日本の自称保守派・右派の人達の中には、政府や総理大臣が希望の政策を「実行できる」ことを前提とし、できない部分を強く批判する人達がいますが、当ブログで何度も指摘しているようにそれは間違いで、本当はそうした政策は「実行できない」ことが前提です。なぜなら、実行しようとすると、大メディア権力によって政府は潰されるからです。
外国の国家権力に媚びて一緒に日本をいじめることで自分達だけが地位も経済力も高い位置を保てるという既得権益の代表格が大メディア権力であり、彼らこそが既得権益を守り、日本の冤罪を晴らそうとする者を外国の権威を使ってつぶす、日本の最高権力者です。
「外交における代表は総理大臣であってメディアではないからやはり総理大臣が最高権力者では?」
いいえ、違います。
日本の大メディア権力は責任を取りたくないので、代表者は自分達からは選びません。代表者になると何かあると必ず責任を取らなければならないからです。責任をとらずに権力を握るには、自分達の中から国の代表者を出さない方が得策です。
これは日本人の特徴の1つです。生徒会でも町内会でも何でも、誰かに代表をやらせて責任だけ押し付けて言うことは聞かず、文句だけを言っていじめることは全国常日頃行われています。メディアと政府もその延長です。
一度だけ、大メディア権力に近い側の人間が正式な国の代表になったことがありました。それが3年半の民主党政権の時期です。
ところがその時でさえ、例えば鳩山首相が「米軍基地は最低でも沖縄県外」という大メディア権力の指示する通りの外交を実行していたのに、それをアメリカで「ルーピー」と揶揄されると、日本の自称リベラルの大メディアは一切かばおうとせず、一緒になって馬鹿にしていました。まさに「トカゲのしっぽ切り」です。同じ側の人間でさえ、責任は一緒に取ろうとせず、必ず逃げるのです。代表者にリスクだけ押し付けて、自分達は権力だけを維持しようとしているのが分かります。
基本的に日本政府や総理大臣は、大メディア権力に反する政策は実行できません。必ず大メディア権力の強権によって、直後に政権が潰されるからです。
歴代政権が唯一やっているのは、財政上やむを得ない時に実行する増税です。これは大メディア権力に叩かれる上に国民にも不人気ですが、お金がないのでやらざるを得ません。そしてその政権はほどなくして潰れます。自分の政権の時に増税せざるを得なかったというのは、時期的に不運だったということです。増税以外にも、時期的にどうしてもやらざるを得ない不人気政策をやった政権は不運だったということです。
「安倍総理はいくつかは大メディア権力の嫌う政策を実行しているのでは?」
それをやっていながら総理を続けているのは、2つの理由があります。
1.大メディア権力肝いりの民主党政権が大失敗した直後だから
2.アベノミクスによって経済で上手くやったから
1については安倍総理の「運」でもあります。安倍総理は民主党政権誕生前にも一度総理大臣をやっていますが、その時は1のような幸運がなかったため、大メディア権力の強権によって短期間で政権を潰されました。もちろん潰されてから約5年間、1の時を待って力を蓄えていた戦略は安倍総理自身の努力の結果ですが。
2についても、経済政策というのは必ず上手くいく政策は存在しません。その時の状況や運によって大きく左右されます。もちろんその時流を読んで的確な政策を実行した安倍総理の実力もあります。
もっとも2は、安倍総理が「本当にやりたかったこと」ではなく、「本当にやりたいことをやるためにはその前提としてやらないと、やりたいことができない」というものです。
(経済で成功するという難しい課題を達成しなければ、大メディア権力による圧倒的な力によるバッシングの中で長期政権を維持することは不可能です。国民もいくら大メディア様の命令とは言え、「背に腹は代えられない」ですから、経済は重要です。)
安倍総理の本当にやりたいことは、「日本の歴史冤罪に異を唱えること」でしょう。「戦後レジームからの脱却」というのは、それを柔らかく表現したものです。
戦勝国や中韓の強権によって、そしてその強権に媚びて一緒になって日本人をいじめる日本の大メディア権力によって、そんなことすら許されないのが日本をめぐる現状です。
つまり、1や2という、安倍総理自身の実力と運によって、「本来実行不可能な政策」のうちいくつかを実行しようとできている訳です。
一方で残念ながら、保守派・右派の活動の成果は1つもありません。国民を動かす金も力も彼らにはないというのもあります。
それなのに、本来できないことをいくつかやっている安倍政権に対し、できていないことを批判する資格は、保守派・右派にはないと思います。
「本来できない政策」をかろうじて1つ1つ進めていくことは困難を極めます。安倍総理自身も「ほふく前進」と表現していました。亀の歩みのように物凄く遅く、1つ1つやっていくしか方法がありません。
外交においても同じで、敗戦国である日本の歴史冤罪を晴らすことは事実上不可能です。歴史というのは勝者に都合のいいように作られるものなので、戦勝国相手に戦争に勝たない限り、日本の正当性は主張するのは困難です。
だからこそ安倍総理は、中韓に対しても、アメリカに対しても、付かず離れずの関係を模索しています。
ところが中韓に対してもっと毅然とできないことをバッシングする保守派・右派がいますし、アメリカに対してもっと敵対できないことをバッシングする大メディア権力や、自称反米右派も存在します。どいつもこいつも、全く現実が見えていない。
(いやおそらく大メディア権力だけは現実が見えていて、その上で自分達が権力を維持するためにやっているんでしょう。)
嫌いだろうが何だろうが、その国に戦争で圧勝できるのでなければ、仕方なく付きあっていくしかありません。
まして日本の総理大臣は、国内の大メディア権力によって強力に足を引っ張られる訳ですから(そこが諸外国と日本の大きな違い)、外交では何もできないのは至極当然のことです。歴代内閣の外交を見ても一目瞭然ではないでしょうか。
そんな中で、いくつかのことを実行している安倍政権は凄いとしか言いようがない訳です。とりあえず、国内の様々な既得権益があまりにも韓国べったりだったために、韓国との関係に冷却期間を置いてそこを少し切り離すことから始め、また中国共産党の軍事侵略がとにかく猛烈なので、戦後レジームの親玉である最強国のアメリカととりあえず軍事同盟を強化している。生き残るために非常に上手く、いや当然の外交戦略を実行しています。その上で、最強国アメリカによる戦勝国戦後レジームに完全屈服しないために、東南アジアや西アジア諸国との外交にも力を入れています。戦後70年の談話でも、大戦前の戦勝国のやり方の問題点に触れたのは凄いとしか言いようがない。
日本の現状(外交面、そして大メディア権力が実質支配する国内状況)を踏まえると、まさに「これ以上にやりようがない外交」をしています。
それを分かった上で、自分達の既得権益を守るために、「アメリカ追従だ」というアピールのいいバッシング用語を使って安倍政権を叩く大メディア権力。非常に狡猾で汚い連中です。
一方何も状況が見えずに、アメリカとの関係を深めたことに火病を起こす、小林よしのりらの自称反米主義者。こちらは低能でバカ丸出しです。
(もし大メディア権力と同様に、日本を食い物にして自分だけ儲けようとしてやっているなら、同様に「狡猾で汚い」「実は悪い意味で賢い」と言えますが。)
我々庶民たる日本国民は、既得権益を守ろうとする大メディア権力や自称左右言論人に服従するのではなく、本当に自分達庶民のために、日本が生き残る道を考えていく必要があると思います。
にほんブログ村
国際政治・外交 ブログランキングへ
人権 ブログランキングへ
外国の国家権力に媚びて一緒に日本をいじめることで自分達だけが地位も経済力も高い位置を保てるという既得権益の代表格が大メディア権力であり、彼らこそが既得権益を守り、日本の冤罪を晴らそうとする者を外国の権威を使ってつぶす、日本の最高権力者です。
「外交における代表は総理大臣であってメディアではないからやはり総理大臣が最高権力者では?」
いいえ、違います。
日本の大メディア権力は責任を取りたくないので、代表者は自分達からは選びません。代表者になると何かあると必ず責任を取らなければならないからです。責任をとらずに権力を握るには、自分達の中から国の代表者を出さない方が得策です。
これは日本人の特徴の1つです。生徒会でも町内会でも何でも、誰かに代表をやらせて責任だけ押し付けて言うことは聞かず、文句だけを言っていじめることは全国常日頃行われています。メディアと政府もその延長です。
一度だけ、大メディア権力に近い側の人間が正式な国の代表になったことがありました。それが3年半の民主党政権の時期です。
ところがその時でさえ、例えば鳩山首相が「米軍基地は最低でも沖縄県外」という大メディア権力の指示する通りの外交を実行していたのに、それをアメリカで「ルーピー」と揶揄されると、日本の自称リベラルの大メディアは一切かばおうとせず、一緒になって馬鹿にしていました。まさに「トカゲのしっぽ切り」です。同じ側の人間でさえ、責任は一緒に取ろうとせず、必ず逃げるのです。代表者にリスクだけ押し付けて、自分達は権力だけを維持しようとしているのが分かります。
基本的に日本政府や総理大臣は、大メディア権力に反する政策は実行できません。必ず大メディア権力の強権によって、直後に政権が潰されるからです。
歴代政権が唯一やっているのは、財政上やむを得ない時に実行する増税です。これは大メディア権力に叩かれる上に国民にも不人気ですが、お金がないのでやらざるを得ません。そしてその政権はほどなくして潰れます。自分の政権の時に増税せざるを得なかったというのは、時期的に不運だったということです。増税以外にも、時期的にどうしてもやらざるを得ない不人気政策をやった政権は不運だったということです。
「安倍総理はいくつかは大メディア権力の嫌う政策を実行しているのでは?」
それをやっていながら総理を続けているのは、2つの理由があります。
1.大メディア権力肝いりの民主党政権が大失敗した直後だから
2.アベノミクスによって経済で上手くやったから
1については安倍総理の「運」でもあります。安倍総理は民主党政権誕生前にも一度総理大臣をやっていますが、その時は1のような幸運がなかったため、大メディア権力の強権によって短期間で政権を潰されました。もちろん潰されてから約5年間、1の時を待って力を蓄えていた戦略は安倍総理自身の努力の結果ですが。
2についても、経済政策というのは必ず上手くいく政策は存在しません。その時の状況や運によって大きく左右されます。もちろんその時流を読んで的確な政策を実行した安倍総理の実力もあります。
もっとも2は、安倍総理が「本当にやりたかったこと」ではなく、「本当にやりたいことをやるためにはその前提としてやらないと、やりたいことができない」というものです。
(経済で成功するという難しい課題を達成しなければ、大メディア権力による圧倒的な力によるバッシングの中で長期政権を維持することは不可能です。国民もいくら大メディア様の命令とは言え、「背に腹は代えられない」ですから、経済は重要です。)
安倍総理の本当にやりたいことは、「日本の歴史冤罪に異を唱えること」でしょう。「戦後レジームからの脱却」というのは、それを柔らかく表現したものです。
戦勝国や中韓の強権によって、そしてその強権に媚びて一緒になって日本人をいじめる日本の大メディア権力によって、そんなことすら許されないのが日本をめぐる現状です。
つまり、1や2という、安倍総理自身の実力と運によって、「本来実行不可能な政策」のうちいくつかを実行しようとできている訳です。
一方で残念ながら、保守派・右派の活動の成果は1つもありません。国民を動かす金も力も彼らにはないというのもあります。
それなのに、本来できないことをいくつかやっている安倍政権に対し、できていないことを批判する資格は、保守派・右派にはないと思います。
「本来できない政策」をかろうじて1つ1つ進めていくことは困難を極めます。安倍総理自身も「ほふく前進」と表現していました。亀の歩みのように物凄く遅く、1つ1つやっていくしか方法がありません。
外交においても同じで、敗戦国である日本の歴史冤罪を晴らすことは事実上不可能です。歴史というのは勝者に都合のいいように作られるものなので、戦勝国相手に戦争に勝たない限り、日本の正当性は主張するのは困難です。
だからこそ安倍総理は、中韓に対しても、アメリカに対しても、付かず離れずの関係を模索しています。
ところが中韓に対してもっと毅然とできないことをバッシングする保守派・右派がいますし、アメリカに対してもっと敵対できないことをバッシングする大メディア権力や、自称反米右派も存在します。どいつもこいつも、全く現実が見えていない。
(いやおそらく大メディア権力だけは現実が見えていて、その上で自分達が権力を維持するためにやっているんでしょう。)
嫌いだろうが何だろうが、その国に戦争で圧勝できるのでなければ、仕方なく付きあっていくしかありません。
まして日本の総理大臣は、国内の大メディア権力によって強力に足を引っ張られる訳ですから(そこが諸外国と日本の大きな違い)、外交では何もできないのは至極当然のことです。歴代内閣の外交を見ても一目瞭然ではないでしょうか。
そんな中で、いくつかのことを実行している安倍政権は凄いとしか言いようがない訳です。とりあえず、国内の様々な既得権益があまりにも韓国べったりだったために、韓国との関係に冷却期間を置いてそこを少し切り離すことから始め、また中国共産党の軍事侵略がとにかく猛烈なので、戦後レジームの親玉である最強国のアメリカととりあえず軍事同盟を強化している。生き残るために非常に上手く、いや当然の外交戦略を実行しています。その上で、最強国アメリカによる戦勝国戦後レジームに完全屈服しないために、東南アジアや西アジア諸国との外交にも力を入れています。戦後70年の談話でも、大戦前の戦勝国のやり方の問題点に触れたのは凄いとしか言いようがない。
日本の現状(外交面、そして大メディア権力が実質支配する国内状況)を踏まえると、まさに「これ以上にやりようがない外交」をしています。
それを分かった上で、自分達の既得権益を守るために、「アメリカ追従だ」というアピールのいいバッシング用語を使って安倍政権を叩く大メディア権力。非常に狡猾で汚い連中です。
一方何も状況が見えずに、アメリカとの関係を深めたことに火病を起こす、小林よしのりらの自称反米主義者。こちらは低能でバカ丸出しです。
(もし大メディア権力と同様に、日本を食い物にして自分だけ儲けようとしてやっているなら、同様に「狡猾で汚い」「実は悪い意味で賢い」と言えますが。)
我々庶民たる日本国民は、既得権益を守ろうとする大メディア権力や自称左右言論人に服従するのではなく、本当に自分達庶民のために、日本が生き残る道を考えていく必要があると思います。
にほんブログ村
国際政治・外交 ブログランキングへ
人権 ブログランキングへ
>外国の国家権力に媚びて一緒に日本をいじめることで自分達だけが地位も経済も高い位置を保てるという既得権益の代表格が大メディア権力であり、彼らこそが既得権益を守り、日本の冤罪を晴らそうとする者を外国の権威を使ってつぶす、日本の最高権力者です。
この現実を全く理解していない、というか理解する気が全く無い日本人だらけですね。
どれだけ視野が狭いのでしょうか。どれだけ自分勝手なのでしょうか。
>これは日本人の特徴の1つです。生徒会でも町内会でも何でも、誰かに代表をやらせて責任だけ押し付けて言うことは聞かず、文句だけを言っていじめることは全国常日頃行われています。
僕も学級委員長に祭り上げられた事があるので、よく分かります。
「祭り上げられた」と表現するのは、僕自身、重責から逃れる為にその役職を忌避していたからです。
>それをアメリカで「ルーピー」と揶揄されると、日本の自称リベラルの大メディアは一切かばおうとせず、一緒になって馬鹿にしていました。まさに「トカゲのしっぽ切り」です。同じ側の人間でさえ、責任は一緒に取ろうとせず、必ず逃げるのです。代表者にリスクだけ押し付けて、自分達は権力だけを維持しようとしているのが分かります。
マスメディアや日本人の卑劣さをよく表していますね。
>歴代政権が唯一やっているのは、財政上やむを得ない時に実行する増税です。これは大メディア権力に叩かれる上に国民にも不人気ですが、お金がないのでやらざるを得ません。
産経新聞などの右派?メディアも「消費税増税するな!」「減税しろ!」などと叫んでいますが、既得権者や、自分の利益の事しか考えていない連中の主張なので、全く説得力がありません。
>経済政策というのは必ず上手くいく政策は存在しません。その時の状況や運によって大きく左右されます。
バブル崩壊後、企業は内部留保を増やす一方で、労働者の賃金を減らしていますから、その賃金を増やして個人消費を活性化させる為に、安倍政権は各種政策に取り組み、官民対話などを通じて企業に賃金の上昇や設備投資を促しています。
マスメディアや言論人、レイシスト達は「国家社会主義だ!」などと意味不明な非難をしていますが、これが民主党政権であれば、こういった非難をしていたのか甚だ疑問です。
>本来できないことをいくつかやっている安倍政権に対し、できていないことを批判する資格は、保守派・右派にはないと思います。
同感です。
安全圏から文句を言うだけで、問題解決に向けた行動に注力しない連中に、安倍首相ら閣僚や安倍政権全体を批判する資格はありません。
ネット上で偉そうに論評したり、非難している連中が山ほど存在しますが、一体何様のつもりなんですかね。
お前らはそんなに偉いのか。糞の役にも立たないのに。
そう言えば、zakzak(夕刊フジ)にこんな記事がありました。
【回顧2015】今年の「歴史戦」は大差で負け越したが、逆転のチャンスはある 藤岡信勝氏
『《日本が負けたトピック》
(3)村山談話を克服するはずの安倍談話で東京裁判の日本侵略史観を踏襲した』
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20151225/dms1512251550005-n1.htm
保守派の視野の狭さ、脳内御花畑ぶりは尋常じゃないですね。戦後の言論空間や世界情勢を全く理解していません。
もう病気と言っても差し支えないレベルに達しています。
>「本来できない政策」をかろうじて1つ1つ進めていくことは困難を極めます。安倍総理自身も「ほふく前進」と表現していました。亀の歩みのように物凄く遅く、1つ1つやっていくしか方法がありません。
外交においても同じで、敗戦国である日本の歴史冤罪を晴らすことは事実上不可能です。歴史というのは勝者に都合のいいように作られるものなので、戦勝国相手に戦争に勝たない限り、日本の正当性は主張するのは困難です。
以前、僕のFBや太一さんとの共同ブログでこういう記事を掲載しました。
『GHQの占領統治が終了して間もない段階で時の政権が憲法改正に本腰を入れられなかったという事が、その当時から戦後体制や大国の論理が如何に強固なものだったか、日本の政権基盤が如何に脆弱だったか、日本国民が敗戦によりどれ程腑抜けになっていたのか、という事を如実に物語っていると僕は思います。
連合国が布いたルールを自ら破壊、改革するだけの能力・精神力を国民が有していなかったのですから、基盤が脆弱な政府が連合国や大国の論理に背く様な言動が出来る訳がありません。
結局、日本国民が戦後体制や大国の論理に屈する事無く、自分の頭で物事を考え、実行に移す姿勢をきちんと有していれば、現在の惨状までには至っていなかったでしょう。』
http://3498893.blog.fc2.com/blog-entry-22.html
>国民もいくら大メディア様の命令とは言え、「背に腹は代えられない」ですから、経済は重要です。
外交だけ、歴史だけ、軍事だけといった感じで、特定の事柄にしか関心のない視野の狭い人間には、そういう事が全く分からないんでしょうね。
>日本の現状(外交面、そして大メディア権力が実質支配する国内状況)を踏まえると、まさに「これ以上にやりようがない外交」をしています。
対米外交や対中韓外交も然る事ながら、歴代政権とは異なる対ロシア独自外交や中央アジア歴訪なども凄いと思います。
マスメディア、様々な圧力団体や業界、外国などから相当な圧力が掛かっているにも拘わらず、それを上手く躱しながら、時には利用して、政策を推進する安倍首相を上回る政治力を有する日本人は、皆無に等しいと思います。
そんな政治力があるのなら、首相に就任して辣腕を振るうなど、既に自分の能力を遺憾なく発揮しているでしょうね。
>我々庶民たる日本国民は、既得権益を守ろうとする大メディア権力や自称左右言論人に服従するのではなく、本当に自分達庶民のために、日本が生き残る道を考えていく必要があると思います。
全くその通りです。
ただ、自分の周囲の人間達を見ていると、あるいは社会に出ても尚、精神的に引き籠っているとしか思えないネットユーザーによる、余りにも的外れな主張や、脳味噌が逝かれているとしか思えない書き込みの数々を見ていると、暗澹たる思いになります。
「日本人はどないなっとんねん」
この一言に尽きます。
1.自分達も政府批判をしないと、政府の犬だと揶揄されるから
2.増税すると支持率が下がるから
などの理由があると思いますが、いずれにせよしょうもない批判ですね。
>精神的に引き籠っているとしか思えない
「常に何かに寄り添っていないと落ち着かない」んでしょうね。
大半の国民は、大メディア権力など権威による主張や定義を、保守派は保守派内の内輪の主張を、ネットユーザーはネットの小さいコミュニティーの主張を。
自分の頭で考えて主張する人が少ないですね。