中泊町博物館

2016年12月04日 16時56分42秒 | Weblog
こんにちは~ アーヤです

昨日に引き続き空は青くて、風も穏やかでした
見学中のお客様もコートやダウンで来館されたけど、館内では手にもって歩いたり、ロッカーに預けている方が多かった気がします

日曜日の今日は、 毎週恒例のお囃子団体さんによる実演日です
今日の実演担当は、五所川原ねぷた囃子保存会の皆さんです




カメラの画像データを見て思わずニヤッ

一体感がすごい 揃ってる
今日のお客様はお囃子経験者さんばかりなのでしょうか

お客様も保存会さんも一緒になってみんな一緒に「ヤッテマーレ ヤッテマーレ






さて、今日の話題は中泊町からです
総合文化センター「パルナス」内にある中泊町博物館では、現在こちらの催し物を開催中です
平成28年度 秋の企画展
「よそほひ -装ひ/粧ひ―  nacaコレクション」
2016.10.22(土)~12.18(日)



こちらの企画は、NPO法人あおもり(naca)コレクションとして開催しているもので、アフリカやアジアをはじめとする、世界各国の装飾品、実用品、布製品を約400点紹介したものです

様々な産業が工業化される前の時代の、手作業で作られた「よそおいの美」
そして各部族、民族のアイデンティティーがぎっしり詰まった見ごたえのある博物館でした

おそるおそる確認したらば、こちらの企画展は写真撮影OKだったので撮影した写真の一部を抜粋して紹介させていただきます

博物館内は
ビーズ細工
櫛(くし)・簪(かんざし)
遊牧民の帽子
木枕(ヘッドレスト)

と、ジャンル別に展示されているのですが、そのどれもが現代では失われつつあるような繊細な、緻密な作業の繰り返しによって完成した日用品だと思うと、とてもゾクゾクしてしまいました



  

 

  


インドの少数民族のペンダント 目力ありまくり

おそらく今回の企画展の目玉
ミャンマー・タイの山岳民族の女性の頭飾り




パキスタンの少数民族の、冠婚葬祭用の頭飾り


壁に展示された部族、少数民族の写真の華やかさに見入ってしまいますね




遊牧民の帽子はどれもすべて一点ものひとつひとつが意味を持った刺繍です


  

  

  

  

  


動物がモチーフのものもあるのでしょうか?いろいろ独特な帽子もありますね

刺繍がふんだんに施された布や、絞り染めの技巧が素晴らしいものなどため息しかでてきません
  





  

  

アイヌ玉と呼ばれるガラス玉で作られた日本製のアクセサリー、イタリアはヴェネチアで作られたモザイク玉のアクセサリーなど、ほぼ世界中の装飾品が網羅されていました
  

簪(かんざし)は現代でも十分に通用すると思います
カエルの形とかポップですよね


博物館の出入り口付近には、近隣の学生さんがまとめたものなのか読み応えのある資料が展示されているので、こちらも一見の価値ありです


いかがでしたか?
もし興味を持たれたら、ぜひ行ってみてくださいね~

中泊博物館
青森県中泊町中里字紅葉坂210
TEL.0173-69-1111/FAX.0173-69-1115

開館時間9:00~16:45(最終入場16:15)
休館日:毎週月曜日、毎月第4木曜日、祝日

一般)200円 高校・学生)100円 小・中学)50円


では今日のブログはこのへんで へばね~