久しぶりにお気に入りアルバムを。今回はtommy。
でも好きになったら仕方ない。グッとくる音楽だったなら、それでもう僕にとっての「名盤」たりうるのだ。気づいたらCDの棚にそのアーティストのCDがコンプリートならんとする勢いで並び始める。Tommyもそんなアーティストのひとつだ。キキ&ララとコラボしてからレジに持っていくのが、男としてすっごく恥ずかしくなったけど(泣)。
だいたいブリリアント・グリーンが大好きだった。英語詞の心地よさとギターポップのシンプルなかっこよさにひかれたのが最初だった。そしてTommyとしてのソロ活動。最初は何を血迷ったか?と思った。硬派にひずんだギターバックに歌う川瀬智子に惹かれていたから。
でもそこは、やっぱりエイティーズ。アルバム2曲目の トミー・フェブラッテ・マカロン や、軽自動車のCFに使われた 君の瞳に恋してる のカヴァーを聴いたのが運の尽きだった。カッティングにチョッパー風シンセベース、ユーロビートにありがちなシンセのメロディ、サビの音を追うシンセベル、ストロベリー・スイッチブレイドやノーランズのカヴァー。アルバムに仕掛けられたいくつもの80年代的アイテムに僕はもう夢中になってた。
もうひとつ、Tommyに惹かれる理由がある。別にメガネフェチって訳じゃない。それは川瀬智子嬢の裏キャラだから。つまり誰もが持つ”変身願望”を具現化したキャラであるからなのだ。同じ理由で僕はマシュー南が好きだし、ジギー・スターダストを名乗っていた頃の気味悪いデビッド・ボウイも嫌いではない。僕もこのサイトでtakという別キャラを名乗っているけど、これはほとんど”素”なので、演じていたり誇張したりする部分はほとんどない。もちろん十分楽しんでいる。仕事を持つ人ならば、誰もがオンの自分とオフの自分を持つはずだ。オンの自分は本当の自分を抑えて、”ちょっと演じている自分”だという人もいるだろう。それもある種の”変身”なんだろうけど、実はそれはとても疲れることだったりする。Tommyのように変身した自分を楽しめるのは大事なこと。そんな意欲的なTommyに僕は元気をもらっている気がするのだ。
眼鏡にやられて好きになりました(笑
だって眼鏡フェチには卑怯なくらいピンポイントで。
眼鏡を外すと反応しなくなります。なんてこったい。
おかげでCDは持ってないんですけど、PVの動画は沢山もってます。
ダメじゃん俺。
でもおそらくそういうファンはもっといるでしょね。
僕の目標のひとつは、Tommyの楽曲をライブでやること!。今年の年末のイベント(気が早い)あたりでできたらいいな。そのためにはDTMに復帰しなきゃ。
賛同する人っ、この指とーまれっ!
ここ数年ではベストですね。
ごもっとも。90年代後半以降、「これだ!」と思え、コンプリートに揃えたくなるよなJ-POPって少なかったもんね。ついつい車に持ち込むCDでもあります。