朝から取材音声の文字起こし。
知らない分野の専門家に話を聞くのは面白いなあ、
と思いつつ、3時間近くの音声を起こすのに四苦八苦で、
やってもやっても終わらない。
半分諦め状態で、ランチに出る。
駅前のホールの一角で、
広島と長崎の原爆投下時の写真展が開かれていた。
今日は8月9日か。
長崎の原爆投下というと思い出すのが
ジェイ・ルービンの「日々の光」。
第二次大戦時に米国で拘留された日系移民の物語で、
生き別れになった母親を探す日系二世の息子が
小説の後半に主役となり、母親のいる長崎に向かう。
その母親が長崎で被爆する描写の凄まじさと
底知れぬ悲しみに打ちひしがれた。
読み返そうと思い、家の本棚を探したのだけど、
なぜか見つからない。CD同様、
聞きたかったり読みたかったりするときに
限って見つからない自分の整理の悪さといったら。