IT'S NOW OR NEVER 

こどもと、ねこと、その親の日常雑事。
さて、初の海外暮らし、
どうなることやら。

憧れの暖炉

2011-05-16 09:13:49 | 日記
週末、ついに憧れの暖炉に火を入れた。



うちの暖炉はこんな風になっていて
ファイヤースクリーンを開けると
中にダンパーのレバーが付いていて
それを動かして、煙突のふたを開ける。
右のオニイの手が持っているのがファイヤースクリーン。
網のようなもので、火の粉が飛んでこないようにするもの。
暖炉の中の左手上にレバーがあるのが見えるだろうか。
これが、ダンパーのレバー。
使わないとき、煙突を閉じておくもの。
でないと隙間風が寒い寒い。
暖炉の外側にチビの手がいじっているツールセット。
小さな箒(灰をかくもの)薪をつつく棒(ポーク)
そして、灰を捨てるための小さなシャベル。
この三点セットと、薪を買うしかないので買ってきて、
さあレッツトライ。



まず、薪を、鉈がないので万能ナイフで、細く燃えやすい大きさに切って
切るというより削ぐという感じかな。とりあえずそれを燃やして
小さな炎を作り、暖炉の煙突の中に上昇気流を作る。
大きな薪にいきなり着火はできないのと、
上昇気流を起こしておかないと、部屋の中に煙が入ってきてしまうからね。
左手前にあるのが、買ってきた薪。
なんともワイルドな大きさでしょ。
(次の日鉈を買いに行きました。なかったので小さな斧を買ってきたのですが)
でもここから大きな薪に火がなかなかつかない。
このところの天気の悪さで薪が湿っていたんだろうけど
この木も、とても堅い木で、長く燃えていそうだけど、火をつけるのが大変。

木の組み方を工夫したり、固く丸めた新聞紙を燃やして火を大きくしてみたり
いろいろやってみたけどなかなか大きな火にならない。



小一時間経って、薪が小さな炎にあぶられて乾いたのか(笑)
やっと暖炉らしい火が燃え上がった。

いろんな火の色。時々パチッとはぜる音。
火の前に座るっていうのはいいものです。

暖炉に火をつけると言ったら、大家さんが、
さらに暖炉の前に置くスクリーンを買ってきてくれたので
もう一個おいて、万全の構えにして、くつろぐことしばし。



ワインがおいしい。

暖炉の暖かさというのは、そんなに急激な強いものではないけれど、
ほんわりと部屋全体がつつまれるような
そんな暖かさ。

日本は日中は暑いくらいなんだと聞くにつれ
南半球に住んでいるんだなぁ、と実感しています。