上げて下ってゲレンデに出た。
ゲレンデでは一直線で連なる選手をどこまで抜けるのか、ギアを軽くして脚の回転を上げようとしたとき、チェーンが落ちてしまう。
BIKEから降りて手でクランクを回したり変速レバーを操作してもチェーンは上がらず手で戻す間にまたまたポジションダウン。
40位前後、今日の目標だった10位はこの時点で遠いものとなってしまっていた。



それでもまだ1周目の半ば、チャンスはあるはずだから前を追う、2ndシングルの九十九折れからダウンヒル区間は前の選手にくっついて進む。
そして3rdシングルに入る前のテーブルトップの後のドロップオフを忘れて突っ込んであわや大前転をかましそうになるも辛うじて前輪着地。
観客も僕も笑っていた、そしてここでようやく冷静さを取り戻してここから下りは落ち着いて行くことにした。


【落ち着いて落ち着いて】


【とか言って懲りていない】



チームフィードゾーンなどでは各チームのフィード担当者が声をかけてくれる。
気分を紛らわすために状況説明しながら通過する。
どうやら35位争いのようだった。
オフィシャルフィードの水と金のメイタンを補給しながら5周回1時間半超となりそうなレースに備えて走行する。

全体的にシングルトラックで前の選手に追いついてゲレンデで追い抜く感じで少しずつ順位を上げていく。
ただゲレンデの登坂がどちらかというと遅いので、上りの速い選手に後方から抜かれることもしばしばであまり順位を上がっていかない。
シングルトラックの下りで稼いでいくしかない。
体力的に厳しくなってきた3周目を終えて4周目に入った時に後方からDosankoさんがついに追いついてきた。
抜かれるのも時間の問題かと思った、抜かれることは悔しいけどDosankoさんの姿を追ってペースを上げて行こうと思った矢先、『パンクした~』という声。
複雑な心境だった。
その後もシングルトラックを終えて芝生を上っている時に旧知の選手に抜かれる。
その選手を目標にペースアップして別の選手を抜いて2ndシングルに入る。
下りで追いついて2ndシングルを出た瞬間に最後の力を振り絞って追い抜く、2人くらい抜いたかも知れなかった。
そのまま3rdシングルに入って先行したまま80%テントを通過した・・・通過した・・・切られると思って全力で2人抜いて切られずに通過した僕は体力・筋力の限界を超えてしまった。
ひたすらインナー・ロー、抜いた選手には当然抜き返され、その差はどんどん広がり、坂を上るのもやっと、僕より後ろはもういない完走扱いの最終走者なのでとにかく着実に前に進む。
何をやっても順位は下がらないけど、1stシングルの上りで脚のほとんどすべての筋肉がつってしまい、そのまま横転して座ったキョンシーのような状態で身動きが取れずに休憩を余儀なくされてしまう。
自力で脚を曲げようと思ってもまったくいうことを聞かず、眼下に見えるスタッフに助けを呼ぼうかとも真剣に思ったけど、ここでリタイアしても担ぎ下ろされるだけだしもう少し待てばなんとかなるかもしれないということで30秒落ち着いて座って休憩。
そこから手で足首をつかんで右脚を曲げることに成功、続いて左脚を同じように曲げることに成功した。
ここで慌てては元の木阿弥、しゃがんで深呼吸して落ち着いて立ち上がり、ゆっくりBIKEを押して坂を上る。
上りきったらゆっくり乗車して一番軽いギアでアップダウン、力が入るのでジャンプ台を避けエスケープルートを走行してゲレンデの登坂も止まる寸前のような速度で上る。
2ndシングルも今さら急いでも何も変わらないのでゆったり、もうスタッフしかいないコースをひたすら下ってホームストレートに戻ってきた。

30位、序盤のミスで大きく順位を落としてしまったので欲しかったポイントは全然足りないけど、80%ルールの脚切に会わなかったことだけが救い。
ミスの後、挽回できなかったのは寝不足の影響、でも3年前は寝不足でも風邪ひいていてもそれなりに結果を残していたのだから、まだ練習量・方法・内容が不足しているということ。
次回は5/19の八幡浜(愛媛)、ここも楽しく得意なコースなので今度こそ結果を取ってきたい。



【死んでしまいそうな最高心拍と平均心拍】

リザルトはこちら


本日の走行距離:20km
エキスパートクラス30位/完走88人


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