ブレーキのマスタシリンダを交換したので、クラッチのマスターも交換しよう。
フルード漏れとかはなかったけど、大分ボロくなっていて、見た目が悪いからね。 ついでにクラッチレリーズのシールも交換しておこう。
マメにフルードを交換していたためか、それほど悪い状態じゃなくて、一安心。
オーバーホールすれば、まだしばらくは使えそうだな。
ピストンには少し錆びが浮いているので磨いておく。
シリンダも2000番のペーパーで軽く磨いておいた。
グリスアップしてシールを交換。これでしばらくはOKだろ。
用意したマスターシリンダは、デイトナNISSINのΦ14mm。
FJのクラッチマスターはΦ5/8インチなんだけど、軽くするために1サイズ落としてみた。
FJのクラッチは元々重くないんだけど、少しでも軽い方がいいからね。
組む前に、一度分解して動く部分や、部品同士が当たる部分をグリスアップしておこう。
マスターのバンジョーボルト取り付け位置が変わるため、メッシュホースでラインを作り直した。エンジンのすぐ傍を通すことになるため、熱対策としてスパイラルチューブとコルゲート管で二重に保護した。
20°のバンジョーで作ったんだけど、レリーズ固定ボルトに被ってしまって外す度にバンジョーを緩めないとダメかも。ストレートで作り直さないといかんね。
クラッチのスイッチは3Pコネクタ式。このコネクタと、平型端子の変換ケーブルが必要なんだけど、買い忘れたのでとりあえず接続しないままにしておく。
取り付け完了。ブレーキのリザーバタンクがやたらとデカく、クラッチはえらく小さい。
ちょっとカッコ悪いので、ブレーキのタンクを小さいものに変えようかな。
Φ14mmのマスターにすることで、かなり軽くなったんだけど、レバーがグリップに付くまで握らないと完全にクラッチが切れない。
4本掛けでしっかり握れば大丈夫なんだけど、今までの感覚で操作すると気持ちよくシフトチェンジできない感じ。
径を落とすことでフルードの送出量が減るため、こうなることは予想してはいたんだけど、想像以上のフィーリングの悪さだ。
しばらく乗っていれば慣れるかと思ったけど、やはり気持ちよくない。
ミッションを痛める前にΦ5/8インチに交換した方がよさそうだ。
Φ5/8インチに交換後。
同じデイトナNISSINなので、見た目は一緒。
でもフィーリングはバッチリだ。指2本掛けでもスパッと切れる。やっぱクラッチはこうじゃなくちゃ。
14㎜と比べて多少重くはなったけど、FJは元々クラッチが軽い方なので、特に問題はなし。
Φ14mmのマスター、余っちゃったな・・・。
2014/03/02