ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

ベイスターズを応援していて良かったこと

2017-08-08 08:26:36 | Weblog
かれこれ幾つかの投稿にも書いておりますが、私はDeNAになってからの最近のファンでもなく、かといって大洋ホエールズ時代からの古参ファンでもない、中途半端な暗黒期からのファンです。
日本人らしい判官贔屓の嗜好があり、強いチームよりも欠点の沢山あるチームが好きです。勿論欠点が好きなわけではなく、欠点を乗り越えていく姿をみたいという欲求が強い。
自分自身は年をとって体力がなくなった分をお金でカバーするお金で解決方式を採用するようになりましたが、チームには育成という現有戦力での解決を望んでいます。成長を見守りたいから。

さて、近年は広島カープほどではなくとも、ベイスターズファンも増えていると聞きます。
実際ハマスタに足を運ぶと、平日ナイターでもぎっしりとうまったスタンドが目につきます。
内野席でも応援歌を歌っているファンが沢山います。
平日の仕事帰りにふらりと立ち寄って、当日券売り場で通路席が余裕で買えた時代は今は昔。
今日は選手を近くで見たいからFA席で、ゆっくりハマ風浴びながらビール楽しみたいから内野席Cで、と時々の気分を満喫できました。休日も前日に友人たちとメールのやりとりをして、明日ハマスタ行かない?いいねー、外野自由席でいいかなー、オッケー、じゃあ、自由席だから少し早いけど開門時間くらいに待ち合わせでいいかなー、といったやりとりが出来ました。

懐古したいわけではありませんが、時々懐かしく思い出します。
チームは弱く、人気もなかった時代を長らく過ごして、何度もされた質問。それは、

なんで(ベイスターズを)応援してるの?

というもの。大抵相手は少々憐れみの表情を浮かべています。

正直大きなお世話です(笑)
面倒な場合は、地元なんでという伝家の宝刀を抜きます。これで納得しない人はいません。

でも、付き合ってやろうかという気分の場合は、話します。
以前宿泊込みの企業研修に参加した際、夜に懇親会という名前の飲み会がありました。各企業の若手、中堅レベルが参加者ですがオブザーバー的に、各企業のお偉方も参加されていました。
私が座っていた場所ではサッカー話が盛り上がっていました。Jリーグは全く見ないので、にこにこと話を聞いていました。すると、お偉方の一人が、好きなチームはあるの?と私に話を振ってきました。
おそらくバランスを考えて話を振ったのだと思います。お偉方達は基本聞き手で相槌をうったり、話を深める質問をしたりと、バランサーに徹しています。その懇親会は大手企業がスポンサーで、参加企業も大手が多い(うちのような中小も勿論いますが)。オブザーバー役は役員レベルなので出世している人たち。大手企業で出世している人たちは流石だな、と感心してしまう物腰柔らかい対応と、聞き手能力でした。人の話を聞き出せる人が出世するんだなと、しみじみ感銘を受けた記憶があります。
と、話が大分それていますので元に戻すと、話題に乗っていない私にも発言させようと話が振られました。

サッカーは好きですが、Jリーグはあまり見ていません。今は別のスポーツを見ているので時間もあまりありません。

と、盛り上がらない返答をしました。すると、当然、

へー、何のスポーツ?

という質問が来ます。

野球です。

と答えると、それまで聞き手役に徹していた他のお偉方も身を乗り出して来て、

野球なんだ!どこのチーム応援してるの?

と。大手企業の役員クラスとなれば年齢は少々高め。当然野球世代です。
若手のサッカー談義をにこにこ聞いておられましたが、関心はあまりなかったのでしょう。私の回答に食いついてこられたことからも良くわかります。

ちょっと躊躇いながら、
ベイスターズです

と答えると、ベイスターズと言うとされる表情を、年の功でうまく隠しつつ、

へー、そうなんだー

と頷き、好奇心をちらりと覗かせながら、

こんな事を聞くのは失礼かもしれないけれど、何でベイスターズなの?

と続けられました。

その枕詞がなければ失礼ではないんですが、、、
と心で苦笑いしながら、その後、すごい勢いでベイスターズ応援のメリットをガンガンと語りました。

一には、弱いからこそ応援をしなくてはいけない、自分が応援しなくてはという使命感のようなものを感じる。
それと繋がりますが、二には、一勝の重みが大きい。常勝チームは勝つ事が普通であり、ファンは負ける事で大きなストレスを感じるが、ベイスターズは逆で負けることが普通であり、勝つと大きな喜びを感じる。どちらが幸せですか?
更に、成長を見守れる。戦力層が薄いので期待の若手というのが出て来て、期待のままに終わる事が多くても、ある一時点では経験値を積んで期待が実力になると妄想できる。
また、応援という観点ではないが、他ファンからの厳しい視線がない。むしろみんな優しい。営業ではないですが、営業であれば相手チームがどこのファンかを気にすることなく暴露できる。今、皆さんはどんな風に感じられましたか?どこチームを応援していてもライバルではないというのは、営業的会話上はメリットでしょう。

と、半分自虐で演説をぶったところ、大いに喜んでくれて、

いやー、面白いね。これはスライドにまとめてプレゼンすべきだよ
と、話が盛り上がりました。その後は普通の野球談議でしたが、ベイスターズファンのメリットを感じた一瞬でした(笑)

そうやって野球ファンだ、ベイスターズファンだと、誰憚ることなく明るく暴露できるので、ファンであることが周知されます。で、熱を込めて話しても大丈夫だった為、熱狂的なファンであると実際以上に知れ渡ります。そうなると、チケットなどが転がり込んでくるんですよね。

今は上にあげたメリットがなくなりつつありますが、これは喜ばしい変化であります。
今後は他球団ファンから嫉妬される存在になりたいものです。

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2 コメント

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悔しかった時も (テリー)
2017-08-09 07:12:20
お疲れ様です。私も新参者です。現ソフトバンク監督の工藤さん&元読売の仁志さんが同時期に
我がベイスターズの一員になりました。両選手共に読売の日本一に貢献したのにあっさりときられました。工藤さんは、選手枠にも入れてもらえず仁志さんは、当時の原監督が試合に使ってもらえずそこからベイスターズの一員に。早速年齢も近いことから仁志選手のレプリカのユニホームを購入してたまたまにガラガラだったらハマスタのライト側自由席へ、尾花元監督の時代だったと思います。ベイスターズの応援団による応援にもはまりそこからベイスターズの応援をするようになりました。応援に行っても勝ち試合を見る事が中々出来ず年に100敗ペースにもかかわらず弱いベイスターズを応援してきました。首位打者の内川選手&本塁打王の村田選手が居るのにダントツの最下位。悔しかったなァ。当時ハマスタからの読売戦の帰りに読売ファンからのひとごとが胸にささりました〜横浜に足を向けて寝れないよねェ。横浜銀行?と呼ばれてた事も。今は逆に返したいです。そこから応援して居るので勝った時の重みも知っています。暗黒時代でした。そこからみたら強くなっています。私は、これからもベイスターズの成長を見ていきたいと思います
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Re:悔しかった時も (szktmk)
2017-08-09 08:33:43
工藤さんは本当に来てくれて良かったです。むしろ今のベイスターズに来てほしいですね(あと10歳若ければ、、、(笑))。
私は近鉄含む13球団勝利の試合を見た気がします。
あの頃は、多摩の方で働いており、確か徹夜(と言っても、問題なければ寝て良い待機)で早朝に仕事が終わりました。その日は午前中で仕事を終えて、午後からフリー。翌日も午後からで良い等余裕があったので、昼はジャイアンツ球場でのシーレックス戦、夜にドームでのベイスターズ戦を見たのだったと思います。平日二軍戦は途中で席を立つ人もチラホラ。私も途中退席でしたが、ダブルヘッダー組がソコソコいました。東京ドームは立ち見だったでしょうか。記念すべき試合を観られて嬉しかったです。今のベイスターズは若い選手が多いので、工藤さんのような方がブルペンにいたらとっても心強いのに、と思います。
しかし、内川選手いて、村田選手がいて何故断トツ最下位だったのか不思議ですよね。
その少し前は多村さんも金城さんなどもいて、意味が分かりません。
そういえば、多村さんのトレードは衝撃的でした、、、
色々あっての今なので、例え強くなくてもしっかり応援していきたいです。
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